AS Roma | Sunday, 24. November 2019 14:00 Clock |
Brescia Calcio |
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3:0
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goals | |
1 : 0 | Chris Smalling 49. / header (Lorenzo Pellegrini) |
2 : 0 | Gianluca Mancini 57. / right-footed shot (Chris Smalling) |
3 : 0 | Edin Džeko 66. / left-footed shot |
代表戻りや、クラブ買収の噂を感じない通常運転のローマは、ペッレグリーニが復帰、マンチーニは前日会見の通りスモーリングと共にセンターバックとしてプレーした。
PT:いつものようにポジションを守りながら、じわじわとポゼッションを高めていこうとするも、なかなかボールが上手く転がってくれない。中盤アウトサイドでプレスもしっかりかけていたんだけど、ここもハメて行くという感じもせずに、様子見の時間だけが過ぎた。相手が連敗中の手負いの獣で、ミスを恐れず前を向いてきたのも大きい。何度か打たれた危険なシュートを止めたパウ・ロペスの貢献はとても大きい。
ST:得点が動いたのは後半4分。右のコーナーキックをうちのイケメンが蹴り、ファーサイドのスモーリングがフリーヘッド。キーパーの目の前で芝を叩いたボールは勢いそのままにネットを揺らした。追加点はその8分後、56分。左からのコーナーキックのこぼれ球を拾いなおして右に展開。ボックス内に留まっていたスモーリングが頭で落とすと、同じく張っていたマンチーニが半身で技アリのループシュートを決めた。
さらに62分。キーパーの弾いたボールをザニオーロが押し込む。しかしこれは直前のプレーでボールがラインを割っていたとしてノーゴール。だがその直後に、コーナーキックからの流れ球を足元に捉えたジェコが反転してシュートを打ち、ボールはゴールマウス上部をアッパーカットした。この強烈な一撃でブレシアは宙に浮き、ぼくたちは25分早いテンカウントを聞いた。
その後ザニオーロがなにやら揉めてカードを貰い、これで次節のヴェローナ戦出場停止。珍しく文句の言い足りないザニオーロをチームメイトが止めるという小芝居を経て、累積消化した状態でインテル戦に臨むことになった。
総括としては、3-0という大差にも関わらず、そこまでカタルシスを感じなかったのは、前半にリズムが作れなかった事、流れの中できれいに崩せなかった事、前日のアタランタ対ユヴェントスがハイレベルだった事などが挙げられる。ライバルはもっと上を行ってるんじゃないか?という懸念の方が勝っていて、到らない部分の方が目についた。
確かにローマのセットプレーは対戦相手にとっては脅威だろうが、観ている側としてはワンチャンをものにするよりも『美しく勝利せよ』みたいな部分を追求したくなる。特にこれだけ前線にタレントが揃っていればなおさらだ。
久々の登場となったペッレグリーニのパスは、なかなか周囲と意図が合わない感じではあったけど、流れの中で得点するには受け手がペッレグリーニを読むしかない。クリスタンテ不在の中盤で復帰したディアワラは持ち味である多彩なパスを披露した。全体的にチームの調子は良さそう。
1G2A、今夜のMVP。
スモーリング「代表週間の後に俺たちが必要とするスタートだった。これからいくつかビッグマッチが控えていて、この勝利で木曜日を良い形で迎えられると思う。これからまだまだ多くの連戦があって、仲間たちが怪我から戻ってきているのは重要だ。みんなの力が必要だからね。開幕当初は新しい選手が多く加入した。新しい監督もいた。現在は試合ごとにピッチで改善されているのを見ることができると思う。チームには大きな野心がある。俺はローマでサッカーをエンジョイしてる。チームもサッカーを楽しんでる」
コメント
取り消されてしまいましたが、ザニオーロ が点を決めた時に本当に嬉しそうにしているフロレンツィを見て、この人は絶対にチームに必要な人だと再確認しました。イタリア代表でザニオーロ が初ゴールを決めた時もベンチにいたフロレンツィが大喜びをしていて、本当にチームメイトを大切にする選手なんだなと思いました。
動物園さん
デロッシはベンチでも熱かったけど、フロレンツィはもっと和みキャラなんでしょうね。彼がデロッシみたいに円陣の真ん中で気炎を吐く姿を見ることができたらぼくは泣くかもしれないですねw
何か点差は解消なのに、あまり歓喜出来なかったので、内容拝見し腹落ちしました。
ただペッレグリーニのボールアウトでのVAR判定はもっと早よ言え!って感じでしたね。
tattiさん
これがですね、今のセリエはVARで2プレー前まで戻ってジャッジされるんですね。
もやもやポイントですw