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【セリエA第15節マッチレビュー】トリノ対ローマ

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AS Roma Sunday, 13. November 2022 Torino
1:1
goals
0 : 1 Karol Linetty 55. / header  (Wilfried Singo)
1 : 1 Nemanja Matić 90.+4 / left-footed shot

 

1 Rui Patrício
3 Ibañez
6 Chris Smalling
19 Zeki Çelik
23 Gianluca Mancini
4 Bryan Cristante 70′
20 Mady Camara yellow 53′ 54′
59 Nicola Zalewski 70′
62 Cristian Volpato 46′
9 Tammy Abraham 70′
22 Nicolò Zaniolo
Substitutes
8 Nemanja Matić 54′
11 Andrea Belotti 70′
21 Paulo Dybala yellow 86′ 70′
68 Benjamin Tahirović yellow 89′ 70′
92 Stephan El Shaarawy 46′
63 Pietro Boer
99 Mile Svilar
17 Matías Viña
24 Marash Kumbulla
7 Lorenzo Pellegrini
52 Edoardo Bove
65 Filippo Tripi
14 Eldor Shomurodov
32 Vanja Milinković-Savić
4 Alessandro Buongiorno yellow 48′ 52′
6 David Zima
19 Valentino Lazaro yellow 90′ +5
26 Koffi Djidji
27 Mërgim Vojvoda 30′
16 Nikola Vlašić
28 Samuele Ricci
59 Aleksey Miranchuk 81′
77 Karol Linetty
9 Antonio Sanabria 80′
Substitutes
13 Ricardo Rodríguez 52′
17 Wilfried Singo 30′
21 Michel Adopo 80′
49 Nemanja Radonjić 81′
1 Etrit Berisha
89 Luca Gemello
94 Caumenan N’Guessan
2 Brian Bayeye
14 Emirhan İlkhan
36 Matthew Garbett
7 Yann Karamoh
11 Pietro Pellegri
23 Demba Seck

前節、モウリーニョ監督から敗戦の原因とされたカルスドルプがベンチ外で一足お先に休みに入ると、入れ替わるように1か月間離脱していたディバラがベンチに戻ってきた。

primo tempo
試合はトリノがポゼッションしながら攻め入る展開。ローマはカウンターを仕掛けたいが、起点となるべきヴォルパトにマークが付けられている。ファーストチャンスは18分。カマラのインターセプトからエイブラハムを経由してザニオーロのシュート。これはバーを越えていった。
ミキタリアン、ヴェレトゥといったショートカウンターの名手に代わり、ここまで見事に起点となるカマラは、ワイナルドゥムの代役から主演への階段を上り始めているようだ。

23分、CKの際にトリノ選手にハンドがあったとしてローマにリゴーレが与えられるも、VAR審議の後取り消された。直後、接触でザニオーロが倒れるもノーファウル。その後、得点は動かず後半に折り返す。

secondo tempo
HTでヴォルパトOUT、エルシャーラウィINで開始。通路口で入場するチームメイトを見送るペッレグリーニの姿にデ・ロッシのようなキャプテンシーを感じまくった。ロッカールームで何を言われたのか、後半開始から強度の高いサッカーに切り替わるローマ。エイブラハムが低い位置で組み立てに加わるようになってきた。

しかし、ローマは失点癖を修正しきれない。クロスからフリーでリネッティに頭を振られてゴールを許してしまう。69分、ベロッティ、ディバラを投入。その後、果敢に攻めるも2度のハンド、試合を変える可能性のあるいくつかのファウルが主審に見過ごされると、抗議をしたモウリーニョ監督が退席処分となった。主審がなにかの帳尻を合わせるべく、アドバンテージを見てるうちに、試合を変える多くのエピソードが見過ごされていた。

後半アディショナルタイムは5分。ここでようやくボックス内でディバラが倒されたとしてリゴーレを得ると、蹴るのは昨シーズンまでトリノのカピターノだったベロッティというドラマチックな展開。細かいステップを刻んで蹴るキックは、右に飛んだキーパーの逆を突いたものの、ボールはポストに当たり枠外へ転がっていく。


しかし、これで終わりか…と諦めたアディショナルタイム3分。ディバラのバー直撃のシュートの跳ね返りを、マティッチがボックスの外から寝かせたシュートでネットを揺らして同点に追いつくと、試合はこのまま動かずにタイムアップとなった。

もちろんフラストレーションは溜まっている。これが極東まで出稼ぎに来るクラスの戦い方なのかと思わないでもない。だが、ディバラ復帰でこれまでの退屈な戦い方を脱したのも事実。彼の存在感は新しいトッティにも等しい。

勝てたかもしれないトリノに対して、こちらも勝てたかもしれないというローマ。選手たちは、みな浮かない顔でピッチを後にした。

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