text by m♡o♡s♡h
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・Mirante sv
ベストゲームをベストポジションで観戦した。
・Ibañez 7
ジェルビーニョ対策で右に入り完ぺきに封じ込めたし、単純なかけっこでも勝っていた。オーバーラップも熱い。
・Cristante 6.5
気が抜けたイージーなミスが少し気になるが効果的なパスを供給。
・Mancini 7
着実さに加えて威厳と迫力を備えたプレイ。こちらもボールを運べる強みがありがたい。
・Veretout 6.5
本日の太陽ことヴィジャールを中心として衛星のように労働した。
・Villar 7.5
低い位置で敵をちょんとかわして展開するさまは、トップから下りて仕事をしていたトッティを彷彿とさせた。ポテンシャルは感じていたけど、まさかここまでとは……。
・Karsdorp 7
ローマに来てベストバウト。すべての動きが良く特にクロスの精度は完ぺきで、今日は”デイヴィッド”・カルスドルプだった。あと短く刈った頭の生え際を見て、ハゲそうでハゲないタイプのスタンドだな、と思いました。
・Spinazzola 7.5
縦を切られた後の動きが課題だったけれど、中への侵入とそこからのスルーパスというスキルを身につけていた。もうワールドクラスでは?
・Pedro 6
お祭りに参加できなくてかわいそう。
・Mkhitaryan 7.5
今日も2得点。どの地点でもムヒタリアンをフリーにすることは許されなくなった。
・Mayoral 7
ストライカー然とした飛び出しと身体を張ったポストプレイで9番の代役を本人と同等以上に見事にこなした。
・Juan Jesus (⇔ Ibañez) 5.5
一人だけローライン作戦を敢行しててかわいかった。
・Carles Perez (⇔ Mayoral) 5.5
攻撃陣のいい波に乗りきれなかった。
・Bruno Peres (⇔ Spinazzola) 5.5
派手さはなくも左サイドで違和感がなくなってきた。
・Diawara (⇔ Villar) 6
ヴィジャールより重心は低かったけれど、さっと前を向ける能力と展開力はさすがだった。
・Pellegrini (⇔ Pedro) sv
・Fonseca 7.5
ここ10年でベスト10に入る試合を見せてくれた超名将と言っていいでしょう!
総評
ローマの強さに慣れてない僕のタイムラインは大いにざわついていました。
最近で言うとアタランタを撃破したナポリを見た時と同等以上の衝撃を受けましたね。全ての選手の全てのピースがカチッとはまるとここまで強くなれる。ローマは一日にして成らずというのは正にそれで、僕らはもしかしたら初めて前年の主力をほぼ残留させて同じ監督で継続するという、当たり前のことが持つ力強さを体験しています。
パジェッレをつけましたけども、この試合に限っては個々を評価する意味がないほどチームがひとつの生物一個体として機能してました。どのポジションのどの選手もボールをもらう時に動かないということはなく、基本的には前を向いてプレイしていて、パルマ視点からすると「そりゃ無理だよ」となったでしょう。特にセンターハーフの二人と両WBが素晴らしかった。いや、やっぱり全員かな。
後半に当たり前のようにあったスーパードタバタタイムも発生せず、普通に競合でした。贅沢を言うならば、後半も押していながらも得点できなかったことと、交代選手が増えるごとに連動が見られなくなっていったことですが、後半のチームでも不調時のローマよりはよっぽど強かった。
オーナーからチームからクラブハウスからティフォージまで、ここまで一体になれてることは久しぶりです。やはり勝利こそ最良にして唯一の処方せんなので、このまま連勝・無敗をぜひ継続してね!
コメント
モッシュさん
ビジャールの覚醒、両ウイングバッグの躍動、ムヒタリアンの脅威、継続性がもたらしたチームのレベルアップでしょうか、言われる通り、プレシーズンの格下相手のフットボールのように圧倒してましたね。ビッグマッチで勝ちきれないフォンセカと思ってましたが、ここ数試合で考えるとナポリ戦も負ける気がしないですね。
次節のリーグ戦が今季を占うビッグマッチとなる気がします!
ビッグマッチが楽しみなのは久しぶりです。
去年のラツィオを見て、「新人監督のインザーギでも信頼して使い続けるとここまで強くなれるんだ」と痛感していたので(もちろん本人の努力と才能のどちらもあったでしょうが)、ローマに継続性があることに単純に喜びを感じています。
ナポリ戦はディフェンス陣がどれだけ復帰できるかにかかってますが、おっしゃるとおり久しぶりにポジティブな姿勢で臨めるビッグマッチですね!