トリノの冒険を終えたアンドレア・ベロッティの去就がまだ決まらない状況だ。昨年にはミラン、ローマ、そして国外クラブが獲得を希望した27歳のストライカーだが、夏になるとどのクラブも消極的になってしまった。
その中で、モウリーニョ監督のウォントリストに記されたベロッティをピントGMは追い続け、現在は個人合意に至っている。しかし、FFPによるキャピタルゲインの問題をクリアする必要があるため、彼を首都に連れてくるには、まずショムロドフを売却しなければならない。現在ショムロドフ獲得を希望しているボローニャとの間で綱引きが続いている状況だ。この交渉がまとまらなければ、ベロッティ獲得レースに参戦してきたニースが有利になるだろう。実際開幕直前で、選手にとってもう時間は残されていない。
そして、もう一人構想外選手となっているジャスティン・クライファートのフラム移籍もローマは交渉中だ。
またローマは、サンプドリアのドイツ人トレクァルティスタ、アブデルハミド・サビリの照会を行った。しかしサビリはサンプドリアと2025年までの契約延長を行う予定。
最後に14日の開幕戦の話をしておくと、サレルニターナはエスパニョールからトニー・ヴィリェナを獲得した。昨シーズンほとんど出場機会のなかった27歳のオランダ人MFにとって、イタリアは最後のビッグチャンスとなるだろう。ボックス・トゥ・ボックスのタフな選手、ヴィリェナの到着でまたさらに開幕戦の楽しみが増した。
またサンプドリア所属のアントニオ・カンドレーヴァも昨日ジェノヴァで最後のトレーニングを終えて、現在はサレルノに向かっている。元ラツィオのタフなアウトサイドの名手の到着はシンプルに厄介だ。
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