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【パジェッレ】セリエA第33節 ナポリ 1-1 ローマ

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SSC Napoli Monday, 18. April 2022 AS Roma
1:1
goals
1 : 0 Lorenzo Insigne 11. / penalty
1 : 1 Stephan El Shaarawy 90. / right-footed shot  (Tammy Abraham)

・Rui Patricio 6.0

PKを除くと基本的にこれと言った活躍の場面も無かったが、それでも及第点。ただ普段とは違いもう少しフィードの精度が欲しいようにも感じた。

・Mancini 6.5

Smallingと協力しOsimhenに大した仕事をさせなかった。また攻撃参加面でもセットプレー時のヘディングやロングフィードがいつもより冴えている様に見えた。

・Smalling 7.0

特に前半は試合内容が良くなかったにも関わらず中で枠内シュート数を4本に抑えられたのは、ゴール前に彼がいたから。相変わらずシュートコースを消すのが上手い。

・Ibanez 5.5

Lozanoとのマッチアップにおいては南米選手同士のやりあいという感じで、PKを与えてしまった以外にも危なっかしいプレーが多かったが、ギリギリのラインで敵を潰し続けたことにより何とか1失点で済ませることが出来たのも事実か。

・Karsdorp 6.0

Insigneがパスワークで内側に流れ込む場面も多かったので、バチバチのマッチアップをすることもあまり無く、あまり試合を通して目立たなかったか。良くも悪くもない及第点。

・Cristante 5.5

シーズン終盤に差し掛かり鉄人にも疲れが見え始めたか。もう少し自陣の重心を前に押し上げられる何かが欲しく、少し受け身な姿勢が多く見えた。

・Sergio Oliveira 5.5

特に前半致命傷になりかねなかったミスがいくつかあったのは印象が悪い。もう少し左右に広くポジションを取りながら、Cristanteに後方を任せ前に出られる勇気も欲しかった。

・Zalewski 6.5

前半Romaが押される場面が多かった時間帯に唯一と言っていい程明確なチャンスを作れていた点が高評価。敵からの粗い削りを受けるようになってきたのは、選手として一段階上に上がって来た証な気もする。

・Pellegrini 6.5

特に後半M.Ruiとのマッチアップが増えるようになってからの動きが良く、得点シーン以外でも大きなチャンスに繋がる動きが出来ていた。

・Zaniolo 5.5

確かに彼への敵のプレッシャーの掛け方は相当なものではあったが、それを加味しても少し独善的に見える場面が多かったような気がするので厳しめの採点。特にEl Shaarawyとの連携に関しては、特に仲間への信頼が足りていないような気もした。ファール・PKの貰い方も改善の余地あり。

・Abraham 6.0

同店のアシストも含めてギリギリの及第点。決めて欲しい所で決められなかった感は否めないが、現状でシーズン24得点の選手にでもそんな日はある筈なので、今節がそんな日だったとしか言いようがない。

・Carles Perez 6.5

完全にスーパーサブとしての立ち位置が確立されてしまってはいるものの、それでもチーム内で無二のリズム感と違いを生み出せる選手なのはこの試合でも明らかであった。

・Veretout 6.5

疲れを見せたSergio Oliveiraに代わり投入されたが、DFラインの前での仕事に限らず中盤全体をサポート出来ていたのではないか。時間限定でプレーするには勿体ない体力・走力ではあるが、限られた出場機会でコンディションと評価を整えて欲しい。

・Mkhitaryan 6.5

後半から彼が入ったことでチームの血の巡りが一気に良くなった。シーズン終盤に向けて過労が心配されるが、今後はどこで彼を休ませることが出来るかが重要になりそう。

・El Shaarawy 7.5

前節のCarles Perezに続き途中出場からチームを救った。FWとしてのゴールエリア付近での強さに関しては、左WBとして開眼しつつあるZalewskiではまだ敵わないと感じた。ファンに愛される選手でもあるので、この流れに乗って今シーズンもう少し活躍の機会を与えて欲しい。最近トサカの部分にハリを感じないのが若干心配。

