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【サッスオーロ戦前日会見】フォンセカ監督「チャンピオンズリーグはまだ可能だ」

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車で狸を轢きそうになったAM2時、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。はしゃいだ女は柏木由紀しか認めない如月がお送りするローマ速報です。
さて、カンピオナート終盤最終コーナーで2敗を喫して、完全にスクデットレースからドロップアウトしたローマですが、更に衝撃的だったのは、チアゴ・ピントGMがアッレグリ監督招聘から手を引いたという事。これにより、多くのローマ系サイトでは、元ナポリのサッリに向かうのではという論調が多数を占めた。確かチェルシー時代は800万ユーロの年俸だったと記憶しているけど、ローマならば500万ユーロになるだろうという根拠不明な噂もあります。かつてナポリの無名の選手たちで戦術実験をしたサッリならば、メスと内視鏡さえ与えれば今の無名選手の多いローマでも問題なく実験をするだろうという希望的観測がある。加えて、ナーゲルスマンはレアル・マドリー、セルジオ・コンセイソンは役不足というこれまた根拠に乏しい理屈からサッリを推す声がイタリアから聞こえるが、これはやや祈りにも近い叫びである。
先日フィオレンティーナの専門サイトをブックマークして見ていたら、そこでもヴィオラ時期監督の名前にサッリが出てきていた。それを見てぼくはこう感じたのである。「フィオレンティーナにサッリの年俸が払えるはずがない」そしてハッとした。もしかするとローマよりも大きなクラブのティフォージはこう思っているのかもしれない。「サッリがローマ?そんな年俸ローマに払えるはずがない」と。

明日はフォンセカ監督の運命を決めてしまいかねないサッスオーロ戦。マペイスタジアムでローマは常に好調ではあるものの、現在39ポイントのサッスオーロは、来季EL出場がほぼ不可能で、残留の目安となる40ポイントにリーチの為にそこまでリスクを負って攻撃してくるとは考えられない。つまり得意の殴り合いに持ち込めず、引き分けという予想もできる。真下にラツィオがいる。もしも抜かされるような事があれば、その時は完全にフォンセカ監督は信頼を失うだろう。

では先程行われた前日会見の模様をお伝えしたい。この会見で監督は珍しくスーツで登場した。これは決意の現れなのだろうか。


明日の試合は、特に守備面で離脱者が多くあなたにとって困難な戦いとなります。スモーリング、クリスタンテの状態はどうでしょうか?また、スピナッツォーラを3バックに起用することは可能でしょうか?

フォンセカ監督「スモーリングは順調に回復しているが、まだ明日の準備は出来ていない。クリスタンテはプレーする。レオ(スピナッツォーラ)もカルスドルプと同じく3バックが可能だ」

ヴェレトゥはどうでしょうか?

フォンセカ監督「彼はより良い状態で、今は個別メニューをこなしているが、今日から部分的にチームセッションに戻っている。来週は100%の状態になるだろう」

新聞では、チャンピオンズリーグは不可能と考える選手がいるという報道もあります。

フォンセカ監督「いいや、それは有り得ない。まだ30ポイント積むことが可能だ。そんな事は考えていないよ」

あなたはインターナショナルブレイクの間にスモーリングが戻ると考えていました。しかし、実際は彼はまだチームセッションにすら戻っていません。

フォンセカ監督「彼は間違いなく回復している。ただ、急いてリスクを冒すよりも100%のコンディションでチームに戻って貰いたいと思っている。それが事実であり、あと数日は必要とするだろう」

一方でクリスタンテは、この2週間個別トレーニングをしています。彼の故障が深刻になる前に召集リストから外すという考えは?

フォンセカ監督「彼の状態は完全にコントロールされている。今日は他のメンバーと一緒にトレーニングをしている。残り10節、プレーは可能だ」

ゴールキーパーにはまだ選択肢がありますか?

フォンセカ監督「いいや。私はパウ・ロペスを選んだ。明日は彼で行く。アヤックス戦はその後に考えていく」

サッスオーロとアヤックスはどちらも攻撃的なチームです。しかし、ローマの性質を考えれば、このような相手と戦うことは優位だと考えられます。

フォンセカ監督「彼らはどちらも常にイニシアチブを握りポゼッションしたいチームだ。攻撃の方法こそ異なるけどね。それが我々にとってアドバンテージかは分からないが、ローマは引いて守られるよりも彼らのようなチームの方が得意ではある。しかし、それは私たち次第でもあり、私たちがどのようにアプローチするかに掛かっているだろう」

〈了〉

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