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【メリークリスマス!】セリエA第17節 ローマ 2-0 ナポリ

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AS Roma Saturday, 23. December 2023 SSC Napoli
2:0
goals
1 : 0 Lorenzo Pellegrini 76.  (Stephan El Shaarawy)
2 : 0 Romelu Lukaku 90.+6  (Evan Ndicka)

 

1 Rui Patrício
5 Evan Ndicka
14 Llorente
23 Gianluca Mancini
43 Rasmus Kristensen  32′ 75′
4 Bryan Cristante  38′
16 Leandro Paredes  28′ 71′
52 Edoardo Bove
59 Nicola Zalewski  66′ 70′
11 Andrea Belotti  60′ 71′
90 Romelu Lukaku
Substitutes
19 Zeki Çelik 75′
7 Lorenzo Pellegrini 71′
17 Sardar Azmoun  90′ +5 71′
92 Stephan El Shaarawy  81′ 70′
63 Pietro Boer
99 Mile Svilar
Lovro Golič
2 Rick Karsdorp
37 Leonardo Spinazzola
60 Riccardo Pagano
1 Alex Meret
5 Juan Jesus  62′ 87′
6 Mário Rui  28′ 81′
13 Amir Rrahmani
22 Giovanni Di Lorenzo
20 Piotr Zieliński 87′
68 Stanislav Lobotka 56′
99 Frank Anguissa
9 Victor Osimhen  73′  86′
21 Matteo Politano  66′
77 Khvicha Kvaratskhelia 87′
Substitutes
3 Natan 87′
24 Jens-Lys Cajuste 56′
70 Gianluca Gaetano 87′
23 Alessio Zerbin 81′
81 Giacomo Raspadori 87′
16 Hubert Idasiak
95 Pierluigi Gollini
55 Leo Østigård
59 Alessandro Zanoli
4 Diego Demme
18 Giovanni Simeone

80年代には南部ダービーと言われたローマ対ナポリ。そのナポリには、ファン・ジェズス、マリオ・ルイ、ポリターノとロマニスタには懐かしい選手が多い。

primo tempo
前半開始から両チーム共に主導権を握ろうとする中で輝きを見せたのはボーヴェだ。19分にはルカクの落としからバーを掠めるミドルシュートを蹴ると、21分にはベロッティが右サイドからマリオ・ルイを剥がして送ったグラウンダーのパスに詰めて0距離シュートを打つ。しかし、これは惜しくもGKメレトに阻まれる。ポゼッションこそ4:6でナポリがボールを握るが、自陣で奪ってからローマは素早く持ち上がった。
39分には倒されたマリオ・ルイからFKを得たナポリが、オシムヘン、ザンボ・アンギサで押し込もうとするが枠をとらえることはできなかった。

secondo tempo
後半に入りローマは攻勢を強める。66分にポリターノがザレフスキに対する報復行為でカルテリーノロッソ。一人少なくなったところで、モウリーニョ監督は、エルシャーラウィ、アズムン、ペッレグリーニと攻撃的な選手を一気に入れて勝負に出た。
この起用が的中する。75分、ボックス内でアズムンのシュートのリフレクションをペナルティアークからエルシャーラウィが打つ。しかし、これは芯をとらえない。そのパス気味に浮いたボールをペッレグリーニがダイレクトの反転シュートで決めた。
84分には、ペッレグリーニのスルーパスに抜け出したルカクがループシュートを打つ。しかし、これはメレトが左手一本で辛くも掻き出した。危機をしのいで攻撃に転じたいナポリに更なる受難。オシムヘンに2枚目のカルテリーノジャッロが掲げられて、残りを9人で戦うことになってしまった。

アディショナルタイムは4分。ローマは数的優位を活かしてポゼッションしながら時間を使った。ナタンがルカクに倒されて、4分から6分に変更されると、その追加された終了直前の6分に、エルシャーラウィを起点にしたカウンターから、エンディカのアシストでルカクが決めて試合を閉じた。

総括
個人的には、全然パスを出さないルカクがエルシャーラウィを睨むものの、当のエルシャーラウィは素知らぬ顔で自陣に歩いていくシーンは面白かった。自身の退場で勝利を失った15節フィオレンティーナ戦から1試合ぶりのカンピオナート復帰となったルカクには、相当ゴールを決める意欲と決意があったに違いない。睨め付ける視線の他にも、90分通じてプレーからは「ボールをよこせ」と声が聞こえてくるようだった。
エースがネットを揺らす頼もしい姿は、ぼくたちロマニスタにとって、ケーキの上に苺を乗せる勝利となっただろう。そう、クリスマスケーキは、いつだって苺で飾り付けられていて欲しいのだ。buon natale!

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