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ASローマ、上場廃止が決定

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2000年に上場してから、22年ぶりにジャッロロッシはBorsa Italiana(イタリア証券取引所)を離れることになった。2020年にフリードキンズがローマを買収して、一番最初のアクションが上場廃止だった。なぜそうしたのかについては、有料版ロマ速に詳しいが、ここでかいつまんで説明すると、主目的は経費削減である。上場廃止することで、CONSOB(証券取引委員会)から請求される高額な経費を他のリソースに割けるようになる。その金額はおよそ1億5000万ユーロとも言われている。

ダン・フリードキン会長は、毎年イタリア国内の古参の株主から期限付きの公開買い付けを行ってきた。しかし、これは様々な面で難航した。なぜならば、ローマ人にとって、ASローマの株は紙切れだけでは説明できない価値があるからだ。デッドラインとなる95周年を迎える7月22日の時点で94.4%となり、廃止成立の95%にあと0.6%のところまで迫った。そして、一歩及ばないのではないかというメディアの予想をローマは直前で覆した。2年前86.6%だった会長の持ち株は、95周年の日に95%に達したのである。

これにより、フリードキンは残り5%の株保有者に対して、期間を設けずに株を買い上げる、スクイーズアウト(少数株主排除)の権利を有することになった。ただし、それはローマにとって急務ではないとぼくは考えている。これでもう十分だ。

現在、モウリーニョ監督の年俸1400万ユーロは半分をトッテナムが支払っている。その契約が終わるのが2024年の6月――つまりローマとの契約が終了するタイミングと重なっており、現状ローマの資金力では、監督本人が大幅減俸を受け入れない限り、2024年以降も彼をローマに残す方法はない。しかし、今回の上場廃止や、前回のテキストでお伝えしたアディダスとのサプライヤー契約、また現在着々と進行するスタジアムによる将来的に見込める収益は、モウリーニョ監督にプロジェクトの継続性と信頼感を与えるだろう。

この2年間でフリードキンは、ローマにヨーロッパ最高の監督を呼び、ワールドクラスの選手を獲得して、カンファレンスリーグ初代王者のタイトルをもたらした。そして今回難易度の高かった上場廃止ミッションを成功させた。パロッタ前会長が改悪したエンブレムも復活させた。おそらくはスタジアムも建ててしまうに違いない。さらに驚くべきは、会長と副会長は、まだ一度も公式に発言したことがない寡黙なリーダーのままということだ。改めて本当に感謝しかない。

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