ペッレグリーニ主将、2021年を総括する
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【パジェッレ】トリノ 0-3 ローマ

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・Rui Patricio 6.5

シーズン合計15のクリーンシートは素晴らしいの一言で、リーグ2位の成績(1位はミランのMaignanの16試合)。このGKがいてこの順位は少し申し訳ない気持ちになる。シーズン全試合出場の成績込みで少し甘め採点。

・Mancini 6.0

特に前半は守備面でも安定的であったが後半少しペースダウンした。ただ攻撃面でも積極的に顔尾を出しいつもの試合以上に走ることでチームに貢献していた。他人がカード貰った時にお叱りみたいなことしてますが、それはおまいうすぎでは。

・Kumblla 6.5

ハイボールの処理などで徹底的に壁になり続けとてもいい出来だった。Smallingとは異なるタイプのCB中央だなと感じたのは特に攻撃面で、自身の持ち上がりなどが何度かあったのも好印象。母国への凱旋試合に向けて調整は完璧か。

“特にヘディングでは敵に一度も競り負けず、また1番素晴らしいストッパーとして過ごすことができた。” (by Corriere dello Sporto)

・Ibanez 6.0

若干守備面ではまだ不安の残るSpinazzolaのサポートもあり守備に奔走する時間が多くなり、早い時間でカードももらってしまったが大きくペースを落とすことなく試合を終えられた。

・Spinazzola 6.0

前節に続きまだ調子ではないものの、瞬間瞬間に彼の個性を感じることができた試合ではあった。シーズン最後のタイトルをかけた試合にどのようなコンディションで臨めるか。

・Sergio Oliveira 6.0

中盤底からの攻撃の起点を管理する役目を担っていた。タスク的には若干苦戦してしたように見受けられたが、慣れないメンバーでのなれない布陣でのかじ取りだった為各紙評価も分かれていた。個人的には途中交代の意味合いを考えても少し甘めで及第点か。

・Veretout 7.0

昨年と大きく異なり、攻撃時はフォローに入り守備時はスペースを埋める動きを周りに合わせて受動的に行う何でも屋のタスクで、前半は特に試合経験の少ないSergio Oliveiraとのコンビに苦しんだが、それでも何とか自ら修正を行いタスクをこなし続けた。

・Zalewski 6.5

慣れない右サイドでも仕事が出来たら本物だなと思ってみていたが正に本物だった。Karsdorp とは異なり、切り込んでエリア内で勝負するタイプの右サイドで、両足が起用に使える強みを最大限生かした。ECL決勝に向けた温存交代と、完全にこの1年で戦力に昇格した。

“ポジションを右に移され、Ansaldiのような老獪な選手との対峙ともなると対策が必要にもなるものだが、才能や個性の発揮には年齢もポジションも無関係であると証明するのには時間は必要なかった。” (by Il Romanista)

・Pellegrini 7.0

1年かけて作り上げたAbrahamとの連携が完全に花開き来季に向けても明るい光が差した。シーズン最終戦でCapitanoが試合を締めくくるゴールを決めたのも実にストーリーとして素晴らしい。

“右SHの低い位置で試合を始め、そこから徐々にプレーエリアを広げShomurodovをサポートした。その後前線に戻りAbrahamの先制点を演出する。後半のボールタッチでも、3-0とするPKに至るまで、鋭く意味のあるタッチを披露し続けた。” (by Il Messaggero)

・Shomurodov 6.5

先制してチームとしてバランスをより重視する時間帯でも敵DFに深さを持たせた守備をさせることに大きく貢献していた。Abrahamとは異なるタイプのCFWとしての責務を全うした。

・Abraham 7.5

若干甘めの採点ではあるが、この敵地での試合において口火を切った点は大きく評価できる。セリエ挑戦初年度にしてシーズン17得点も立派過ぎで、長年Romaが見つけられなかったDzekoの後釜を完全に務めた。最後のPKでハットトリックだったのをPellegriniに譲れるところも普通に素敵すぎる。

