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【レッチェ戦後のコメント】モウリーニョ監督「私の指示と逆のプレーをするのは私のイタリア語に問題があるのだろう」

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AS Roma Sunday, 9. October 2022 US Lecce
2:1
goals
1 : 0 Chris Smalling 6. / header  (Lorenzo Pellegrini)
1 : 1 Gabriel Strefezza 39. / right-footed shot
2 : 1 Paulo Dybala 48. / penalty  (Tammy Abraham)

明らかに選手には疲労が見え、攻撃からも迫力は消えた。タミー・エイブラハムはドリブルを忘れ、だれよりも多くボールを引き出すのがペッレグリーニである。あらゆる才能を総動員してファウルを貰い、セットプレーから得点する今のローマにベルジョーコはない。この試合も早々に先制しながら、数的優位を生かせずに同点に追いつかれて、あわやドロー、もしくは負けてもおかしくない内容だった。試合後、モウリーニョ監督その複雑な心の内をメディアに語った。


モウリーニョ監督「試合には良い入り方をしたし、主導権を握って早い時間にリードも奪った。すぐに追加点を奪うこともできたはずだ。しかし、相手が10人になってスペースをふさがれた。私のキャリアで11対10の数的優位でいながら、早く試合が終わって欲しいと感じた試合はあまり記憶にない。必ずしも快勝とは言えない内容だ。ウディネーゼとアタランタを見ていれば、木曜日に試合をする肉体的、精神的な疲労の差がよく判るだろう。それでも試合序盤を見ていれば、あれだけのプレーをしたのだから試合数を言い訳にはできないはずだ。つまり、今日の難しさは相手が10人になり、引いて守ったからではなく、私たちがうまく試合をコントロールできなかったことにあるだろう。疲労があるとき、選手はシンプルなプレーよりも、自ら物事を複雑にしてしまう傾向にある。数的優位なのだから、もっとボールを動かしてスペースを見つけるべきだった。そもそもあれはなんだ?レッチェの低く構えた分厚いディフェンスラインに向かってなんで長いボールを入れまくって相手ボールにしてしまったんだ?ベロッティだけがしっかりボールを受けていたが、他の選手たちはみんなボールを受けられず失っていたじゃないか。アタランタ戦では本当に良いプレーをしたが負けた。今夜はひどいパフォーマンスだが勝利した。リーグ戦はポイントで決まるが、今夜も良いプレーができればなおよかった」

ディバラが太ももを痛めました。

モウリーニョ監督「悪そうというよりは、良くないという表現が適していて、残念ながら良くないというよりは悪いと言う表現が正しいように感じたね」

次にディバラを観るのは2023年になるのでしょうか?

モウリーニョ監督「私は医者じゃないし、医者と話もしていないが、パウロと話をした経験上、年内にプレーする姿を観るのは難しいだろう」

ゴールへの精度は鍛えられるものですか?それとも気持ちの持ちようなのでしょうか?

モウリーニョ監督「その両方だ。トレーニングで向上することも可能だし、個人としても、チームとしても取り組んでいる。だがタミーもベロッティも必ず決めてくれる。疲労の他に問題だと感じているのは試合運びの悪さだ。私たちは事前に相手を研究している。どこにプレスを掛けたいのか、どのスペースを狙おうとしているのか把握している。だがうちの子たちのプレーを観ていて、私のイタリア語が下手なのだろうと思い始めたよ。だってみんな私の指示する逆のプレーをしてくれるのだからね」

<了>

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