ユヴェントスは夏のキャンプにマティアス・スーレを呼び、キエーザを外したのだという。もちろん両者とも我々のターゲットだが、多くのオファーを検討したいというキエーザに対してローマは現在レースからは後退している。てなわけで、7月20日のメルカート動向をお伝えしたい。
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ローマとレスターの一騎打ちとなっているマティアス・スーレ争奪戦。本人はイタリアでのプレーを望み、さらに同じアルヘンティーナのディバラ、パレデスがいることからローマを希望している。英国移籍サイトでは、レスターが来週中の契約成立を目指して、固定+ボーナスで2100万ユーロを提示したと報道。
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移籍専門記者アルフレド・ペドゥーラによると、ローマは2800万ユーロの固定+ボーナスに増額したと報道。
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『calciomercato』によると、ローマは移籍金を引き上げておらず、ボーナス部分を修正する準備があるとの事。来週月曜日の成立を目指して動いている。現時点でレスターは2500万ユーロ+ボーナス500万ユーロでほぼユヴェントスの要求額通り。一方でローマはボーナス込みで2600~2700万ユーロの成立を目指している。すでにスーレと個人合意が成立しており、選手には180万~200万ユーロの年俸が支払われる予定だ。
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ローマのギゾルフィSDは、フリードキンオーナー、リナ・スルクCEOとの協議の結果、現在の提示額が適正な金額であることを再確認している。レスターが3000万ユーロを提示する可能性はあるが、現在クラブはその未来のオファーを恐れていない。なぜならば、スーレとローマはすでに5年の個人契約を結んでいるからだ。
ルカクが去り、超主力級でありながら怪我しがちなディバラがシーズン通じて使えないチーム状況で、デ・ロッシ監督が個人に依存しないチーム、つまり誰もがゴールを狙う組織的なチームつくりにシフトしていくのは自然な流れで、その中で軸となるのがスーレということなのでしょう。もちろん現時点でソルバッケンやエイブラハム(ディフェンダーではスモーリング)も重要な戦力としてトレーニングに加わっているので、既存選手のモチベーションを上げるのがとても上手いデ・ロッシ監督の手腕はすでに発揮されているという感想です。
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