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ジェレミー・メネス「トッティの実家で暮らしていた」

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トッティやデ・ロッシといった象徴的な選手を除けば、ぼくのロマニスタ人生でジェレミー・メネズは別格だと言える。こんな選手はもう二度と出てこない。いや、出てきてもらわなければ困る。むしろ、これほど一人の選手にぼくが感情移入することはもうないだだろうと言いたい。カッサーノ2世とも言える喜怒哀楽の激しさとは裏腹に、観るたびにそのテクニックはイタリアの水に磨かれていった。あらゆるものを持っていた荒削りな早熟の天才。その儚さは、まさにファンタジスタのそれだった。永遠に大好きな選手である。

メネズ「アッハハ、久しぶりボクだよ。メネスだよ。セリエAを観ているかって?もちろんさ。ミランとローマの試合は追ってるよ。それにパストーレとは友人だからね。怪我に悩まされているけど、フィジカルが整えばすごいタレントさ。保証するよ。そしてミハイロヴィッチにも言及したいね。彼は以前よりも強くなって戻ってくるはずさ。ミランはなんといってもイブラヒモヴィッチだね。38歳になってもまだフェノーメノさ。対戦相手は誰もがズラタンを脅威に思うだろうね。ローマの思い出?そうだな。スパレッティ監督とラニエリ監督の元でプレーしたんだ。スパレッティ監督は良い人で、時に厳しくボクを叱ったが、それがボクの成長を考えてのことだと理解できたよ。二人はボクの目をしっかり見て話してくれた。第二の父親も同然だ。ラニエリさんと戦った2009-10シーズン、スクデットに手が掛かった35節でなぜボクたちがオリンピコでサンプドリアに破れたのか。その理由は今でも解らないんだ。それでも情熱に満ち溢れた3年間を過ごせたと思う。以前カッサーノがそうだったように、最初の一ヶ月トッティさんのご両親やお兄さんと一緒に生活したんだよ。みんないい人たちだったな。デ・ロッシもそうさ。いつも一緒にいたよ。トレーニングキャンプではカードゲームで遊んだものさ。懐かしいね。じゃ、みんなまたね!メルシー!」

 

これが当時実在したファンタジスタという人種。みんな震えろ!

Jeremy Menez- Il Fenomeno

コメント

  1. レントン より:

    懐かしいですね!
    いい選手でしたよね〜。
    チラッとうつった7番のピサーロがイタリア人以外ではお気に入りでした。
    サラーのように活躍してくれればまだ救われるのですが…。
    カッサーノとアクイラーニが移籍して心を痛めていたころですね…笑
    今はトッティが引退して試合を見る回数も減ってきました💦

  2. うてません より:

    ジェレミーの時々見せてくれるテクニックは楽しかったです。試合を変えた印象とスタメン!って印象はあまりなかったです。
    でも、選手としてこうやって自身の輝きを切り取って残せてくれるの嬉しいでしょうね。

  3. 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

    うてませんさん
    メネスの強いキャラクターは今となっては前時代的ですが、こういう選手いると面白いですよね。最近ちょいちょいきな臭い噂も実は耳に入ったりはしているんだけど、そこはスルーしてこういういい話に和んでみました。

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