ヨーロッパリーグ、グループCはベティスが勝ち抜けを決めて、残り一枠を勝点で並ぶローマとルドゴレツが争う展開となっている。
順位 | チーム名 | 勝点 | 試合数 | 勝数 | 引分数 | 敗数 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
1 | ベティス | 13 | 5 | 4 | 1 | 0 | 9 | 4 | 5 |
2 | ASローマ | 7 | 5 | 2 | 1 | 2 | 8 | 6 | 2 |
3 | ルドゴレツ | 7 | 5 | 2 | 1 | 2 | 7 | 6 | 1 |
4 | ヘルシンキ | 1 | 5 | 0 | 1 | 4 | 2 | 10 | -8 |
そして、今夜の最終節は、そのローマとルドゴレツがオリンピコで対戦するというドラマ。この一戦に先立って、開かれた前日会見でモウリーニョ監督は、チャンピオンズリーグから降りてくる強豪と対戦すると判っていても、ローマは2位で勝ち抜けたいと決意を新たにした。今回はこの前日会見に同席したエルシャーラウィのインタビューをお届けしたい。
ローマで50ゴールを達成して、現在はキャリア99得点、199試合出場という節目に到達しています。この数字はあなたにとってどのような意味があるのでしょうか?
エルシャーラウィ「うん、こういった節目を迎えることは選手としてとても嬉しいよ。でも、これを達成したからOKってわけじゃなくて、さらに上を目指すためのモチベーションにしなければならない。本当に大切なのは記録ではなく、自分の持てる力をすべて出し切り、日々、改善し続けることなんだよ」
この2シーズンあなたはウイングバックとしてプレーしてきました。今はこのポジションが自分の本職だと感じていますか?
エルシャーラウィ「ぼくはこれまでずっと監督の求めるポジションでプレーすることに問題はないと言ってきたよね。シーズンの最初はトレクァルティスタとしてゴールに近い場所でプレーしていたけど、ウイングバックでも問題なくプレーできている。ゴールから離れているから、あまり攻撃参加はできないかもだけど、それ自体は特に問題じゃないんだ。重要なのは、自分のアティチュードと適応しようという意思だよ。監督がぼくをどこでプレーさせようと、ぼくは適応できるようにベストを尽くすし、チームに貢献しようと思っている」
アディショナルタイムにゴールを決めているのは何か秘訣でもあるのでしょうか?
エルシャーラウィ「試合に完全に集中する。それが終了直前の数分間であってもね。ぼくはピッチに入るときいつでも正しいアティチュードと諦めない気持ちを念頭に置いている。試合開始の1分も、終了前の1分も、同じ姿勢でいなければならない。それは自分のなすべきことに集中するってことなんだ。とくに試合の終盤に投入された場合、得点が試合を左右する可能性が高くなるのだから、なおさらそういうメンタリティを持つ習慣が必要になる」
このところプレー時間は減っていますが、その決意は変わらず持ち続けているのですね?
エルシャーラウィ「そうだね、でもそれってどの選手でも必要なんだ。例え出場機会が少なくても、自分に矢印を向けて、チームを助け、よりよくなっていくことに集中する。そうすれば必ず報われるはずだ。常にハードワークして、トレーニングに打ち込んで、確実に改善していくことが大事なんだよ」
<了>
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