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魔女の帰還、未確認飛行物体の夜

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石川県羽咋市は古く江戸時代からUFOが目撃されてきた土地なのだそうです。そして、イタリアはカンパニア州の山間部にある小さな町ベネヴェントにはかつて魔女が住んでいたのだとか。
この町のクラブ、ベネヴェントカルチョが設立88年目に悲願のセリエA昇格を決めたのは2017年。そして臨んだ翌シーズン、開幕14連敗で、欧州主要リーグ開幕連敗記録を87何ぶりに更新すると、そのまま最下位で降格しました。彼らの町に魔女がいたかどうかは判りませんが、少なくともピッチの中で神通力は届かないのでしょう。
しかし、フィリポ・インザーギ率いる今季のベネヴェントは、31節でアントニオ・ミランテの地元クラブでロマニスタにはお馴染みのユーヴェスタビアを1-0で破り、2位クロトーネに24ポイント差をつけて魔術的な強さで昇格を決めました。インザーギ監督は試合後にこう語っています。

インザーギ監督「選手たちは並外れた何かをやってのけた。ホームゲーム無敗で1977年のクラブレコードに並んだね。これらの結果には、過去数年のクラブの素晴らしい仕事の裏打ちがある。会長とスポーツディレクターは、数年前から私の招へいを望んでいた。彼らの為にも私は嬉しいよ」

彼らの最初のセリエA挑戦を難しくしたのは、プレーオフを戦ってメルカートに出遅れたからだと当時ぼくは書きました。2017年の夏は、ネイマールがパリに移籍した事で、一気に売り手市場となり、特に攻撃手の価格が高騰しました。サッスオーロがドメニコ・ヴェラルディに5000万ユーロのプライスタグを付けた年で、ローマはレスターシティのリャド・マフレズに3500万ユーロのビッグオファーを出すも一蹴されてしまい、その後も右ウイングの空席が埋まらずに、結局メルカート終了直前で、センターフォワードのパトリック・シックを総額4200万ユーロで獲得しました。今振りかえると、パロッタ会長もモンチSDもディフランチェスコ監督も、そして優れたセンターフォワードならウイングも出来ると思っていたロマニスタたちも、みんなパニックになっていたのでしょうね。

話を戻すと、ベネヴェントは来季のセリエAをサバイブする為に経験豊富な攻撃手を呼ぼうと考えています。ナポリからジョレンテ、中東クラブからジョビンコなどリストアップしているのだそうです。ローマも来季チャンピオンズリーグかヨーロッパリーグか、はたまた国内に専念するかどうかでお金の使い方が変わると思います。ぜひ頑張って頂きたい。

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