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【パジェッレ&戦術分析】ローマ 2-1 サレルニターナ 

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・Rui Patricio 6.5

72分ごろに0-2とされなかったのが実はこの試合の大きな分かれ道であった。失点シーンに関しては敵を褒めるより他なく、彼からしたらノーチャンス。

・Kumbulla 6.0

各紙評価が振るわなかったが個人的には及第点選手① 確かに良くない判断のファールで敵に先制点の機会を与えてしまったが、それ以外は十分な活躍の上での戦術的な理由での交代。甘いですかね?

・Smalling 7.5

守備面だけでなく決勝点と言う形でチームを救った。あわや2-2の同点にされるかと言う場面でも身体を投げ出しシュートコースを塞いだ。彼が連続して試合に出られる様になってから明らかにチームが安定している。

“この満面の笑みで最後にOlimpicoを爆発させた。後方での守備も完璧なパフォーマンス、前線でも欧州トップレベルのゴール。” (by Il Leggo)

・Ibanez 6.0

4Backへと陣形を変えた後も2CBの一角として柔軟に対応した。ボールをもち最終ラインからの組み立てに関与する場面は多かったが、特別大きなインパクトは残せなかったか。

・Karsdorp 6.0

特に前半は右サイドで一定の存在感を示した。後半も4backの右SBとして走り続けたが、特別のインパクトも無かったのでこちらも及第点と言ったところか。

・Cristante 5.5

試合後Mourinhoのコメントにあった様に、毎試合の様に13km近く走る彼にとって現状のこの過密日程は少し酷で、流石に疲れが出ていた様に感じる。

・Sergio Oliveira 6.5

試合を通し中盤で長短のパスを組合せチャンスを演出し、特に前半は彼の楔のパス位しかビッグチャンスは望めない気配すらあった。加入当初の輝きが返ってきたように思われる。

・El Shaarawy 6.0

各紙評価が振るわなかったが個人的には及第点選手② どちらかと言うとAfena-GyanのポジショニングやAfena-Gyanとの連携の問題な気がするのと、実際にお互いのポジションがクロスするような形で彼が敵のゴールエリアに迫る時の方が得点の匂いがした。

・Mkhitaryan 6.5

この試合でも中盤にてマルチな活躍を披露。同点のシーンのアシストは見事な引き付けだった。本当は少し休ませたい…。

・Afena-Gyan 5.0

若いのだし同じPrimaveraのZalewski見習ってもう少し思い切りよくプレーして欲しい。あわやPK獲得の場面は彼の個性が出た良いシーンであったが、他のシーンではどうにも消極的なプレーが多かった。以前も書いたが現状ではスターターとしては厳しい。

・Abraham 5.0

チャンス自体が少なかったとは言え90分でシュート0はストライカーとして頂けない。一番の好プレーはCarles Perezのシュートを避けたシーン。

・Zaniolo 6.0

各紙評価が振るわなかったが個人的には及第点、その3。多少強引さやエゴは見えたのは確かだが、殆どシュートが打てなかった前半の攻撃陣と打って変わりチーム最多のシュート数6を叩き出せるところは流石。

・Veretout 6.5

FKから値千金の決勝ゴールをアシスト。現在チーム内の序列を下げてしまっているが、こういった活躍で中盤のスターター争いに戻って来て欲しい。

・Shomurodov 6.0

後半の限られた時間での出場ではあったものの、しっかりと良い形でシュートが打てていたのは好材料。とにかく結果を出させてあげたい。

・Zalewski 6.5

途中出場で出てきた際にこのポジションの現状のファーストチョイスの風格があった。タイマンで負けたくない敵をしっかりと押し込むことが出来ていた。日々成長を感じて嬉しい限り。

・Carles Perez 7.5

この試合を救った。同点弾の場面では、現状のRomaであの位置から流れの中でゴール出来るのは彼とCristanteくらいのもので、一気にチームのボルテージを上げた。敵の最終ラインが下がり切ったタイミングでの投入で期待に応えたのは流石過ぎる。出場試合数も時間も少ない中で思うものもあるであろう。もう少し積極的に起用して欲しい。

