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[ロマ速RE-MIX] 2011年3月11日のローマ速報

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2011年3月11日。もうずいぶんと時間が経つのに、この日の事は今でもハッキリと思い出せます。今読み直しても、この日書いた気持ちと何一つ変わっていないのを確認することができました。以下、震災翌日の旧ローマ速報のテキスト。


まずは震災に遭われた方々の御無事をお祈りします。
震災地域には知り合いのお店があり、友人もいて、また親族も多数暮らしています。東京在住の自分ですらひどい地震を体験して、帰宅に相当な時間がかかり、その間大切な人たちと連絡が取れず精神的にまいってしまいました。幸い、知人が車を出してくれて、都内を5時間掛けて帰宅できましたが、他の人たちを見ると「ラッキー」とか「助かった」とは全く思えません。夜中の甲州街道を徒歩で帰路に着く人たちの丸まった背中を思い出します。そこは、誰か一人が公衆のルールを破れば、堰を切ったような暴動になりそうな剣呑な空気が漂い始めていました。初めて体験した大型の地震はひたすら恐怖でした。
天災の着地点は生きているか、死んでいるかであって、被害の規模ではありません。とにかく生きていて欲しいと思います。生きていればこそです。生きてこそ、喜ぶなり、政府の対応を恨むなりできるのです。いまは自分にできることがあれば精一杯協力するとともに、更なる災害に備えて準備しようと思います。

いつもここを見ていてくれたロマニスタ諸氏、さらにはラツィアーレ含む、様々な国のサッカーを愛するみなさん、この異端派ブログを色々な形で宣伝していてくれるみなさん、そういう人たちがローマ速報を支え、盛り上げてくれていることをぼくは知っています。そんなものは教えてもらわなくても、しらべなくてもわかるんだよ。みなさんの無事を祈っています。

さあぼくは何も変わらずにローマ速報をお伝えしよう!
<b>【デルビーメンバー】</b>
1 BOGDAN LOBONT
3 PAOLO CASTELLINI
4 JUAN SILVEIRA DOS SANTOS
5 PHILIPPE MEXES
7 DAVID PIZARRO
9 MIRKO VUCINIC
10 FRANCESCO TOTTI
11 RODRIGO FERRANTE TADDEI
15 SIMONE LORIA
16 DANIELE DE ROSSI
17 JOHN ARNE RIISE
20 SIMONE PERROTTA
22 MARCO BORRIELLO
23 LEANDRO GRECO
27 JULIO SERGIO BERTAGNOLI
29 NICOLAS BURDISSO
30 SIMPLICIO FABIO HENRIQUE
32 DONIEBER ALEXANDER MARANGON (DONI)
45 STEFANO PETTINARI
47 GIANLUCA CAPRARI
49 STEFANO SABELLI
94 JEREMY MENEZ

カッセッティは鼠蹊部の痛みでアウト、ブルディッソが入るでしょう。ヴチニッチも筋肉疲労があるみたいですがスタメンは確定です。トッティ、ペロッタ共にオーケーですので、リーセ、ブルディッソを除くメンバーはゼロトップメンバーです。

<b>ローマ VS ラツィオ
解説/実況:羽中田昌/倉敷保雄
3月13日 (日) 生中継 後10:50 Ch.181 スカチャン181</b>
ゲームの見所として羽中田さんが何回ラツィオのことをラッチョと発音するかですね。


と、ここまでが9年前のローマ速報。実際その2日後のデルビーがどうなったかというとこうなりました。


AS Roma Sunday, 13. March 2011 Lazio Roma
2:0
goals
1 : 0 Francesco Totti 70. / ind. free kick  (David Pizarro)
2 : 0 Francesco Totti 90. / penalty
32 Doni
4 Juan
5 Philippe Mexès
17 John Arne Riise
29 Nicolás Burdisso yellow 11′
7 David Pizarro yellow 80′
16 Daniele De Rossi yellow 39′
20 Simone Perrotta
9 Mirko Vučinić yellow 18′ 83′
10 Francesco Totti yellow 90′ 90′
94 Jérémy Ménez 57′
Substitutes
3 Paolo Castellini 90′
11 Taddei 57′
30 Fábio Simplício 83′
27 Júlio Sérgio
23 Leandro Greco
22 Marco Borriello
86 Fernando Muslera
2 Stephan Lichtsteiner yellow 15′
13 Guglielmo Stendardo
20 Giuseppe Biava
26 Stefan Radu red 88′
8 Hernanes 76′
11 Matuzalém
24 Cristian Ledesma red 90′
10 Mauro Zárate 76′
22 Sergio Floccari 83′
77 Giuseppe Sculli
Substitutes
6 Stefano Mauri 76′
32 Cristian Brocchi 83′
18 Libor Kozák 76′
12 Tommaso Berni
14 Javi Garrido
5 Lionel Scaloni
15 Álvaro González
Manager: Vincenzo Montella Manager: Edoardo Reja

大・勝・利!この試合は、トッティがボールを持てば複数人で押さえにくる、これぞローマのダービーじゃい!という内容。押さえるとはサッカー寄りのマイルドな表現で、実際はもうボールがどこにあろうがトッティを倒しに来ていた。それで我らがカピターノがどうしたかというと、こちらはこちらで過剰に痛がってみせる。この痛がり方も、今思えばデルビーならではの派手さで、削られて余裕で3メートルは転がり、当たってもいない顔面を押さえてもんどりを打っていた。そんなトッティは、主審が見ていないところで、手に持ったボールを相手選手のアゴにぶつけたりしていたので、誰が良い悪いではなく、このバチバチした感じこそ、今では失われたデルビーの空気だと思う。ムードはファンではなく、自分達で作るもの。当時のサッカー選手は、ボール以外のものも見ながらプレーしていた。

70分、カピターノのフリーキックで先制した後、モンテッラ監督は、ヴチニッチを下げて、後にJリーグで活躍するシンプリシオを投入、これが的中した。トッティとシンプリシオの時間稼ぎはこの試合の見せ場のひとつで、パスを交換しただけでラドゥを退場にして、その数分後には、ボックス内でシンプリシオを倒したレデスマににカステリーノロッソが出された。それで得たリゴーレを、駆け引き無しのゴール左上部に刺したトッティという男は本当に大した心臓で、やはりこういう勇気を体現する男こそローマにいて欲しい。

と思っていたところ、現在代理人業を営むカピターノからこんな最新コメントが。

これもう絶対副会長の前振りでしょう!!!

コメント

  1. 通りすがりのロマニスタ より:

    このダービー現地観戦しましたよー^ – ^
    知らないイタリアンおじさんと抱き合って喜びました!いい思い出試合!

  2. 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

    通りすがりのロマニスタさん
    これ生で観れたの良かったですね!おじさんと抱き合えたのも良かったと思いますw

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