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ジェコとマジョラルは共存できるのか?

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まあ確かになーとは思う。というのは、ジェコとマジョラルの同時起用について。彼らが一緒にピッチに立ったのはここまでわずか25分のみ。それでいながら、イタリアのローマ系メディアでは、ほぼ毎日何らかの形でこれが議論になっている。これまで、ジェコとのわだかまりからかフォンセカ監督はこの議論に強い嫌悪を示していたが、ブラガ戦後にはその姿勢はやや軟化した。

フォンセカ監督「同時起用?いまはこのモジュールで上手くいっている。その状況で2人を同時にピッチに送り込むことは考えていない。しかし、そのうちそのようなタイミングが来ればいいと思う」

ブラガ戦のジェコのゴールはスケールの違いを見せた1発であり、この試合における彼の変化は、スプリント回数にも現れている。いま、ジェコは意欲に満ちている。

ワルテル・サバティーニはこう言う。「ローマのキャプテンはジェコだ。殺人でも犯さない限り、彼から腕章を取り上げるべきではない」しかし、その擁護も空しくキャプテンマークは戻らない。事実、クリスタンテが腰痛で交代した後のキャプテンマークはマンチーニが巻いている。マンチーニは試合中度々フォンセカから指示を受けていた事から、監督が求めるキャプテンとは、チームへの影響力ではなく、戦術を伝えることの出来る実務タイプなのかもしれない。要するに人情やドラマ仕立てではジェコに腕章は戻らないのだろう。

戦術の話をするならば、今季ヨーロッパリーグで3回だけ、マジョラルとミキの2トップを試した。しかし、本来4-2-3-1を信奉者のフォンセカ監督にとって、2トップは被ポゼッション時に相手のボールホルダーをカバーシャドウする為の並びでしかない。ジェコとマジョラルは言わばSKE48における松井珠理奈と松井玲奈のようなものではなかろうか?監督(この場合総監督と書くべきか?)としては、この光り輝く2人を同時に使いたいという気持ちもあるだろうが、ローテーションしたいのも偽らざる本音だ。
個人的には、戦術的に起用をためらう気持ちも判るが、松井珠理奈はまだ23歳と若い。卒業を発表したとしても学ぶべきものは多い。29歳の松井玲奈はクイズ世界ふしぎ発見のパネラーとしてかしこな部分を出してきたり、小説を書いたり、華やかなアイドル時代とは異なる役を楽しんでいる。この2人が再び劇場のステージで共にマイクを持つ日を夢見て、ここら辺で筆を置きたい。

【次回予告】時代は少し遡るが、次回は平野綾と新田恵海が現代文学に与えた50の影響について説明していこうと思う。

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