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【スペツィア戦前日会見】モウリーニョ監督「私はローマにすべてを捧げている」

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スペツィアでは、あなたがインテル時代に指導したティアゴ・モッタが監督を務めています。彼との思い出をお聞かせください。

モウリーニョ監督「ティアゴについては、一般的にはインテルで出会ったと思われているが実はそうじゃない。最初に出会ったのはバルセロナ時代なんだ。子供たちの練習に私が派遣されて、そこで彼と会っている。もちろん選手と監督としても良い思い出はたくさんある。私の教え子の一人さ。私の下でプレーして、その後監督という実にタフな仕事を選んだのは、モッタ、デヤン・スタンコヴィッチ、クリスティアン・キヴがそうだね。毎週彼らのチームがどうなったか気にしている。私はティアゴをリスペクトしているし、それは試合前も、その後も変わらないだろうね」

カンファレンスリーグと同様にタミー・エイブラハムとマジョラルを並べる可能性はありますか?

ボルハとタミーが良いコンビネーションを見せたのは事実だ。そして、ザニオーロ、ペッレグリーニ、エルシャーラウィ、カルレス・ペレスを失っているのも事実だ。そう考えれば再び二人がプレーする可能性は十分にあり得る。しかし、ショムロドフやフェリックスも準備ができていて、ここのポジションには選択肢がある。二人が木曜日にゴールを決めたことは満足している。タミーが得点源として戻り、ボルハにもらしいゴール生まれた。それらは今後の自信につながるはずだ」

タミーはマジョラルが組んだ場合と、ショムロドフ、フェリックスが組んだ場合ではどのように役割が変わるのでしょうか?

モウリーニョ監督「ショムロドフは走り裏を狙う。マジョラルはボールを持てばボックスでより危険だ。だがタミーは微調整程度でどちらともプレーできる。スタイルが確立しているから誰と組んでも大きな変化はないだろう」

数週間前、あなたは5バックが嫌いだと言いましたが、現在では5バックでプレーしていますね。

モウリーニョ監督「5バックは好きではない。しかし、3バックと少し上の位置にウイングバックを置く現行のシステムは嫌いではない。今のシステムはサイドバックではなく、より攻撃的だが守備も手伝う選手をアウトサイドに置いているという認識だ。5バックは好きではないね」

このシステムは離脱選手が復帰しても継続するのでしょうか?

モウリーニョ監督「私はローマで戦術的文化を作りたいと考えている。長くチームを指揮することで、戦術的な文化やアイデンティティ、異なるセットアップによるプレーバリエーションを構築できる。それが私のやり方で、今いる選手たちと取り組めるものでもある。私は選手の能力を最大限に引き出すために必要なことはなんでもするつもりだ。適切な選手がそろっていれば3バックでプレーしても問題ない。セリエAでは優秀なチームが3バックで戦い、そうでないチームは5バックで戦う。それはそれで良いと思う。しかし、緊急事態や問題が生じて、それに対処するために毎週何かを変更するのは好きではない。安定性、一貫性を欠くからだ。ローマはある試合ではこのシステム、他の試合では別のシステムでプレーするかもしれない。しかし、全体の動きは一貫している。3バックの場合ある種のダナミクスが生まれるが、5バックはそうじゃないというだけ。緊急事態において、怪我の功名を期待するのは難しいということだよ。しかし、今私が話しているのはあなたが質問したからで、個人的にはこの話には意味はない。冬休み前に3試合残しているが、1月にはペッレグリーニ、エルシャーラウィ、ペレスはチームに戻る。フェリックスも復帰していて、すでに3日間私たちとトレーニングしている」

バックアッパーの質を高めるのはどうしたらよいと考えますか?

モウリーニョ監督「どの選手をバックアッパーと呼ぶかによる。それがもしもまだ若くて、責任を負うことのできない選手を指しているのであれば、彼らがすべきことは一生懸命トレーニングに励むことしかない。そうして出番を待つんだ。経験を積むことで人は成長するのだからな。これは批判ではないが、ソフィア戦の失点はダルボエに責任がある。だが、その理由は経験不足だ。もしもあそこでダルボエより技術は劣っているが経験の豊富な選手が入っていたら、ボールの取り合いで負けてはいなかったはずだ。無論、インテルのようにダルミアン、ヴィダル、ラノッキアをベンチに置く豪華な陣容が好ましい。ローマはそのステージにはいないが、それでも私は今の選手たちと仕事を続けたい。これが真実だ。今話したのは批判ではなく事実なんだ。今、ローマの選手たちにできることは懸命に働くことだけで、失敗はそのプロセスの一部に過ぎない。最後にこれだけははっきりさせておこう。ローマで目指すものは、これまで私が目指してきたものとは異なるが、私はこのプロジェクトを率いることができて幸せだ。間違いなく、私はローマの戦いに自分のすべてを捧げている」

<了>

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