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フランチェスコ・トッティ「かつてサッカーは情熱で、今ではビジネスになってしまった」

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ちょっと色々考えることがあって数日更新しませんでした。えーと、尾崎ナナってAV女優の名前だったか、それともグラビアアイドルなのか思い出せなくて考えていたのです(*元グラビアアイドルでした)そんなぼくが、これからご紹介するトッティのインタビュー読んで泣きましたと書いても、AVがどうのとか言ってるやつが何ピュアな感じ演出してんだよって思いますよね?こういうの書くとまたコメ欄に『滑ってますよ』とか書かれるわけですが、今後ここに書かれていることが滑っていると感じた場合は、その時点で60歳であろうが、10代であろうが、ローマ速報卒業のタイミングだと認識すると良いと思います。

それはさておき、トッティの久しぶりのインタビューです。泣きました。なんで毎回同じ事言ってるだけなのに、毎回新鮮でこんなに心が震えるのかわからんね。ぼくのトッティムーブメント未だ覚めやらずといった感じです。ではどうぞ。


トッティ「あー俺だ俺、幻のバロンドーラー様だよ。引退について?そうね、最初はなんとも難しかった。サッカー選手絶対辞めたくなかったもん。でも徐々にやっぱこれで良かったのかもなって思う様になったんだ。あーすれば良かった、こーすれば良かったってじっと考えるのは俺の性分じゃないからさ。俺は間違いなく現役時代、ベストを尽くしたし、手に入れられるものは手にしたはずだ。今はスカウティングの会社を頑張ってる。決心と自己犠牲があれば誰だって目的を達成できるんだ。ただし、そのための才能を発揮するには、それが自分に備わっていなければならないけどね」

トッティ「当時の俺は、今とは違う時代の今とは違うサッカーをプレーしはじめた。なぜローマでプレーしたのか?それは自分の愛するクラブでプレーする方が楽だからだ。でもそこで25年プレーし続けるならば楽じゃない。カピターノや、最も重要なバンディエラのひとりに名を連ねるには、常にそのプレッシャーに耐える必要がある。でも···そうね、俺の時代のサッカーと、今のサッカーを比べる事はできないかもな。当時それは情熱だったが、今じゃビジネスになってしまったよ。サッカーにちなんだ多くのビジネスが存在していて、選手は誰もがもっと稼げる場所に行く。俺はガキの頃ミランのスカウトを断った。もちろん家族全員で決めたんだけどね。でも個人的には「ミランが俺を欲しがってる?マジすげえや!」とも思っていた。だけど、いつでも答えは俺の中にあった。お前らがよく知るように、一時期は片足ローマ、片足マドリッドみたいな時期もあったさ。でもローマに残ると俺自身で決めた。1度そういう決心をしてしまえば、もう離れることは不可能だ。レアル・マドリーは唯一俺が移籍したかもしれないクラブだ。仮にそうなっていたら、俺や家族にとっても最高の経験になったのは間違いない。自分の心からの選択なのであれば、それは決して間違いじゃない。運命は誰にも開かれている。だけど、俺たちはそれを自ら掴みに行かなければならない。それにさ、誰だって生まれた場所が1番良いに決まってるだろ?俺にとってローマは世界で最も美しい場所なんだよね」

〈了〉

ぼくはまだトッティの引退セレモニーを観直す事が出来ないし、トッティをバカにしたり笑う奴には怒りを覚える。自分のローマに対する感覚、初期衝動は変わらずに今もすぐ近くにあって、1度も忘れた事が無い。惰性でローマについて書いたことはロマ速始まって18年の間で1度もない。ローマを疑ったことも、非難したことも1度もない。トッティについても全く同じ。それでいて原理主義的にならず、哲学を語らず、また宗教ぽくもならないのが自分自身ロマニスタとして気に入ってるところです。それに、これまで長い間誰にも関心を抱かれずにずっと一人でやってきたんだ、後生だからこれからも俺の好きにさせろ。(なので滑ってるとかは特に申告する必要ないです)

閑話休題。

このインタビューを読んで、トッティが新しい自分を見つけて、進んでいくのは正しいような気がしていて、ペッレグリーニが10番を着けるならそれは自然の流れじゃないですかね。カピタンもいつかローマに戻るのかもしれないし、別に戻らなくてもいいのかなって最近は思う。でもあと数年したらトッティがリアルタイムではない世代のロマニスタが増えるし、その時、ぼくのようなオールドスクールのロマニスタにやれることって「トッティってすごかったのかもしれないけどさ、現代のサッカーじゃ通用しないっしょ」みたいな童貞発言を彼らに言わせないことなんですよ。ということでローマ速報では、トッティについて今後も往年の名選手という扱いではなく、従来どおりカピターノであり、バンディエラとして、扱って行きたいと思います。自分のなかでまだ生きているのに、死んだみたいに振る舞えないですからね。

それにしても、今年も10月10日にこの歴史的なスーパーゴールを振り返ることができてよかったです!

コメント

  1. ペロタ より:

    ありがとうございます。こんな記事がこれからも読みたいです。ロマ速さんのトッティってすごかったんだぜ。いや今もすごいんだぜ!をこれからも楽しみにしています。ダニエレもよろしくお願いします。

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      ペロタさん
      こちらこそ感想ありがとうございます。
      トッティは最近DVDとか観返していますが、どんどん凄みが伝わってきますね。
      ダニエレもがんばります!(笑)

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