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【トリゴリアトゥデイ】ジョン・テリー「なぜ選手たちがモウリーニョの下で全力を尽くすのか?」

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昨夏のユーロ大会でアキレス腱断裂による長期離脱のレオナルド・スピナッツォーラですが、フィンランドで2日間のリハビリ箇所の確認を終えてフィウミチーノ空港に戻ってきたところで記者団にコメントをしています。

スピナッツォーラ「すべてはうまくいったよ。とてもうれしい。シーズン中に復帰できるかどうかは、今はまだチーム合流も決まっていないので分からないけど、着実なペースで進めている。とにかくすべてのひとたちのお礼を言いたい。ただ、まだまだの状態。ページをめくって、ひとつの章が終わる。そして新しい章がはじまるんだ」

またチェルシー時代の教え子で、事あるごとにモウリーニョ監督への絶対的な信頼と忠誠を語るジョン・テリーがSKY SPORTSで独占インタビューに応じます。その一部が公開されました。

なぜ彼の指導を受けた選手たちは、モウリーニョのために全力を尽くそうと考えるのでしょうか?
テリー(元イングランド代表)「ジョゼは常に要求が高く、そしてフェアな男だよ。毎日すべての選手が100%の力を出すことを求めている。彼と一緒で90%、80%は有り得ないんだ。良いプレーが出来なければ監督はそれを常に指摘する。それは選手に対して正直という意味でもある。だから良い練習、プレーができなければジョゼは失望を隠さない。だから誰もがもっとコミットするために意欲を燃やすのさ。あるとき、プレシーズンに私とガリー・ケーヒルが流し気味で練習をしたことがあった。彼はそれを見て立ち止まり、新加入も含めた全員の前でこう言い放ったよ。「明日、私は1億ポンドでお前たちより有能なセンターバックを二人獲得に動く」私とガリーは顔を見合わせて「おいおい、まだプレシーズンの初日だし、ましてや俺たち昨シーズンにプレミア制覇してるんだぜ」って思ったさ。しかし、その一件で誰もが鞭を入れられた。トレーニングで競争力は高まった。今になって振り返れば、あれは新しく来た選手に伝えたかった明確なメッセージなのだろう。そして、スタープレイヤーはいるが、チームのボスは自分だというメッセージも込められていた。そしてとある時には彼は私たちを抱きしめて「だから君たちが今シーズンもセンターバックなんだ」と伝えてくれる。彼の下でプレーしたいと思うのは、こういった繊細さを持っているからなんだよ」

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