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トリゴリア・トゥデイ:がんばれザニオーロ。の巻

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モウリーニョはインターナショナルマッチウイークに選手たちに十分な休暇を与えた。根を詰めても意味がないというわけだ。こうして外の空気を吸って戻ってきたナイスでバッドな野郎どもとスペシャルワンはトレーニングを再開した。毎回のトレーニングでモウリーニョは特定の選手を叱咤することにしている。月曜日はザニオーロの番で、彼は監督から「努力が足りない」と言われた。しかし現在のザニオーロはコンディションを落としており代表招集も辞退している。モウリーニョはザニオーロが自力でポジションを探し出すことを期待している。才能ある若者の目の前にティーカップを置いてはならないというわけだ。どうやらかなり厳しい叱咤となったようだが、翌日には二人で談笑していたらしいのでシリアスな話にはなっていない。

おそらく新たなフォーメーションとなる3-4-1-2の超攻撃システムではウイングポジションが消失するために、これまで消去法的に与えられてきたザニオーロの右サイドはなくなる。彼の本職であるトップ下にはペッレグリーニが戻ってくる。ジェノア戦出場を危ぶまれたカピターノだが、膝の痛みは消えつつあり、おそらくはスタートからプレーするはずだ。ここでモウリーニョはペッレグリーニを一列下げてボランチポジションでヴェレトゥと組まるアイデアを持っている。昨シーズンペッレグリーニはシーズン序盤にボランチで、途中からトップ下、またはウイングでもプレーしたが、確かぼくの記憶では、各ポジション毎のボールタッチ、シュート創出機会(SCA)などの攻撃を司るスタッツにほとんど変化がなかったはずだ。つまり、彼はどのポジションでもボールに触り、ボールを引き出している。今シーズン、エイブラハムがスペースを見つけ出せない状況で何度ペッレグリーニはスペースに飛び込んでシュートを打っただろうか。これがいわゆる得点の嗅覚である。
モウリーニョも当然ぼくと同じスタッツを見ていると思うので、ペッレグリーニを一列下げることが攻撃力の低下とはならないことを理解しているだろう。仮にペッレグリーニをボランチ起用した場合、クリスタンテが3バックの中央に入る。つまり、トップ下はミキタリアンとザニオーロの一騎打ちだ。普通に考えたらどのクラブにとっても、この二人のどちらかを選ばなくてはならないというのは贅沢な悩みではあるが。

とにかくがんばれザニオーロ!ジェノア戦でゴール決めろ!

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