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ASローマジャパンツアー チケット 座席情報その他

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ぼくは普段南葛SCというサッカークラブで働いているので、日常的にサッカーのスペシャリストに囲まれて生活しています。ですが「ローマって誰がプレーしているの?」「トッティってまだいる?」さらには「ローマってイタリアだっけ?」と言われることが少なくありません。ですがそんなことはロマニスタ歴18年のぼくはとっくに慣れっこなのです。

この認知度低さをぼくは、グロバリゼーションの失敗と考えてました。ASローマは、イタリアの首都ローマで最も支持されているクラブで、バンディエラと呼ばれる地元出身の選手がカピターノになり、チームをけん引していくという成長の物語がありますが、2011年にアメリカ資本に移行してからの当時の体制では、この首都のクラブの持つ美学を、世界に正しく伝えることができなかった。それがグローバリゼーションの失敗、ブランディングの失敗だと感じたのです。

今だから書けることかもしれませんが、前体制時に何度かローマのディレクターから日本のファン層、ファンコミュニティについて尋ねられ、また東京で会談もしました。ですがこの時期、ローマの日本ファンクラブが設立されることも、チームが日本で親善試合を行うこともありませんでした。なにより彼らは、ローマの試合を観るために日本人が、真夜中の3時45分に起きている事実すら知らなかったです。この調子では、ぼくが生きているうちにローマは来ないだろうと危機感を感じて、まずはもっとローマ速報の影響力を高めるしかないと一念発起してリニューアルしたのが2019年。その際にぼくはこのようなテキストを書きました。
ローマを日本に呼ぼう! | ASローマ速報〜ROMANISMO (asromasokuhou.com)

来ないなら呼ぼう!という理屈です。そのために遮二無二に頑張ろうしたのがこのころのローマ速報でした。ロックスターになりたいので、まず事業を成功させてレコーディングスタジオを建てて、テレビの放送枠を買った千葉の英雄ジャガーさんと割と似た発想だったと今では思います。そうこうしているうちに、あれから3年経ち、気が付けば当時の経営陣、ディレクターは全員クラブを去り、その後コロナがまん延して、日本に来るなど夢のまた夢と思っていたところで実現したのです。そう、ローマ来日が!

ということで、ローマのジャパンツアーについてお伝えしたいと思います。

来日スケジュール 座席情報

ローマはイタリアを11月22日に出発して、23日に到着予定です。親善試合は2試合。

第1戦 11月25日 19:30 KICK OFF
名古屋グランパス VS ASローマ 豊田スタジアム

オフィシャル先行
※抽選 “9/30(金) 18:00 ~10/10(月) 23:59”

いち早プレリザーブ
※抽選 “10/4(火) 12:00 ~10/10(月) 23:59”

各クラブ先行
※先着 “10/19(水) 18:00 ~10/24(月) 23:59”

セブン-イレブン先行
※先着 “10/24(月) 18:00 ~10/31(月) 23:59”

一般発売日
※先着 “11/5(土) 12:00 ~


マニアックポイントとしては、ローマ側のゴールが南側となっており、これはクルヴァスッドと呼ばれるホーム、スタディオオリンピコと同じ方角ということです。ですので、ゴール裏で観たいところです(ただロイヤルVIPも捨てがたい)

第2戦 11月28日 19:30 KICK OFF
ASローマ VS 横浜Fマリノス 国立競技場

オフィシャル先行
※抽選 “9/30(金) 18:00 ~10/10(月) 23:59”

いち早プレリザーブ
※抽選 “10/4(火) 12:00 ~10/10(月) 23:59”

各クラブ先行
※先着 “10/19(水) 18:00 ~10/24(月) 23:59”

セブン-イレブン先行
※先着 “10/24(月) 18:00 ~10/31(月) 23:59”

一般発売日
※先着 “11/5(土) 12:00 ~

こちらもローマはクルヴァスッドです。エグゼクティヴルームという100万円のシートも気になりますが、声出し応援シートはむちゃくちゃ魅力的ですね。というのも、ローマは通常ホームゲームで試合前に美しいローマアンセム『ROMA ROMA』を流します。この試合はホームではありませんが、興行試合なので、マフラーを掲げながらロマニスタたちが合唱できるように粋な演出として、アンセムが流されるはずです。ですので、この声出し応援シートは熱心なファンにとってはとても重要でしょう。


※現地ではこんな感じ。

チケットの販売は本日30日、ユーロジャパンカップのサイトで開始しますが、ひとつ気になる追加情報としては「ダイナミックプライシング」という制度が導入されていることです。

試合日程、席種、市況、天候、個人の嗜好などに関するビッグデータ分析を基に試合ごとの需要予測を行い、需要に応じたチケット価格の変更を自動的に行なうことで、ファンの皆様のニーズに応じた“適正価格” で販売を行う仕組みです。(公式サイトより)

つまり、チケットの売れ行きや、開催期の気象コンディションに応じて価格が変動するというものです。PSGはチケットが高騰しましたが、ローマなので(と書くのもアレですが)あえて今日チケットを取らずに様子見でダイナミックプライジングの動向を覗うというのもアリかなと思います。

ちなみにぼくは両日とも行こうと思っています。ローマが最初に来日したのは2004年。みんなその直前のアメリカツアー後にそのままバケーションに旅立ち、来日したメンバーは、9番を背負ったデルヴェッキオ以外はほとんど誰も知らない下部組織の子供たちで、マニアックと言えばマニアック、渋いっちゃ渋いメンツでしたが、できれば今回はイタリア代表のスター選手、ペッレグリーニ、クリスタンテ、スピナッツォーラ、エルシャーラウィ、若手の期待の星ザレウスキなど、垂涎もののラインナップを期待しています。

そして、もっと期待しているのが、日本各地でこれまでローマを応援してきたロマニスタ諸氏が集結するであろう事実です。これを機にぼくたちは団結したいと思っていますし、みなさんとお会いできるのを楽しみにしています!

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