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コリエレからローマへの質問状

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フリードキンズが最後に公式声明を発表したのは2020年9月3日、いまから一年以上前まで遡る。彼らは口を出さずに金を出すという、自己顕示欲の世界であるサッカービジネスにおいて、まるで理想的なオーナーに違いない。おればかりか、彼らは中期的なプランを持ち、いくつものマニフェストを実行に移し、ザニオーロ、ペッレグリーニといった最高の選手を維持して、市場に1億ユーロ以上の投資をした。しかし、結果は散々だと言える。ミランやナポリといったチームがネクストブレイクするための道をローマは自ら開けてしまった。地元コリエレ紙は、紙面を通じて、沈黙のオーナーに5つの質問を投げかけた。

これは我々が日々ローマに感じている疑問にプラスアルファの考察の余地を加えるもので、ぜひこの質問についてロマニスタ同氏で考えてみてもらいたい。


1.モウリーニョについて

750万ユーロ、3年間で契約した監督について。スタジアムでは観客動員数に影響を与えるという面では有益な投資となったが、ピッチでゃボデの6-1の屈辱的な敗戦を含めてすでに8敗しており、カンピオナートでは8ポイントも少ない(注:おそらく昨シーズンとの比較とおもわれる)。フリードキンズは初年度の結果に関係なく彼をサポートするのか?

2.メルカートについて

インテル戦の後でチアゴ・ピントGMは冬のメルカートの補強を約束した。しかし、クラブ価値が下がり、利益を生まないチームに誰が到着するのだろうか?

3.財政面について

ローマが4年連続でチャンピオンズリーグに出場できないとしたら、フリードキンズはどのように経済的バランスを保つのだろうか?

4.スタジアムについて

スタジアム建設許可はローマの希望のひとつである。この計画はフリードキンズにとって不可欠なものか?現在、金融業界では、行政からスタジアム建築許可がスムーズに下りなければ、オーナーはローマを売りに出すという強い噂が流れている。ちなみにジェームズ・パロッタも同じ理由でローマを手放した。

5.トッティについて

インテル戦でトッティが2年ぶりにオリンピコに戻ってきたことと、ローマのメインスポンサーとグローバルアンバサダー契約を結んだことにより、現在ロマニスタの想像力は掻き立てられている。これまでフリードキンズはバンディエラの帰還に消極姿勢に思えたが、この数か月でその姿勢に変化はあったか?

以上、コリエレ・デロ・スポルト


一番近い人間が一番の敵になることがある。パロッタ期の最後にはコリエレをプレスセンター出入り禁止にしたりと、あまり良い関係を持つことができなかった。会長でなくてもよいので、彼らの問いに何らかの形で回答していただきたいと思う。

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