ローマが100万ユーロの仲介手数料を支払わなかったことで、一度はユヴェントス行きが決まりかけたブライアン・レイノルズだが、メルカートの最終コーナーで急転直下の首都移籍となった。その理由はいったい何だったのか?ユヴェントス専門サイト、TUTTOJUVE.COMに掲載されたダラスFCのテクニカルマネージャー、アンドレ・ザノッタ氏のコメントをご紹介したい。
ユヴェントス、ローマ、ブルッヘ、それだけでなく多くのクラブがこの冬レイノルズの獲得に乗り出しました。その背景を教えて頂けますか?
ザノッタ「そうだな。彼の移籍はまさにジェットコースターのようだった。私たちはヨーロッパの多くのクラブや、イタリアでもほぼほぼ全てのビッグクラブから問い合わせを貰った。その中で最初に正式なオファーをしたのがローマだ。しかし、交渉は数日後に停滞した。その間にプッシュしてきたのがユヴェントスだ。しかし、残念ながらそれは異なる理由から実現しなかった」
そしてローマが勝利した。
ザノッタ「イクザクトリィ!チアゴ・ピント氏がローマに到着して、この交渉のホットラインは再び繋がった。選手自身がローマ行きを希望するようになったんだ。ピント氏は間違いなく交渉段階において非常に有効な存在だった。私たちダラスは、レイノルズというタレントを歴史的なクラブに売却したことを嬉しく思う。地元の選手がセリエAでプレーすることを誇りに思っているんだよ」
ビアンコネリがレイノルズと契約するために何が必要だったのでしょうか?
ザノッタ「最も大きな問題はEU外登録枠だ。これがユヴェントスになかった為に選手とはすぐに契約できず、ベネヴェントに半年行き、その後ユヴェントスとの契約になるという段取りだった。しかし、本当に夏にそうなる保証がなかった。一方でローマのオファーは、あらゆる面で優れていたと言わなければならない」
レイノルズはイタリアで成功するでしょうか?
ザノッタ「成功すると確信している。彼は正しいマインドを持っており、より良い選手になるためにとても集中して改善に取り組んでくる。レイノルズはサッカーを愛し、楽しみながらプレーをする。素晴らしい獲得になったと思うよ」
<了>
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