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モウリーニョ監督「海外から観戦した人もこのダービーを楽しんだと思う」

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興奮冷めやらぬダービーの勝利。ここ最近ちょくちょく連絡してくるローマのジャーナリストからも、興奮した様子で「すぐセッティングするから、日本のセリエAやローマの様子をTwich(ニコ生みたいなやつ?)で語ってくれ!」と連絡が入った。このムーヴメントを絶やしたくないという現地の興奮や熱が伝わってはきたがさてどうなることやら。それはさておき、試合後のコメントをお届けしよう。

マッチレビューはこちらから。


DAZNのマイク

今夜はおそらく今シーズンのベストパフォーマンスでした。

モウリーニョ監督「素晴らしいパフォーマンスだった。ここオリンピコでアタランタを破った時も点差は異なれど、とても堅実に試合を運んだ。この試合も本当に特別な試合になった。うちの子たちは準備したことをすべてピッチで実行できたように見えた。その点で彼らの功績はとても大きい。後半、ラツィオは攻撃を強めた。まさにダービーを戦うチームだよ。しかし、私たちは常に主導権を握っていた。我々が勝利に値したことは間違いないだろう」

前半の終わりにあなたはティフォージに怒っているようでしたが?

モウリーニョ監督「私は『オーレ』(ボールを回すときのファンの掛け声)があまり好きではない。試合終了どころか、前半43分で耳にするのは嫌な気持ちだ。それを聞いた選手が、試合がクローズされたと考えたり、ショーのように感じてしまうのも好きじゃない。実際にイバニェスはそのパス回しからボールを失ってしまった。相手へのリスペクトは真に美しいものだ。ローマは勝つためにプレーして、4点でも5点でも獲りたいさ。でも相手への敬意は表するべきだ」

タミー・エイブラハムについて何かコメントは?

モウリーニョ監督「これまで周囲がタミーをファンタスティックと称した時、私はそうは思わなかった。なぜならば、私は彼のポテンシャルを知っていたし、今日のようなプレーができることを知っていたからだ。これはドッピエッタだけではなく、彼のパフォーマンス全般、プレーの掛け方、ボールの奪い方について話している。例えばフィテッセ戦ではそういったプレーが少なかった。私はタミーの潜在能力を知るからこそ多くを要求している。今日のプレーはタミーにしかできないプレーだし、これからもこのプレーを続けなければならない。例え今日ゴールを決めたとしても、別の試合では外す事だってあるだろう。だが、今日のような姿勢はすべての試合で見せる必要がある」

ローマの残りのシーズンについて一言お願いします。

モウリーニョ監督「カンピオナートは今のトップ4がチャンピオンズリーグ出場権を獲得するだろう。彼らのいずれかが5位に落ちるとは考えにくい。それを踏まえて、現在ローマ、アタランタ、ラツィオ、フィオレンティーナが5位から8位の間を競っている。この4チームはトップ4ほどではないが、みな良いパフォーマンスで改善し始めているチームだ。5位で終わるのか、それとも8位なのかは全く意味合いが異なる。シーズンを上手く終えられるかどうか様子を見てみよう」

試合後のクルヴァスッドの歓喜はご覧になりましたか?

モウリーニョ監督「いいや、見ていない」

ロッカールームに戻ったのですか?

モウリーニョ監督「そうだ。家に帰りたかったからな」


*クルヴァの旗を振ってティフォージと喜ぶマンチーニ。このとき監督はすでにロッカールームに戻っていました。


公式会見のマイク

何が違いを生んだのか?

モウリーニョ監督「守備と攻撃のストラクチャーを変更したまでだ。ピントGMとはよく冗談で「この方法で勝てたら凄いぞ」と話していた。正確でシンプルなプレーをするラツィオの特性を意識したものだ。それに私たちにはこの決戦を戦術的に考える謙虚さがあった。最初の1分で得点して、その後はチームにとってすべてが良い方向に進んだ。ただし、ラツィオはラツィオで非常に強いチームだ。後半はプライドを持って戦い、そのメンタリティを発揮したと思うね。海外から観戦された方はピッチの内外でこの素晴らしいダービーを楽しんだと思う。あとはローマっ子たちが幸せかつ落ち着いて帰宅してくれることを願うばかりだ」

なぜスターターにザレフスキを?

モウリーニョ監督「いいか?彼はまだ19歳の子供だ。ウディネーゼ戦では苦戦したが、ザレフスキを殺したのはローマメディアに他ならない。もしも私が凡庸な監督ならば、あの報道で心が折れて彼を二度と起用はしないだろう。しかし今夜、ボーイは挽回のチャンスで本当に頑張ってくれた。私たちローマは常に90分の集中を保つのに苦労するチームだ。しかし今夜は違った。ハーフタイムでは失点して3-1になった時のメンタルについて話した。今日は感情のコントロールができていた」

キャリアベスト10に入る試合だったか?

モウリーニョ監督「私のキャリアではあらゆることが起こってきた。だからなんとも言えないな。ただ、ローマで間違いなく最悪だったのはボデ戦の6-1だ。ダービーを3-0で勝利したのは良かったし、気分も良いが、勝った方が天国、負ければ地獄というノリはどうも好きになれない」

<了>

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