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【EL前日会見】モウリーニョ監督「これが今ローマが置かれている状況」

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順位 チーム名 勝点 試合数 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
1 ベティス 9 3 3 0 0 7 3 4
2 ルドゴレツ 4 3 1 1 1 5 5 0
3 ASローマ 3 3 1 0 2 5 4 1
4 ヘルシンキ 1 3 0 1 2 1 6 -5

グループCはベティスが独走。今夜のローマ戦で勝利して決勝トーナメントに良い形で入りたい。一方でローマは既に2敗しており、この2敗は残念ながら実力で負けている。ディバラの離脱、タミー・エイブラハムの不調、得点源として期待されたベロッティはゴール欠乏症となり、決して良い状況ではない。しかし、このグループCを突破するために今夜ベティス戦の勝利が必要だ。この試合に先立ってモウリーニョ監督が前日会見に臨んだ。


今シーズンはワールドカップの冬開催の影響で、異例のスケジュールとなっています。その影響で怪我のリスクが高まっていると考えられますか?

モウリーニョ監督「これは私たちがそれぞれの考えを持つことのできる良い質問だ。ワールドカップについてはもう何度も議論されてきたわけだが、実際にはこの状況に私たちが対応するしかない。試合が多いと言えばその通りだが、今日(こんにち)の選手たちは昔とは全く異なる課題を抱えている。リッチなクラブは特権的で、同ポジションでレベルを下げず選手を起用できるが、そうでないクラブは問題を抱える結果となった。金のないクラブは、それはそれで公式戦の為に1週間を準備に充てられるし、リッチクラブはミッドウイークに試合しても10人くらい選手を入れ替えられる。しかし、私たちのようにひとつ上の目的を持つクラブは、リッチクラブと同じ日程を少ない戦力で戦うのだから、結局困難な状況に追い込まれてしまう。これが今ローマが置かれている現状だ」

タミー・エイブラハムはスランプに陥っている。それはメンタルとフィジカル、どちらに問題があるのでしょうか?

モウリーニョ監督「問題は…これはチームの問題だ。私はこのように問題を深掘りするのは好きではない。ヨーロッパのトッププレイヤーでもタミーと同じ状況の選手を探すことは容易だ。あなた方にとってゴールは数字や統計だが、私たちにとっては試合に勝利するにはゴールが必要だというシンプルな理屈だ。もしも統計的にチャンス創出機会の数で試合に勝てるのであれば、今頃私たちはセリエAで首位になっている。いいか?重要なのはチームとして試合に向き合うことであり、私はあなたが望むように個人にプレッシャーをかけたりはしない。君たちとは異なる仕事をしている。A選手は何点決めた、B選手は?C選手は…そうじゃない。誰が獲ったかではなく、チャンスに対して、十分な得点がないという事実に向き合うことを考える。そうすれば勝つためには、ゴール前で全員がより効率的に動くことが必要だ。そしてそれは必ず実現すると思っている」

レッチェ戦の後、あなたは「選手が私の指示とは反対の事をする」と話しました。それはここ数日で改善されたのでしょうか?

モウリーニョ監督「監督が試合終了して10分後にメディアと話すのは簡単ではない。私の頭の中では常にゲームプランで相手に勝っている。しかし勝てるだけのプランがある事と、それを選手が実践できるかは別物だ。ベンチから試合を観ていて、チームミーティングで説明したことと違うプレーをしていると感じた。例えば攻撃でも守備でも数人が規律を失うと他の選手のプレーにも影響がでる。そもそも私がここに来てから1年半、最高のパフォーマンスを発揮した瞬間は、常に集中力を保ち、ゲームプランを信じ、チームとしての強い組織力を持っているときだ。選手の個性で勝利したことはほとんどない」

<了>

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