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【ロングインタビュー】エルシャーラウィ「ロマニスタの愛情は、まるでぼくがここから去っていないかのようだった」

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ミランでブレイクした早熟な天才に対して、多くの有識者がモナコでバーンアウトしたと考えていた。かつてフランチェスコ・トッティが「高い山に登るほど転げ落ち易くなる」と話したように、20代前半でスターの輝きを放ち、数年後に姿を消す短命なジョカトーレがいるのは確かだ。プロにとって10年、いや5年でもトップリーグの第一線で転げ落ちずに活躍し続けることは難しい。しかし、エルシャーラウィは、2016年の冬にローマに加入するや、鮮やかに8ゴールを奪い、実にあっさりと元のコースに戻ってきた。そして、2018–19シーズンには、自身6シーズンぶりのセリエA二桁得点を挙げるに至った。怨念のようなカットインを繰り返し、最終的に11ゴールでエディン・ジェコに次ぐ得点者となったのである。
彼がローマの新しい王、ファラオーネとなるはずだと多くのロマニスタが確信していた。ところが、契約更改の話が難航しているうちに、中国のクラブによって引き抜かれてしまう。若干26歳でトップリーグを去ることは、クラブキャリア、代表キャリアの終焉を意味していた。しかし、3年間で総額4800万ユーロの契約書を誰が無視できただろうか?その後、COVIDが世界を襲うと、エルシャーラウィは選手として最も成長曲線のハネる時期をプレーできないまま過ごした。

ローマに復帰して、現在モウリーニョの信頼を得つつあるのはご存じの通りだが、正直に言えば以前のようなムード、フィーリングが彼のプレーから損なわれたのも確かだ。卓越したテクニックの選手で、抜群のシュートセンスは変わらないが、何かの拍子でリミッターが外れる、言い方を変えれば、彼の中のフェノーメノが顔を出すことが無くなってしまった。エルシャーラウィは、以前のような才気溢れる選手に戻れるのか?それとも、モウリーニョと共に、成熟したチームリーダーとしての姿を見せ始めるのだろうか?今回のローマ速報では、先月29歳になったかつての早熟な天才の最新インタビューをご紹介したい。

やあステファン、気分はどうですか?

エルシャーラウィ「とても良いよ。フィジカルも含めてね。最近コンスタントにプレーできるようになってきているから、コンディションも安定しつつあるんだ。やっぱ得点できれば精神的にも楽になるしさ。まあ、個人的には調子は良いけど、チームは違うよね。シーズン初めの状態に戻るにはチーム一丸となって自分たちを取り戻す必要があるよ」

フォームが仕上がってきたことで、開幕よりもプレーに自信が生まれたのでは?

エルシャーラウィ「出場時間が増えて得点できれば、全体的に良いプレーができているわけで、それは心理的にも助けになるよ。シーズンが始まるときは、選手は全員出場機会を手にするために戦う準備をしていなきゃいけない。現在は定位置を得ることができたと思ってる」

『ロマニスタの愛情は、まるでぼくがここから去っていなかったかのようだった』この発言を覚えていますか?

エルシャーラウィ「もちろんだよ!自分の言葉だからね。ローマ復帰が決まった時の気持ちは今でも覚えているんだ」

クラブや都市との絆について説明していただけますか?

エルシャーラウィ「すべては最初の試合から始まった。オリンピコでバックヒールを決めるというサッカー選手の夢が叶ってファンに自分を紹介できた。一度はここを去ったけど、その時彼らとのより深い絆を感じたんだ。ぼくはここで多くの人と繋がりを持ち家族となった。特にロマニスタとの絆はより強固だった。だって、彼らはぼくが去った後も変わらぬ応援をし続けてくれたんだから。だから、その愛情には大きな意味がある。ぼくにとってローマは家にいるのと同じだ。心からずっと長くここにいたいと思ってる」

中国での経験は如何でしたか?

エルシャーラウィ「ぼくはこれまでどのクラブでも、誰とでも仲良くしてきた。ピッチの外でも中でも友だちができたよ。それに中国でタイトルを獲得できたのは本当に良い思い出になった」

あなたはローマで48ゴールを決めて、レジェンドプレイヤー、ブルーノ・コンティの記録を超えました。

エルシャーラウィ「本当に最高に幸せな瞬間だったな。どのゴールもぼくにとって重要だからね。うれしい気持ちにはなったけど、でもそれで終わりにしちゃいけない。だってぼくはまだまだローマに与えられるものがあるはずだから。ぼくはいつだってもっとたくさん得点しようと思ってるんだからさ」

サッスオーロ戦で劇的な初ゴールを決めた瞬間、ベンチの全員がクルヴァスッドに走り出しましたね。シュートの瞬間何を考えましたか?

エルシャーラウィ「いつも話すことだけど、シュートの時は何も考えないよ。考えてしまうと得点できなかったり、変なシュートになっちゃうかもしれないし。あの時は無心で蹴ってイメージ通りのコースに飛んでくれた。あれは、ある種の巻いたシュートでコントロールは簡単じゃなかった。バウンドボールだったのでスタンドに打ち込む可能性も高かったからね。最初は何も分からなかった。でもチームメイトが集まってきて自分が得点したのだと理解した。それからみんなでクルヴァスッドへ走った。何試合もプレーできていなかったから、あのゴールには本当に開放感を感じたよ。それに監督のキャリア1000試合目でもあったからね。重要な勝利だった」

モウリーニョの1000試合目というプレッシャーをベンチで感じていましたか?