“試合終了間際の決定力。彼のゴールでマラドーナスタジアムは凍り付いた” (by IlCorriere Della Sera)

“大外枠からスタートし、何度も相手DF陣に鞭を入れるようにストレスを与えた。彼の十八番による、十分な成果が出た。” (by Il Romanista)

“復活祭のファラオ。リーグ戦全体に非常に重要なゴールを決めた。” (by Il Leggo)

・Afena-Gyan 6.0

特別活躍は出来なかったが得点の流れの中にいられたのは良かったのでは。今後大いに成長しKoulibalyのような選手をぶち抜けるようになると心強い。

・Mourinho 7.0

今節も途中交代が見事に的中し何とか敵地から勝ち点を持ち帰ることに成功した。選手の疲労度やレフェリングも考えると現状これ以上を監督の手腕に臨むのは酷な気もする。

“素晴らしいチームメンタルとスペシャルな交代策による、勝利の可能性すら見えた引き分け。全て、敵よりも疲弊したチームと共に成し遂げた。超常現象。” (by Il Leggo)

総評

「勝てる試合だった」と言ってしまうと、まるで勝ち点を取りこぼしたかの様に聞こえてしまうかも知れないが、あくまでポジティブな意味で「勝てる気配を感じられる試合だった」という印象。
レフェリングに関しては議論もあるが、少なくともRoma寄りの判定とはいえず、もう少し良い判定を貰えても良い場面があった気もするものの、概ね常識の範囲内と言ったところでは無かろうか。
試合全体としてはNapoliの前半とRomaの後半と言った内容で、特に前半は全く手も足も出なったRomaが後半は交代策を駆使し反撃を試みる展開となった。

RomaはMkhitaryanを休ませ3-4-1-2の形で臨んだが、敵3Topからの最終ラインへの激しいプレスもあり間延びした形となり、加えてLobotkaとAnguissaに挟まれPellegriniが浮いてしまったことで、変な言い方をすると3-4-0-1-2のような形になってしまった。
更に常に両サイドに両WBを張り付けるRomaに対して、Napoliはより中央にコンパクトに陣形を保ちながら、左サイドを起点に徐々に中央・右サイドへと展開していく戦い方であったが為に、Romaはセンターサークル付近がどうにも人数不足な状況に陥ってしまう前半であった。

斯様な状況下においてSergio Oliveiraはどうにもプレーに精彩を欠き、敵はAnguissaが中央付近で常に制圧的であったがため、Romaは前への効果的な展開はおろか、セカンドボールを奪う事もままならなかった。半面Napoliの左からInsigneを軸に組み立てながら、ファイナルサードにおいてRomaの中央から左側に生まれたスペースを使うことに成功しPKのチャンスも同様の形から得ていた。
後半RomaはCristanteを下げてMkhitaryanを投入し3-1-4-2とも取れるような形にし、更に右サイド側にいたZanioloを左サイド側に配置し直した。この2つの変更点が実に機能した。Sergio Oliveiraも前線への繋ぎの機能をMkhitaryanに移譲することによりリズムを取り戻し、前半はZanioloが陣取っていたファイナルサード右サイド側にPellegriniが流れることにより生まれるチャンスが増えるようになる。これにEl Shaarawyのゴールエリア付近での強さ・上手さが加わり同点に持ち込むことに成功した。

選手交代5枠を使い切りながら同点逆転を諦めないメッセージをMourinhoが出し続けた点と、それに応えるようにピッチ上の選手達も積極的な姿勢を見せ続けた点はチームとしての成長を強く感じた。
ここからECLの準決勝も含めスクデットを狙うInterとの対決など、厳しい戦いが続き、ECL優勝と5位確保に向けた実に難しい舵取りがと忍耐が求められる。シーズンも最終盤、選手監督たちには最後のひと踏ん張りに期待したい。


採点者:くわしん

小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

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