“立ち止まり、枠内に一瞥、そしてゴール。試合を振り出しに戻し、値千金の得点ゴールをローマにもたらした。それ以降も常にインテリジェンス溢れるプレー続け、ボールをコントロールした。出場のチャンスは多くは無いが、決して腐ることがない。” (by Il Messaggero)

“手品のように美しい弾道の傑作を生み出し、最悪の結末に終わるかと思われた試合の幕を開けることに成功した。” (by Il Romanista)

・Mourinho 6.5

途中交代が見事に的中し試合を変えることが出来たのは評価に値する。欲を言えばもう少し楽な勝ち方がしたいが、次の試合を考えると一番いい勝ち方が出来たのは、彼が監督として持ってる証か。

総評

この試合単体で捉えるのではなく、次の試合や今シーズン全体を考えた場合には最高の結果になったのでは無かろうか。シーズン序盤から控えメンバーの起用には疑問符が付いていたMourinhoが5人の枠を使い切り、そしてその選手達の活躍により試合終了10分間での逆転劇ともなれば、それはチームの団結力も高まるであろうし、試合後Smallingの発言からも分かる通りこの試合は木曜日のECL Bodø/Glimt戦に向け絶対に必要であった。加えてこの試合をPellegrini抜きで戦えたのは非常に大きい。

試合そのものだけに目を向けると、正直自分の中でも「いつか逆転できる」という感覚はあった。というのもSalernitanaはこれまでもInterやNapoli、Lazioのような攻撃的な組織に対しては大敗を喫しながらも、それ以外のチームには基本的に引き分けや惜敗と、どうしてもあと一歩足りない試合、特に守備面で勝利を掴むのが難しそうなチームであったので、時間経過で何とかこじ開けることが出来る気はしていた。(とは言え、時間が経つにつれその想いは薄れかけてましたが…)

Romaは3-4-1-2とも3-4-2-1取れる布陣でその曖昧さをAfena-Gyanに持たせた。殊にこの試合への勝利と言う点で言うと、個人的にはこの采配は少しぬるいかなと思っており、勿論Mourinhoの中にはZalewskiを先発させ、前にEl Shaarawyを置くようなプランもあったとは思うが、そのような方がよかったのではと思う。

理由の1つ目である全体感の部分としては、基本的にはRomaの一番の強みがカウンターにあり、Salernitanaに先制され徹底的に守られた場合に、相手に勝つチャンスをより与えてしまう展開になることから、必然的に先制点が求められたという事。実際にその様になってしまったが、どんな監督も先制を許しドン引き状態の敵から逆転することをプランAに置いている訳が無い。

もう1つの理由としては、ここ最近のAfena-Gyanのコンディションとそもそものスキル面だ。ポジションの曖昧さの部分にもつながるが、彼は基本的には前に走りたいタイプなので抜ける為のスペースを前に用意しがちだが、あくまで組み立てに加われるタイプでも無いので、ミドルサードからファイナルサード迄をMkhitaryanが一人でドリブルで運ぶような場面が目立ってしまう、その場合Mkhitaryanが潰されてしまうか右サイドのKarsdorpに預けるか以外の展開に乏しい。結果的に前半のRomaの攻撃はとても間延びしてみえる場面が多かった。

ここに関してはAbrahamにも成長を期待したい。折角上背があるので昨年のLukakuや好調時のOsimhenの様に中盤をすっ飛ばしても、又はサイドからの放り込みでも点が取れるようになるか、またはDzekoの様にもっと中盤まで下がって組み立てに関与する柔軟性が欲しい。

結果的にZanioloの投入でギアが1つ上がり、Carles Perezの投入で試合が動いたことからも中盤からの組み立てに難があったのは確かであるが、後半著攻撃的な4-1-2-3にシフトチェンジし勝利を掴んだアプローチと個々の選手は実に素晴らしいの一言。
次はECLここが今年のRomaの分水嶺になる事は誰もが認識している。Forza Roam!勝つぞ!


採点者:くわしん

小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

 

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