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ローマちゃん、親睦会で大合唱

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今夜のトリゴリアは親睦会でした。こういった会でよく見る余興として、新入りが歌を歌わされるというのがあるのですが、この会では、モウリーニョ組の分析担当、ジョヴァンニ・セラがアントネッロ・ヴェンディッティの『Roma Roma』を披露したのだそうです。なぜ彼が歌えるのかと言うと、実はセラさんはローマ生まれで、生粋のロマニスタなのです。

そして、その時とても素敵な事が起こりました。セラさんの歌が始まると、おもむろにペッレグリーニとジェコが立ち上がり、全員で歌おうと呼びかけたのです。オリンピコさながらのチーム全員の大合唱をゴンサロ・ヴィジャールのSNSで見ることができます。これを見たモウリーニョも思わず「senza parolo(言葉もない)」とInstagramに投稿。

※監督もわろてます。

就任会見でローマの狂熱を語ったモウリーニョ監督ですが、この歌を通じて、クラブが施設内にテレビ局を持ち、ASローマの事だけを報じるラジオ局が少なくとも5つは存在して、数え切れない専門メディアが昼夜問わず情報を伝え続けるイタリアでも特別なクラブであると理解したのではないでしょうか。ファンはスクデットから20年経った今でもタイトルレースについて話を続け、それは時にチームに大きな圧力も掛けますが、この風土がバンディエラを生みました。

※締めるところは締めるモウリーニョ。しっかりミーティング中

モウリーニョの存在も相当大きいけれど、この動画を観て、改めてチームの力、一枚岩の団結力が最も重要なのだと感じました。早く試合が観たいですね!

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