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【UECLトーナメント1stレグ】フィテッセ(A) 初戦を勝利で飾ったローマ

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Vitesse Thursday, 10. March 2022 AS Roma
0:1
goals
0 : 1 Sérgio Oliveira 45.  (Nicolò Zaniolo)

前日会見はこちらから↓

各紙予想フォーメーション

LA GAZZETTA DELLO SPORT – Rui Patricio; Mancini, Smalling, Kumbulla; Karsdrop, Cristante, Mkhitaryan, Vina; Pellegrini; Zaniolo, Abraham.

IL TEMPO – Rui Patricio; Mancini, Ibanez, Kumbulla; Karsdrop, Oliveira, Mkhitaryan, Pellegrini, Vina; Zaniolo, Abraham.

IL MESSAGGERO – Rui Patricio; Mancini, Smalling, Kumbulla; Karsdorp, Mkhitaryan, Oliveira, Pellegrini, Vina; Zaniolo, Abraham.

CORRIERE DELLO SPORT – Rui Patricio; Mancini, Smalling, Kumbulla; Karsdorp, Oliveira, Mkhitaryan, Vina; Pellegrini; Zaniolo, Abraham.

TUTTOSPORT – Rui Patricio; Mancini, Smalling, Kumbulla; Karsdorp, Pellegrini, Mkhitaryan, Oliveira, Vina; Zaniolo, Abraham.


前日会見で2,3人を入れ替えると話していたミステルだったが、結局はアタランタ戦から6人をローテーションした。これが最終的に層の厚みを感じる起用になったのはさすがの一言。

とはいえ、前半はひどいピッチコンディションに苦しんだ(それで言うなら後半も苦しんだのだが)。フィテッセのホーム、ヘルレドームは、音楽系の興行で運営している為に、シーズン中もコンサートなどのスケジュールが入り、その結果芝のコンディションは劣悪な状態だ。ところどころ芝の剥げたピッチでは、イメージするよりもボールは長く伸び、勘所のあるフィテッセがセカンドボールをモノにしては起用にドリブルをしていた。

しかし先制はローマ、前半追加タイム。左からのコーナーキックのリフレクションをボックス外からヴィニャがシュートする。その低い弾道のボールを、ゴール前のザニオーロが引き取り落とすと、セルジオ・オリヴェイラが反転して、寝かせたインステップでネットを揺らした。

後半は一転ローマがポゼッションを握る。じりじりと相手ゴールに接近しながら、ポゼッションを明け渡しても、実にイタリアンクラブらしいミドルブロックの守備を見せた。とはいえ、どうしても芝の難しさは随所に見て取れた。さらには70分、78分と立て続けにオリヴェイラにカードが出されて一人少なくなったローマだが、前述のとおり、選手層を最大限に活かして、86分にミキに替えてスモーリングを中盤底に配置して逃げ切りを計り、後半追加タイム3分をやり過ごして、決勝トーナメント1stレグを無事勝利で飾った。

感想

評判通りピッチコンディションはひどく、その点でフィテッセに地の利があったが、結局相手も芝由来のミスで得点機を失ったりしていたので、結論から言えばこのピッチで得をした人間は誰もいない。

一方、ローマは厚みのある選手層で違いを生み出した。モウリーニョ監督の言葉を借りるならば『ようやく頼もしい選手をベンチに置けるようになった』のだろう。最後までプレスもよく効いていた。この90分の集中は、直近2試合のクリーンシートによってもたらされたものであると付け加えさせて頂きたい。少しずつではあるが、着実にチームがレベルアップしていると感じた試合だった。

試合後にモウリーニョ監督はチームの変化についてこう語った。

モウリーニョ監督「ウディネーゼ戦ではミキタリアンとクンブラがいないし、オリンピコのフィテッセ戦ではセルジオ・オリヴェイラとマンチーニが出場できないが、今の私たちにはそれらに対応するためのオプションがあるだろう。それに、試合で少しナイーブになってしまう癖を払拭する方法もみつけた。今日は難しいシチュエーションだったが、選手たちはポジティブなリアクションをしてくれたよ」

 

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