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ナインゴラン「ローマで最も恋しいものは・・・」

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ナインゴランは懲戒処分的な意味合いでローマを去った。フロントはトッティ、デ・ロッシ、ナインゴランとチームの心臓を3度取り除いた。そして、1月にフロレンツィという求心力を失ったチームが連敗したことをファンは忘れてはいない。サッカーさえちゃんとしていれば、私生活はタバコを吸おうと、明け方にクラブで知り合った女と愛し合おうと自由だと語っていたナインゴランである。その言動を看過できないと判断したクラブは彼をインテルに売却してしまった。もちろんファイナンシャルフェアプレーの影響もあったのだろうが、収支の為にまたひとつクラブの心臓を取り除いたことには違いない。これが正しかったかどうか、その答えはロマニスタが知っている。現ユヴェントスのGKシュチェスニーは、かつてのベルギー人チームメイトについてこのようなエピソードを話した。

ナインゴランに禁煙させちゃいけないよ。アイツ、以前禁煙したことがあったんだけど、その時のプレーは散々だったんだよ

愛するクラブに捨てられたナインゴランだが、インテルからカリアリに移籍した現在もローマ愛を隠さない。ローマからローマを取り除くことは出来ない。つまり、彼もまた本物のバンディエラ、ベルギーからやってきたローマ人なのである。

ナインゴラン「インテルのファンをないがしろにしたくねえが、もしもインテルに加入できて嬉しかったか、ローマを去って悲しかったのか、どっちか聞かれたら、俺はローマを去って悲しかったと答える。ローマに戻るかどうか?戻るよ。条件が整えば帰る。ローマではみんなで素晴らしいシーズンを過ごしてきた。ローマは俺を愛して、俺もローマを愛した。このクラブに全てを捧げてきた。カリアリの一員としてオリンピコに戻った時、スタジアムから大声援を受けたんだぜ、俺。ローマのようなビッグクラブを去ったのに、彼らの大きな愛情を知るなんてことは普通じゃない。だから俺はそれを誇りに思ってるんだ」

そしてローマの何が恋しいかを尋ねられて一言。

ナインゴラン「ナイトライフ!なんて冗談さ(笑)」

先日2015-16のダービーを観て色々思ったけど、ローマはデ・ロッシの後継者としてゴナロンやエンゾンジを獲得して失敗、さらにはナインゴランの代わりにパストーレやクリスタンテを連れてきて失速。今必要なのは後継者ではあるけれど、その後継者に魂を入れるマスターの存在なのかなと思います。ナインゴラン、戻ってこないかな。パロッタ政権では難しいかもしれないけど。


久しぶりにアンケート実施しています。みなさんご協力をお願いします。発表は今週末、土曜日を予定しています。

アンケートはこちらから↓

ASローマ速報アンケート
ロマ速アンケートを実施致します。 他の人達がどのように考えているか、この時期どのように過ごしているかを、みなさんと共有したいと思います。ローマファンのみならずサッカーファンにとってもフラストレーションの溜まる時期ですがご協力お願いします。

コメント

  1. tatti より:

    如月さん

    そうなんです。普通の会社同様に引き継ぎがなされてないんですよ。後継者が普通の会社でも必要であるように、ローマを引き継ぐ後継者の教育を誰かがしてくれないと、ローマじゃなく単にいいチームになるだけなんですよ。強い弱いより大事なものってあると思うんですよね。特にローマの場合。

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      tattiさん
      近年ローマに先立って同じ過ちを繰り返したのがミランですね。ただ、ローマも似たような状況になりつつあり、これからの経営方針がとても重要になるのかなと思っています。温故知新の精神で古きから学んでいただきたいところです。

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