選手採点 セリエA第11節:ナポリ(H)

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2:1
goals
1 : 0 Nicolò Zaniolo 19. / left-footed shot  (Leonardo Spinazzola)
2 : 0 Jordan Veretout 55. / penalty
2 : 1 Arkadiusz Milik 72. / left-footed shot  (Hirving Lozano)

・Pau Lopez 7
枠内シュートはすべて無効化。この試合に限ったことではないけれど、パウ・ロペスからの組み立てが本当に助けになっていて、相手を苦しめている。

・Spinazzola 7
上りと下りのバランスと判断が最高。攻撃時に両サイド 共に上がるようになり負担が減ったことが、良いバランスを生んでるように見える。ここにもマンチーニ中盤効果!

・Cetin 6
初先発がナポリ戦という時点で持っている側の人間だと思う。パス精度や状況判断やスピード、特に抜け出したインシーニェを後方から追いつき躯体で押さえ込んだシーンは、昨年にトルコ2部でプレイしていたとは考えられない。失点時のミスとレッドカードは最高のレッスンになったでしょう。

・Smalling 7.5
珍しいクリアミスが1回あったけど、それ以外の全てのプレイできれいに打ち消し。秒速で買い取って欲しい。

・Kolarov 6.5
クライファートとの軽快なコンビネーションが心地よかった。クロス精度もよかった。PKはちょっとコースとスピードが甘かった。次こそ決めて欲しいな。

・Mancini 7.5
ボランチに慣れたというレベルではなく、ボランチというポジションをアップデートしてしまったとんでもない男。最終ラインから決定的なパスを出せば、深い陣地での柔らかいキラーパスも出す。再解釈されたリベロの誕生である。

・Veretout 8
個人的マンオブザマッチ。ナポリの支点ことジエリンスキを徹底的に潰すだけでは飽きたらず、フィールド各地に顔を出しボールを刈り取り、正確なパスをフィードし続けた。

・Pastore 8
エロエロの実の能力者。トッティの面影を見た。さらに、これまででは見られないハードな寄せも見せたし、怪我の間に奪われたポジションを、再度実力で奪い返したと見ていいでしょう。

・Zaniolo 7.5
4試合連続ゴールでもはやゴールするのが当たり前の存在に。タイミングを外して斬るように蹴って狙った1得点目はもはや貫禄の域。

・Kluivert 7
数試合前までのセルフィッシュなプレイは一切見られず、適切な状況判断、鋭い突破、強烈なシュートとほぼ完ぺきなできでした。もうローマでは無理だと思ってしまいすみませんでした。

・Dzeko 7
得点こそなかったものの、北極星のように最前線の目印になり続けた。サポーターと共に人種差別チャント?に対抗したファインプレーにより+0.5。

・Perotti (⇔Kluivert) 6
心なしか胸板が厚く、フィジカルが強くなったように感じました。単なる加齢による厚みか?

・Under (⇔Zaniolo) 6
怪我明けとしては上々のクオリティでした。

・Santon (⇔Pastore) sv
守備固めでの出場。すっかり信頼を得ている。ただポジションは謎だった。

・Fonseca 8
試合間隔がなくけが人が多い中で、ナポリ相手にここまで完ぺきな試合を作れる監督は他にいないでしょう。

番外編

・Manolas 6
パススピードが速くて正確なナポリで大丈夫なんか?と心配しましたが、遜色のなくやれてました。ローマの攻撃陣が良いから2失点は仕方ないよ!(今日は言わせてください)

・Mario Rui 5
ローマ戦でいつも輝くマリオ・ルイ。今日も彼にとっては厳しい日になってしまった。ただザニオーロとのマッチアップ(テーマはフィジカル)は見応えがありました。

総評

まず最初に。テンションが上がって、若干、いやかなり甘めの採点になっております。ナポリが格上ではなくなった試合。そしてCL復帰への狼煙を上げた試合となった。けが人が続出したことで、メンバーをある程度固定することとなり、その結果コンビネーションの質の向上がエグいことになった。

前節との繰り返しになるけれど、マンチーニのボランチ起用はローマにとっては産業革命のよう。フォワードが足りなくなった結果ゼロトップ戦術が生まれた話はロマニスタからよく引き合いに出されていたけれど、僕はそんなおとぎ話が何度も生まれるわけないと思っていました。すみませんでした。

守勢時には中盤でハードにアタック、攻撃時には3バックセンターに入ることによってこれまで順番に上がっていた両サイドバックのポジションが同時に上がることによって、中盤での数的優位と両SBの体力温存におおいにこうけん。また最高峰からのロビングパス、ゴール前でのループワンツーなど、日に日に向上してる。こんな能力があるなら早く電話して欲しかった。

パストーレは2年越しで本来のパフォーマンスを取り戻したし、ナインゴラン欠乏症のロマニスタはヴェレトゥによって救済された。さすがのナポリ攻撃陣は鋭いシュートを数多く放ったけれど、その多くのシュートコースはあらかじめ消されていて、エリア外のシュートはパウ・ロペスが難なく止める。初出場のチェティン含めて全員が素晴らしかったです。いや、ベンチ含めた全選手、全スタッフが間違いなく素晴らしかった。

文章にすると本当に強いチームに読めてしまいますが、俺たちは強い!今のローマはまさにこれです。これで暫定3位に浮上。失った勝ち点や怪しげな加点がない中で、正々堂々ととても立派にやっている姿をとても誇りに思います。こんな週末のために生きているんだ。

文、構成●text by mosh

コメント

  1. 匿名 より:

    >前節との繰り返しになるけれど、マンチーニのボランチ起用は
    >ローマにとっては産業革命のよう

    背番号16なのでは?と思ってしまう働きでしたね。

    • モッシュ より:

      僕は4だと思い込んでましたが、確かに16説もありますね。
      いずれにしても頼もしい限りです。

  2. 通りすがりのロマニスタ より:

    ジェ子様の替えだけが、心配でございます!

    • モッシュ より:

      おっしゃる通りですね。以前より疲労回復は遅くなってるでしょうから尚更に。
      ナポリ戦に限って言うならジェコは替わりの効かないピースではなかったので(悪い意味ではなく)、やりようはありそうな気がします。
      スパレッティが引き継いだ直後の、ペロッティワントップ(ゼロトップ)とか面白そうな気がしました。

  3. JohnDoe より:

    マンチーニがあんな柔らかいパスが出せるとは思いもよりませんでした。
    中盤の守備固めの有効手段程度に考えてましたが、怪我人復帰したら嬉しい悩み事になりそうですね。

    ヴェレトゥはロングパスの散らし方が素晴らしい!
    ミスらしいミスも少なく、展開力、運動量とも今のローマに不可欠な存在となりましたね。

    • モッシュ より:

      マンチーニについては本当にそれですよ!
      元々のポテンシャルはあったんでしょうが、ここ数試合で急成長をしてるんだと思います。
      ヴェレトゥも好不調の波が少なくなって徐々にマッチしてきましたね。

  4. tatti より:

    久々にロマニスタとして嬉しい1週間でしたね。怪我人復帰して逆にバランス失わないように上手く采配してもらいたいですね。

    • モッシュ より:

      このために生きてるんだ!と思わせてくれるほどの1週間でした。最高でした。。。
      怪我人が復帰した時の戦術だけでなく、選手のモチベーションをうまくマネジメントできるかどうか、フォンセカ監督の手腕に注目ですね。
      選択肢が増えるわけですから、僕自身は楽観してます。

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