“真横にShomurodovがいることでスペースが生まれ、理論上はタスクが軽減される(がしかし、彼は労を惜しまない)。リーグ戦で約2カ月間イマイチな結果しか残せなかった彼は、リードを引き寄せる一粒の真珠で再び感覚を取り戻した。さらに2点目となるペナルティに挑みしっかりと決めた。彼はまだ27歳。Abracadabraham.(よくわからないがアブラカタブラと文字って魔法のような出来であることを言いたいみたい)” (by Il Romanista)

・Cristante 6.0

彼の投入で完全に試合を締めに行くムードになった。いつも通りの安定的な守備で最終戦への最終調整に入った感じがした。

・Karsdorp 6.0

入って早々らしいアーリークロスの放り込みと短時間ながら個性を出せていた。古巣との対戦に向け準備万端か。

・Zaniolo 6.5

PK獲得以外にも全体的に守備寄りにシフトするチームにおいて攻撃面の火力を底上げした。

・El Shaarawy 6.0

極めて短いプレー時間の中で枠内シュートが打てており、サイドからの仕掛けも形として出来上がっている。

・Vina 6.0

彼もまた特別少ないプレー時間ながら敵のエリア内でシュートを放つなど、彼らしいプレーで試合に関与できたのはとても好材料。

・Mourinho 7.0

頭の相当な部分がECL決勝に向かっていたであろう中で、コンディション調整と並行してこの試合の勝利を掴めたのは本当に素晴らしい。何よりよく1年でここまでチームを仕上げたと思う。

“今シーズン最後の指揮試合ででELへの切符を手にした。チームは最初の数分間でチームは後退したが、MourinhoはPellegriniを左に配置しなおすことでチームに正しい感触を与えた。多くのファンが長年夢見るのを諦めたタイトルで今年1年を締めくくるにあたり、もう本当に最後の1試合のみ。” (by Il Leggo)

総評

まず日程変更を進めてくれたLiga Serie Aとこれ対応してくれたTorino FC側に感謝したい。家族で観戦に行く予定だったTorinoのファンだって沢山いたはず。そしてその様な状況下でもスタジアムに集まった人々は最後までチームに声援を送り続け、Belottiを送り出す姿は本当に美しかった。
このように敵チーム側への賛辞を惜しみなく送れるのは、Romaの試合が素晴らしくELへの参加が確定したからに他ならない。試合としてもシーズン指折りの試合となった。

色々な意味合いで1年間シーズンを戦ってきたチームの集大成といえる試合で、この試合に出場した16人は少なからず育成枠ではない戦える戦力と換算されていると感じた(もちろんこの1試合に出ておらずとも戦力に換算されている選手もいる)。このチームはシーズン序盤途中交代が少な過ぎたことで物議を呼んだが、そのスタイルを貫き通しながらも、戦える16人以上のチームを作り上げ、途中交代の選手も全員個性を発揮する試合運びができたのは、まさに集大成といえよう。

試合単体では今年のBest DFに選ばれたBremerの不在は実に大きく、序盤はVeretoutがうまくペースに乗り切れず攻撃へのフォローが遅れる場面も多い中でも前線のメンバーでチャンスを作れていたのその影響も否定できない。ただカウンター主体のサッカーを貫き有利に試合を運んだ点は実に素晴らしく、特に右サイドを主軸に両サイドで綺麗に三角形を作りながら、巧いことごちゃっとした空間を作り攻撃してくるTorinoに対して最終的にKumbllaを軸に守り切れたのが良かった。

正直書いていてももう最終戦のトロフィーがかかったECL決勝のことばかりが頭をよぎってしまいます。泣いても笑っても今シーズンラスト1戦。すでにこのチームには感謝しかない、素敵な1年にしてくれた。それでもあと1勝、あと1勝だけのわがままを言いたい。なんとか夢を現実のものとしたい。
Sempre Forza Roma!


採点者:くわしん

小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

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