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クルヴァスット、日曜日は抗議の応援ボイコットへ

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デ・ロッシ解任後、イヴァン・ユリッチ新監督の初陣となるウディネーゼ戦で、クルヴァスッドがボイコットでローマ経営陣に抗議活動を行うことが判りました。クルヴァがこのような声明を出しています。

クルヴァスッドは各界のすべてのロマニスタたちに抗議運動への参加を呼び掛ける。私たちは講義の意味を込めて、試合最初の30分、スタジアムの外で待機する予定だ

初代プリンチペ、ジュゼッペ・ジャンニーニはこの件についてこのように語ります。

ジャンニーニ「解任についてコメントできることはほとんどないけど、彼がローマのバンディエラで、ローマの規範で、そしてこれも監督の運命であるということは確かだ。日曜日には沈黙という礼儀正しい抗議が行われるだろう」

また、デ・ロッシが影響を受けたと公言する、現PSGルイス・エンリケ監督もコメントしています。

エンリケ「今朝ニュースで知ったよ。監督人生は常に難しいもの。親愛なるダニエレに大きな抱擁を送る。彼は素晴らしい人物であり、偉大な監督だ」

この形の抗議運動はローマでは初めてではなく、ぼくが知る限り、ジム・パロッタ期にも一度行われた記憶があります。ローマのレガシーを軽く扱ってしまったことに対する怒りというのが、今回の騒動の根底にあります。

ぼく自身複雑な気持ちです。デ・ロッシがピッチサイドに立つ姿を「マジかよ・・・あいつローマの監督なっちゃったよ!」と毎試合、新鮮かつ感慨深く見ていたぼくなので、今回の一件はまだ信じられないというか、もう少し時間が経ったらドカッとダメージが来るのかもしれません。

モウリーニョを解任して、そのハレーションを鎮めるためにデ・ロッシは呼ばれました。それは本人も短期の橋渡し役として、理解したうえで引き受けていた。だからこそ、契約延長はローマに本当に戻ってきたのだと嬉しかった。トッティの言葉を借りれば、結婚は1人でするものではない。だから、クラブとデ・ロッシお互いの気持ちが同じ方向を向いたからこその契約延長だと思った。これまで、常に継続性を欠いてきたローマというクラブの中で、いよいよバンディエラがローマを立て直すという、美しいラブストーリーが始まるのだと思っていた。

2019年5月、ダニエレがローマを去ったあの日に、ぼくたちに「風はまだ吹いている」と言ったのを信じていた。確かに風は吹いていた。スパレッティの2006年、ラニエリの2009年、もしくはリュディ・ガルシアの2013年と同じ風が吹いていた。

でももうこれ以上風は吹かない。
Il vento non soffia più.

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