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セリエA最終節:ユヴェントス(A)

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葉野先生の素敵な勝利画像も今季これで見納め。

最終節ユヴェントス戦は、主力温存でお互い1.5軍の戦力を投入した消化試合でしたが、ロマニスタの興味は、GKフザートの初陣、スペイン2部クラブから飛び級でやってきたゴンサロ・ビジャールと、プリマから起用のリカルド・カラフィオーリのスタメンにあったと思う。カラフィオーリは一昨年の秋にひどい怪我を負い、現役復帰も危ぶまれた若者。そんな彼がトップチームに入ったのは感慨深いものがある。

試合は、ユヴェントスが前からガンガンに圧を掛けていき、開始5分でコーナーからイグアインに決められたものの、24分には同じコーナーのチャンスから、カリニッチがヘディングでタイスコアに戻し、前半終了直前に、ボックスでダニーロがカラフィオーリを倒したとしてリゴーレ。これを職人ペロッティが決めて逆転に成功した。
後半52分には、ザニオーロのカウンターが発動。ヴィジャールがダイアゴナルに走って開けたスペースにペロッティが侵入して、ザニオーロからのスルーパスをそのまま決めた。ディフランチェスコ監督の時代から、このパターンで何度も得点しているペロッティの得意な形だ。

得点はその後動かず1-3でローマ勝利。チームの好調さを感じることができた。

 

ヴィジャールは最も難しい仕事をやり遂げた。


あなたは強いプレスの中で、ボールを保持する事ができます。それがあなたの持ち味、なのでしょうか?

ヴィジャール「ええ、それがぼくがローマに来た理由でもあり、監督が求めているやり方だと思います。監督からも、そのようにプレーして欲しいと言われました」

ヨーロッパリーグでスタメンを手にする準備はできていますか?

ヴィジャール「今日はたまたまプレーできたけど、普段から監督のスタメン選考を悩ませようという気持ちでトレーニングに取り組んでいるんだ。監督には「アイツ今日も良い練習してるな」って思われたいんだよ。そしてユヴェントス戦で強いメンタリティも示せた。出場機会を頂けて本当に感謝してる」


これにてローマのセリエA2019-2020シーズン全日程終了。みなさんお疲れ様でした。

監督が代わろうが、なにしようが、冬の謎の失速という呪いは掛けられたまま。ここをどう乗り切るか、そして、いかに年間通じて故障者を減らすか。さらには、上位チームに勝てないというジレンマも解消出来なかった。そう考えると、チャンピオンズリーグ圏内を狙う為の課題は多い。

システムが変わり、ウンデル、クライフェルトといった秘蔵っ子を使いきれなくなったのも残念。ウンデルは自身がイメージしているものをファンと共有できるという素晴らしい選手で、そういった彼の閃きが見れなくなるのであれば残念。

なんにせよ、メルカートには大いに注目させて頂きたい。

コメント

  1. うてません より:

    トッティ、デロッシ、フロレンツィが抜けローマでなくなった新しいローマにはもうどんな選手が来ても変ではないですね。

  2. TWR より:

    ペロのPKを読んでたのに決められた!って感じでシェチュが悔しそうに苦笑いしてましたね、ローマ時代にペロのPK練習に付き合ってたのかなーと思うとなんだか敵同士なのが未だに不思議な感じがします。まぁお互い消化試合故の笑顔なんだと思いますが。

    • 如月(ローマ速報) より:

      うてませんさん
      トッティ、デ・ロッシ、フロレンツィが抜けてローマでなくなったどうかの定義から論じたいところですが、オーナー変わってどう変化するか楽しみではありますね。

    • 如月(ローマ速報) より:

      TWRさん
      そんなに上手さのないリゴーレでしたが、確かに読み合いはありましたね笑
      ぼくもちょっと微笑ましかったです。

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