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【セリエA開幕戦 前日会見】デ・ロッシ監督「この都市でローマよりも重要な選手はいない」

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いよいよ明日開幕するローマのカンピオナート。その試合に先立って、デ・ロッシ監督が前日会見を行った。さあいよいよ絶望と歓喜、狂騒と失意のセリエAが始まるぞ!


カリアリ戦に出場不可能な選手は?またディバラの問題をどのように扱いますか?

デ・ロッシ監督「パレデスは出場停止なのでプリマヴェーラに合流することになる。ディバラに関しては、他の選手と同様に移籍の扉は開かれている。ただし、今は俺たちと一緒にいるし、明日は招集される。なんの問題もないよ」

ローマの監督として開幕から始まるファーストシーズンです。あなたの目標を教えてください。

デ・ロッシ監督「プレシーズンで確認したチームの熱意と仕事への献身をこれからも見続けたい。これは俺と同じ目標を持つ何人かの監督と同じだろうな。プレシーズンの最初は若手で構成されていたが、ベテランのおかげでクオリティを落とさずにトレーニングができたと思う。今日一緒に働いている選手たちが9月2日もチームにいると言いたいが・・・正直うちに限らずどのチームもそうではないことは判っている」

ディバラを失う可能性についてどのようにお考えですか?また、一人のロマニスタとして、このようなスター選手の喪失をどのように消化しますか?

デ・ロッシ監督「監督の立場で、ロマニスタであることを今の俺に強いることはできない。俺が監督としてやるべきことは、まずは噂話をしないことだろうね。そもそも移籍交渉に俺は参加していないからな。それよりも明日は大事な試合が待っている。パウロ(ディバラ)は明日俺たちにここ数日で何が起こったのかを説明するだろう。もちろん技術的に彼は優れた選手だ。俺はパウロに直接伝えるべきことは伝えた。全員に面と向かって言うべきことを言う。この件について黙っていることに義務なんてない。ただ、俺は強いチームが作りたいだけ。この都市でローマよりも重要な選手はいない。俺は強いチームを構築して素晴らしいシーズンを過ごしたい。それだけが俺の助けになる。昨年よりも良い順位で終えたいんだ」

マティアス・スーレの評価は?

デ・ロッシ監督「この選手が対戦相手にとって脅威になり得るかどうかは、プロヴィンチャでプレーした昨シーズンが物語っている。いくつかの統計では、アシスト、スルーパス、ファイナルパスなどは23歳以下の選手でトップクラスの数字だ。出場機会の少なかった選手たちにも言及しておくが、みんなトレーニングに集中して、高いレベルを維持している」

セリエA最高の選手を失う事と、より強いチーム作りをどのように両立しますか?モウリーニョはまさにこのような状況を相談できる相手の不在を訴えていましたが。

デ・ロッシ監督「現状についてはすでに噂の域を超えているが、その話はメルカートの終わった後になるだろうな。別に今詳しく話したくないわけじゃないが、単に何も判らないんだ。俺もディバラ本人も、まだ終わっていないことについて話すのは難しいさ。現役時代だってそうだった。ただ、例を挙げると、24か月前にあるチームがファビアン・ルイス、インシーニェ、メルテンス、クリバリといった中心選手を放出してスクデットを獲得した。いいかね?別に俺たちが選手を失ってスクデットを狙えると言いたいわけじゃない。強い選手を失っても、チームを立て直し、再生させることはできると言いたいんだ」

移籍市場についてロマニスタの考えを知る機会はありますか?

デ・ロッシ監督「俺はいつもスポーツディレクターと一緒に選手を選んでいる。一部の会長はメルカートに口を出すだろうが、ローマでは俺たちに一任されている。数日前にSNSで俺を侮辱する投稿を見たが、俺にはやるべき仕事があり、俺が望む選手は俺の技術的な信念に基づいている。俺は昨日選手たちにこう言った。「今がナーバスな時期なのは理解している。それで気が散って集中できない選手がいるかもしれないことも判ってる。だけど今は日曜日のカリアリ戦の事だけ考えよう。それでも気分が乗らないなら、俺はそれを受け入れるから話して欲しい」とね。そう話した俺がこの記者会見で2時間移籍について話すならば、それは選手たちに言ったとの真逆の行為になるはずだ」

ドフビクのプレースタイルについてどのような感想を持ちましたか?またSNSでの侮辱的な発言にはどのくらいショックを受けたのでしょうか?

デ・ロッシ監督「思うにドフビクのスタイルはルカクとそれほど違うとは思わない。彼らはスペースを突き、局面でのボールコントロールとスピードもある。エリア内の決定的なフィニッシャーをローマは手に入れたよ。現在は俺が求めるものを理解させようとしている。最初は新加入の選手に多くを伝えすぎて、彼らは皆ボールを受けると複数のことをいっぺんにやろうとし過ぎたよ。だから今は基本的なことを覚えてもらうために要点を絞って指示を出している。SNS?そうだな、おそらくみんな俺と面と向かっては何も言えないだろう。というか、道でバッタリ出会った他人に、癌になって欲しいとか、お前の家族は死ねばいいとか、そんなこと言えるか?今は笑って話せるが、そんなメッセージが100件も届いたら10分間は不愉快だ。ただ、たまにプロフィールを見るけど、14歳に満たない子供だったり、まともに取り合う必要のないヤツだったりする。俺がローマに戻ってきたら、そういうことが起こり得ると覚悟していたし、選手時代よりもロマニスタたちとの関係が悪くなるかもしれないと思っていた。今はかつてみたいに守られたり、ちやほやされることもない。でも一部のロマニスタを除けば俺を傷つけようとする人もいない。まあ、ローマが良い結果を出せば、シンプルに俺を傷つけたくてSNSを楽しんでいる奴らとの関係も修復すると思うね」

<了>

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