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【ヴェローナ戦後のコメント】モウリーニョ監督「まずはヴェローナの健闘を称えたい」

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Hellas Verona Monday, 31. October 2022 AS Roma
1:3
goals
1 : 0 Paweł Dawidowicz 27. / right-footed shot  (Davide Faraoni)
1 : 1 Nicolò Zaniolo 45.+2 / left-footed shot
1 : 2 Cristian Volpato 88. / left-footed shot  (Nemanja Matić)
1 : 3 Stephan El Shaarawy 90.+2 / right-footed shot  (Cristian Volpato)

サッカーの世界では内容よりも結果が求められるが、今のローマは内容と結果が求められるチームだ。チームの飛躍が期待できるエースストライカーが今季まだ爆発していない(とはいえ、昨シーズンの同時期に比べてそこまで得点数に違いはないのだが)。
どうにかエイブラハムに点を獲らせようというチームの攻撃姿勢は開始早々から見えていた。しかし、多くの決定機をエイブラハムは外してしまう。そしてチャンスを逃すうちにダヴィドヴィチのバックヒールで前半27分に追いかける展開になってしまう。ヴェローナに退場者が出たことで数的優位となったローマは、前半終了直前にザニオーロのゴールで追いつき、後半88分にプリマヴェーラ出身ヴォルパトの値千金のゴールで逆転して、さらには30歳を迎えたばかりのエルシャーラウィのダメ押しの得点で勝利した。

それではモウリーニョ監督の試合後のコメントをお届けしよう。


モウリーニョ監督「まずはじめにヴェローナの健闘を称えたい。彼らは今夜、勝敗に関わらず、少なくとも1ポイントを手にする為に最後まで戦った。10人になったときですら、監督はうまく選手を入れ替えてマンマークを切らさず、数的優位な我々を苦しめたんだ。こちらの時間を削るコントロールも良かった。まあだが、私はあまり偽善的な発言は好まないから正直に申し上げると、今夜の勝利は本当に嬉しい。と、同時に彼らの戦い方に好感を持っているんだ」

逆転を信じていましたか?

モウリーニョ監督「ベンチからやれることは全部やったという思いだった。これ以上私に出来ることは無かった。システムを2回変更した。あらゆる攻撃ポジションの選手を投入した。そして最後は、ヴォルパトという若者の才能とイマジネーション、そしてゴールへの嗅覚を信じた。そしてマティッチが違いを生み出すことも信じていた」

ヴォルパトのような若者が今後トップチームで多く活躍することは可能でしょうか?

モウリーニョ監督「それには過程が必要だ。プリマの子供が時折トップチームに呼ばれて練習参加するのと、プリマから昇格するのはまた別の話だ。ボーヴェもそのプロセスを経てトップに入った。そしてヴォルパトもいまやトップの一員だ。契約延長して、私のチームでプレーする力を持ち、もちろんまだまだ学ぶことは多いが求められているクオリティには達している」

ヴォルパトのゴールを信じたわけですね?

モウリーニョ監督「いや、私が彼を起用したのは頭がおかしくなったからでも、無茶なリスクを冒したわけでもない。ましてや彼のゴールを確信していたわけでもない。さっき話た通り、ヴォルパトが違いを生み出すだけの能力を持っているのはわかっていた」

木曜日のヨーロッパリーグを経て、いよいよ日曜日はローマダービーです。

モウリーニョ監督「ダービーには関心がない。私が長い監督生活で学んだことは、監督が次の試合以外のことを考えたとき、だいたいが上手く行かなくなるということだ。それが過去に学んだことで、さらにはそういった失敗の後に立て直すのはとても困難だ。具体的に説明しよう。先の事を考えてしまうと、そこに注意が向き、ミスに気が付かないんだよ。だから私はダービーについて話すことを完全に拒否する。もしも選手たちがダービーの話をするならば、それらは彼らの過ちだ。私は木曜日の試合が終わって、金曜日からダービーの準備に取り掛かる」

〈了〉

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