Juventus | Sunday, 1. September 2024 | AS Roma |
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0:0
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goals | |
none |
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Manager: Thiago Motta
Ass. Manager: Alexandre Hugeux |
Manager: Daniele De Rossi
Ass. Manager: Guillermo Giacomazzi |
サッカー界の功労者、スヴェン・ゴラン・エリクソン監督の死去を受けて試合前に黙とうが捧げられた。この一戦は、タミー・エイブラハムとトレードで加入したばかりのサレマーカーズが先発に名を連ねる。これは間違いなく期待感のある獲得で、この試合でも序盤から独特のリズムと視野でプレーをした。
序盤からお互いエネルギーに満ち溢れるパフォーマンスを見せた。時間帯によってどちらかのチームに講習の針が振れるということはなく、両チーム共前線にボールを運び、そのいくつかをシュートに結び付けていた。しかし、得点が動くことはなく後半に折り返す。
小康状態の続く後半27分にデ・ロッシ監督は新加入コネを投入。そして81分にドフビクに代えてショムロドフを投入。今季ローマで唯一の得点者だ。それにしてもここまでドフビクは沈黙を続けている。ボールに触れる機会の少なく、中継の画角から外れることも多いセンターフォワードの努力がどれほどのものなのか、我々に知る由もないが、下がってボールを受けないのは戦術だとして、プレースピードがイタリア基準に到達していないと感じた。慣れるのが先か、外されるのが先か。どちらにしても彼に残された時間は少ない。
総括としては、まず連敗を避けることができて、それなりに今後の方向性を指し示すことができたのは良かった。新体制ユヴェントスと互角か、それ以上でぶつかるシーンも幾つも見ることができた。しかし、このチームでもっとも完成に時間がかかるのはフィニッシュに関与するファイナルサードで、ここの独創性のなさにフラストレーションを覚える。
ポゼッションを選択する時点で相手が守備陣形を整えている可能性が高く、そこをクロスだけで崩していくのは、その後のカウンターのリスクを分散する意味でも避けた方がいい。中央を数人で崩すなど、硬軟織り交ぜて攻撃に色味を加えて欲しい。
試合後の監督インタビュー
守備は堅牢だが、攻撃でアイデアに欠けている。何を加えるべきか?
デ・ロッシ監督「結果が出ていない時期だったからコンパクトなチームで堅い試合をすることが重要だった。ローマでは現在プレッシャーがのしかかる時期だ。とにかくパフォーマンスを落とさずに勝ち点を持ち帰ることが重要だった。これから中断時期で、2週間はより落ち着いて仕事ができるはずだ。俺たちは自分が何者か判っている。もっとボールを動かせたという意味では良い試合ではなかったが、相手も強く、選手たちはよくやってくれたと言いたい」
ドフビクについてお聞かせください。
デ・ロッシ監督「対戦相手にとって脅威になっている。モッタ監督はブレーメルとガッティ2枚をドフビクにつけていた。チームとのコミュニケーションやパフォーマンスのキレは問題ではないんだ。懸命にチームと一緒に戦った。これから多くのゴールが生まれるはずだ」
あなたはローマがすぐにスクデットを目指して戦うと言いました。今でもそう思いますか?
デ・ロッシ監督「すぐにというのが何を意味するかだ。俺は今シーズンに限定して話したわけじゃない。だが、今年のメルカートでは非常に優れた選手たちを多く獲得できた。クオリティと野心に溢れる選手たちを獲得するというこれほどポジティブな状況であれば、ローマは強豪とそれほど大差はなくなるだろう。それでもまだ俺たちより強いチームは存在しているんだ」
<了>
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