時折ぼくたちは木村カエラの無責任な歌詞に勇気を貰うし、サイゼリヤで見かけたかわいい女子はたいてい岡村真美子に似ていた。そして如月はローマ速報を更新するのである。
ということで、本日の大きな動きとして、ローマはエラス・ヴェローナのアルバニア人DFマラシュ・クンブラ(20)の獲得を決めました。
ローマがヴェローナのCBマラシュ・クンブラとクラブ間合意に達しました。20歳のクンブラは昨シーズン、25試合に出場して、1ゴール、1試合平均1.6タックル、2インターセプト成功率で、昨シーズンのセリエAで結果を残した選手のひとりです。現在個人合意を残すのみです。 pic.twitter.com/IJaXJld0Vk
— ASローマ速報⚡ ROMANISMO official (@roma_sokuhou) September 15, 2020
↑のツイートをした時は個人合意を待つ状態でしたが、現在本人もオファーを受け入れて、明日木曜日の午後にトリゴリア入りが予定されています。取引は初年度レンタルのシーズン終了後に3000万ユーロの買取義務付き5年契約に移行します。
クンブラには3000万出せても、なかなかスモーリングに2000万出し難いローマは、提案した1200万ユーロの購入義務オプション付きレンタル案をマンチェスターユナイテッドに突っぱねられた模様。
この背景には、他のクラブからスモーに対するオファーが到着しており、マンチェスター側が天秤に掛け始めたという経緯があります。もしも彼らのオーナーがマッシモ・モラッティならば・・・と思わなくもないですが、ここは状況の変化を読み続けるしかないですね。
フィエンガ社長は昨日記者会見を開き、その中で幾つかのヒントとなりそうな発言をしています。まずは、クラブ買収の行われた時期の関係で、投資に様々な期限が存在していること。また、昨シーズンも重要な選手を維持したが、それはフリードキン体制でもかわらないこと。そして、大きな変革をせずに、毎シーズンチームを向上させることで相対的な結果を期待していくことなどです。ぼくはフィエンガ社長のいつも言う重要な選手と、ロマニスタの重要な選手が違う様な気がしています。本当はそこをハッキリさせて欲しいですね。
ローマは優勝が期待できたヨーロッパリーグで、セヴィージャに完敗しました。この時に確認できた改善点、問題点は未だに修正されないまま1ヶ月経ち、さらにはチームは現在大幅な戦力ダウンをしています。フォンセカ監督からは楽観的な言葉しか出てきません。ローマはこの状況を開幕までにどう改善するつもりなのでしょうか?
ペッレグリーニがいればローマのアイデンティティは守られると考えているのでしょうか?そもそもサッカーは1人成立するものではないはず。昨シーズンを振り返り、何人がペッレグリーニを真っ先に思い浮かべたのでしょうか?
我々が求めているのは強いクラブであり、強い選手であり、バンディエラです。誰がリーダーなのか、そしてリーダーの責任を追う選手たちにはそれ相応の報酬が支払われるのは当然であり、ここをコストカットのファーストプライオリティにしてはいけません。ここを見誤らないで頂きたいと思います。
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