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おはようメルカート:ローマ、ラストダンスへ

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しかし、ジェコのおかげで久しぶりにこれぞカルチョメルカートって24時間を過ごした気がします。
1月29日の午前はまずなんといっても、ぼくたちロマニスティに希望と勇気を与えるステファン・エルシャーラウィのヴィラ・スチュワートクリニック入りからスタート。メディカルチェックを受けています。いよいよ戻ってくる。ぼくたちの愛すべきスヌーカークレイジーが!

13:20 過ぎにチアゴ・ピントGMがミラノに滞在している事が判明。ここから、各紙がローマの動きを追い始めます。

14:50 アッレグリ監督が宿泊しているホテルでピントGMが目撃されました。ジャーナリストのマイクに「アッレグリ氏がいるなんて知らなかった」とコメント。しかし、ジェコのインテル移籍についてノーコメント。

大手移籍を希望するジェコですが、750万ユーロのセリエAトップクラスの年俸がネックになり、話がまとまらない状況です。そこで、何故かFFPの時だけ協力的なインテルと相談して、アレクシス・サンチェスとのトレードが俄に現実味を帯びましたが、同時にインテルが回答を保留していることも報道されています。

毎日ローマの記事のどこかに書かれているくらいネラッズーリの財政難は公然の秘密となっていて、移籍金の差違と、ジェコの希望年俸に300万ユーロ程の埋め難い開きがあるのだそうです。インテルは差額をピナモンティ、ラドゥで埋めようとしましたが、この複合したオペレーションを終えるには時間が足りなかったようです。
ローマは、インテルの回答期日をピントのミラノ滞在している29日に設定していて、これを書いている時点で、既に日付けが変わったので、この交渉は不成立と考えられます。そしてピントは、エルシャーラウィとの契約の為に本日ローマに戻ります。

その他、夏に他のクラブに行かないために、アッレグリと年俸450万ユーロで予備契約を交わしたとか、ローマとの交渉を保留してレアル・マドリーに向かうとか、メルカートも最終コーナーに突入してかなり賑やかになってきました。冬は基本大人しいローマなので、ここまで派手にニュースになるのは久しぶりです。これぞ移籍期間って感じ。玉石混淆する情報に一喜一憂して、ローマ速報はもう少しだけダンスさせられるのです。みんなも一緒に踊ろうよ!

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