[つまらん夜はもうやめた!]セリエA第25節:レッチェ(H)

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AS Roma Sunday, 23. February 2020 US Lecce
4:0
goals
1 : 0 Cengiz Ünder 13. / left-footed shot  (Henrikh Mkhitaryan)
2 : 0 Henrikh Mkhitaryan 37. / left-footed shot  (Edin Džeko)
3 : 0 Edin Džeko 69. / right-footed shot
4 : 0 Aleksandar Kolarov 80. / left-footed shot  (Carles Pérez)

今年に入ってからのローマは、カンピオナートでぎゅんぎゅんに5敗。今さらなぜぎゅんぎゅんしたかなど論じても意味はない。事実として、ひとつの負けは雪崩のようにチームからポイントとカピターノを奪い、残された選手たちは責任感からか萎縮していった。

しかし、残りの試合に望みを繋ぐローマは、先勝した先日のヨーロッパリーグのヘントと、直後の今節レッチェ戦を、元のコースに戻る為の連戦と定義して再始動した。

新型コロナウイルスの余波で、幾つかの試合が延期となったが、幸いにも我々の25節はそのまま行われることとなった。さあ、今夜が全てだ。

Primo tempo
前からプレッシャーを掛けず、ブロックをスライドさせて誘導を試みるレッチェに対して、ローマは徹底的にピンポイントの縦パスを入れてきた。これは、俺たちをフリーにするなら、バイタルに危険なボールがバンバン入りますよ、嫌なら前に出てきてくださいね、というメッセージである。もちろんそんな挑発は折り込み済みのレッチェだが、前半11分にローマの術中にハマり、トランジションの切り替えから先制を許してしまう。
中盤で、攻撃に転じようとしたマンコースのドリブルをヴェレトゥが蓋をすると、ペトリッチョーネにバックパスがでた。そのぼやけたボールをミキタリアンが刈り取るという、フォンセカメソッドのリカバリーからのカウンターが発動。ボックスの左をジェコが抜け出すも、これはオフサイドポジション。動き直す間に、右でフリーのウンデルがパスを受けて、対角線左に刺した。

追加点は36分。パスカットからのカウンター発動。ボールを持つのはジェコ、大外でペッレグリーニがデコイラン。ニアをトップスピードで、ディフェンダーの前に割って入ったミキタリアンが流し込んだ。2点のリードで前半を折り返す。

試合後、レッチェの監督は前半をこう評した。

リヴェラーニ監督「オリンピコで10得点のチャンスがあるなんて思っていさ。だからこそ限られた決定機をものにしなければならなかった。しかし、前半に2-0になればローマのような強い相手と後半を戦うのは難しいよ。我々は中盤で多くデュエルに負けた。ローマはまるで血の匂いを嗅ぎとったサメのようだった」

Secondotempo
68分、前体重になったレッチェを崩してローマの3点目。ボックス手前のクライフェルトにボールが入ると、ゴール前のジェコに付いていた3本の閂が全て外れた。パスを受けたコラロフがダイレクトの高速グウンダーを送り、フリーのジェコがダイレクトで合わせた。一度はGKヴィゴリートが正面で弾くも、そのリフレクションを再度押し込んで、ジェコ今季12ゴール目。
76分にはラパドゥーラの危険なオフ・ザ・ウッドワークをしのいだものの、にわかに相手の圧が強まる。しかし、その3分後にカルレス・ペレスからのコラロフ弾が決まりゲームクローズ。終始試合をコントロールし続けたローマが内容の伴う結果を手にした。

総括としては、レッチェがお世辞にもセリエAのトップクラブではなく、またホームアドバンテージも考慮すれば、本当に元のコースに戻ってきたかどうか、継続性の判断はいまは出来ない。
ただ、目が覚めれば、これだけの強度のサッカーが出来るチームという事は世界に表現しただろうし、ロマニスタはまだ夢を諦めずに支持できるはず。カルレスも良いが、ブルーノ・ペレスには謝りたい。やっぱ君が必要だ。犬は吠えるがキャラバンは進む。

チャンピオンズリーグまだあきらめてないよ。

コメント

  1. tatti より:

    如月さんの言うとおり。
    ジェコのトッティ感溢れるプレーとスモーリングの闘莉王ばりの前線への顔出しには魂感じました。スモーリング買い取らないなんていう選択肢あるんですかね…

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      tattiさん
      ジェコのトッティ感は同意ですね。
      特にミキへのファイナルパスは巧かったですね。

  2. wman より:

    更新お疲れ様です。
    ブルーノ・ペレスの飛び出しは見ていて気持ちいいですね!
    そこに出るのか!と驚かされます。
    守備の対応の怖さはまだ拭い切れませんが、楽しみが増えました。

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      wmanさん
      守備の危うさは未だありますね。ただ、ヘント戦に比べて落ち着きを取り戻したようには見えます。シュートを打たせないのか、打たせてもコースを絞って入れさせないのか、それが見えてくるともっと気持ち楽に観戦できるのになーと思います。

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