エルシャーラウィ「節目であることはSNSや新聞で知っていた。でもぼくたちの目標はただローマの勝利だけ。試合に勝つことだった。監督はその上手くそのメッセージをぼくたちに伝えたと思う。懸かっているのは3ポイントだけって。個人的な目標は、ぼくたち何一つ考えずに集中していたよ。翌日、監督はぼくたち全員をディナーに招待してくれた。そこで、その時ようやく監督にとってサッスオーロ戦の節目がどれだけ大事だったのかを話してくれたんだ」

あなたのベストゴールは?

エルシャーラウィ「やっぱりフロジノーネのファーストゴールが重要だった気がするね。というのも当時周囲からは終わった選手のように見られていたから。あのゴールは言わばエルシャーラウィ第二章って感じさ。あとはチャンピオンズリーグのチェルシー戦で満員のオリンピコで決めたゴールだよね。ドッピエッタを決めて、その中でも、開始数十秒で決めたゴールは信じられない気分になったよ」

今年の冬のヨーロッパ復帰はどのくらい大変でしたか?

エルシャーラウィ「主に体力面での難しさだったかな。セリエAのテンポに慣れるのは簡単じゃなかった。中国では11月から翌1月まで自分ひとりでしか練習できなかった。それでもどうにかできる限りベストの状態でローマに戻ろうと努力はしたけど、チームプレーやシュート練習、パス練習ができなかったのは堪えたな。でもシーズン後半は少しだけチームに貢献できるようにはなったと思うけど」

5月にローマがモウリーニョの就任を発表した時どのように感じましたか?

エルシャーラウィ「突然だったよ。でもすぐにクラブが真剣で野心的なプロジェクトを計画していると思った。長期的なプロジェクトだけど、ぼくたちはプロだからできるだけ早く良い結果を出さなければならない。モウリーニョのような監督がいることで、ぼくたちはもっとやる気がでてギアも上がる。監督は人身掌握に長けていて、選手だけでなくトリゴリアのみんなと仲良くしてる。誰もがその言葉に耳を傾けたくなるような人で、ぼくたちのテンションを上げる方法を知ってるというのかな。ぼくはローマと3年契約を結んでいるけど、モウリーニョにも長くローマにいてもらいたいって思うよ」

毎日監督やスタッフと接して得たものはありますか?

エルシャーラウィ「彼らともすぐに良い関係を築けた。本当にすごい人たちばかりで、なんといってもみんな同じ方向を見てるんだ。これは最も大事なことだよ。つまり、個人的な利益じゃなくてローマの利益について考えているという意味で目線が同じなんだ」

監督から特にどのようなオーダーが出ていますか?

エルシャーラウィ「リトリートで積極的にボールを追いかけるように言われてるね。あとはディフェンスも協力してほしいと言われてる」

その役割(注:おそらくウイングバックという意味)は、よりたくさん走り守備的な貢献をしなければならないという点で、これまでのウインガーとは異なるものでしょうか?

エルシャーラウィ「以前もイタリアで3-5-2でプレーしたことはある。確かに体力的にはかなりキツいけど、まあそれは全然気にしてない。監督に頼まれるなら喜んでそうするってだけ」

現在チームは開幕の好調が嘘のように既にカンピオナートで6敗しています。現在の状況をどのように分析していますか?

エルシャーラウィ「ぼくたちは自信を持っている。ビッグマッチで負けた時も良いプレーはできていた。不運もあったけど、もっと上位チームに善戦できたはずだよ。ぼくはもう29歳で若くない。だからチームがどうやって築かれるものか知っている。新しい監督と新しいアイデアでスタートすれば必ずしも最初から順風満帆とはいかないさ。でもクラブには野心的なプロジェクトがあって、ぼくたちは自分自身を証明して、ロマニスタのみんなに恩返ししたいと考えている」

ロッカールームでオーナーの野心を感じることは?

エルシャーラウィ「彼らはいつもトリゴリアにいて、彼らの行動と言葉で毎日ぼくたちにその野心を伝えているよ。フリードキンズは世界最高の監督を連れてきて、さらにはエイブラハムのような選手を迷わずに買った。この夏は何人もの選手の去就を管理しなければならなかったから、決して簡単なことじゃなかったはずさ。その貢献は、今季ぼくたちがチャンピオンズリーグ出場権を手にすることがどれほど大事か思い出させてくれる」

まずはジェノヴァで再スタートですね。

エルシャーラウィ「そうだね。まずは3ポイント持ち帰ることに集中したい。それは簡単じゃないけど、できる限りの準備をしたいと思ってる。ジェノア戦はローマが復調するための良い機会になるかもしれないからね」

最後に今シーズンの目標を教えてください。

エルシャーラウィ「自分の為にも、ローマの為にもベストを尽くしたい。チームの成功に貢献したいんだ。あともうひとつはイタリア代表への復帰だね。3月には戻れたらうれしい。もしそうなればぼくがそれまでローマで貢献できたってことだもんね。だからそうだったらいいなって思ってる」

<了>

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