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【EL奇跡の逆転勝利!】ローマ 4-1 フェイエノールト

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AS Roma Thursday, 20. April 2023 Feyenoord
4:1
(1st leg 0:1)
goals
1 : 0 Leonardo Spinazzola 60. / left-footed shot
1 : 1 Igor Paixão 80. / header  (Sebastian Szymański)
2 : 1 Paulo Dybala 89. / left-footed shot  (Lorenzo Pellegrini)
3 : 1 Stephan El Shaarawy 101. / left-footed shot  (Tammy Abraham)
4 : 1 Lorenzo Pellegrini 108. / left-footed shot  (Tammy Abraham)

 

1 Rui Patrício yellow 118′
6 Chris Smalling 78′
14 Llorente yellow 34′ 72′
23 Gianluca Mancini
37 Leonardo Spinazzola
4 Bryan Cristante
7 Lorenzo Pellegrini
8 Nemanja Matić
25 Georginio Wijnaldum 21′
59 Nicola Zalewski 73′
11 Andrea Belotti 72′
Substitutes
3 Ibañez 72′
19 Zeki Çelik 78′
24 Marash Kumbulla 106′
9 Tammy Abraham yellow 111′ 72′
21 Paulo Dybala yellow 107′ 73′
92 Stephan El Shaarawy 21′ 106′
63 Pietro Boer
99 Mile Svilar
20 Mady Camara
52 Edoardo Bove
62 Cristian Volpato
68 Benjamin Tahirović
1 Justin Bijlow
4 Lutsharel Geertruida
5 Quilindschy Hartman yellow 12′ 106′
18 Gernot Trauner 106′
33 Dávid Hancko
10 Orkun Kökçü
17 Sebastian Szymański 91′
20 Mats Wieffer yellow 18′
7 Alireza Jahanbakhsh 74′
26 Oussama Idrissi 64′
29 Santiago Giménez yellow 39′ red 119′
Substitutes
2 Marcus Pedersen 91′
15 Marcos López 106′
9 Danilo 74′
11 Javairô Dilrosun 106′
14 Igor Paixão 64′
21 Ofir Marciano
22 Timon Wellenreuther yellow 35′
6 Jacob Rasmussen
28 Neraysho Kasanwirjo
25 Mo Taabouni
30 Ezequiel Bullaude
48 Antoni Milambo

超満員のスタディオ・オリンピコは前日のモウリーニョ監督のリクエスト通り、『共に戦う』ロマニスタで溢れていた。1stレグのフェイエノールトのホームが、チームのチャンスに無数の浮き輪が宙を舞うお祭り騒ぎに対して、何百何千のの旗がはためき、とてつもないボリュームのチャントが響き渡るオリンピコではまるで異なる競技を観ているようだ。

開始直後から攻め続けるローマはすぐにビッグチャンスを創出する。相手がこの雰囲気に慣れる前に最初の得点が必要だ。しかし、開始20分でローマにアクシデントが起こる。ワイナルドゥムが筋肉に痛みを覚えてその場に倒れこみ、エルシャーラウィと交代。早くもカードを1枚切ることになった。

25分にはジョレンテが競った際ボールが手に触れたのではないかという審議で試合が数分止まる。ただ、実際にハンドかどうかが問題ではない。時間を与えればそれだけフェイエノールトは落ち着き、守備的になるだろう。

さらには31分にジョレンテと相手選手のコンタクトに口を出したアシスタントコーチのフォーティが退席処分となる。会場のムードでマスキングされているが状況は良はない。

今夜のローマは中盤省略して前線のターゲットを狙い続けるが、セカンドボールを収めるための押し上げが少なく、ここに被カウンターのリスクがあった。ベロッティやペッレグリーニが献身的な守備を見せるが、プレスバックで攻撃の選手の体力を使いたくないというのが本音だ。

前半アディショナルタイムは5分。ディバラがベンチで立ち上がって見守る中、フェイエノールトが攻め続けて終わる。

secondo tempo
待望の先制は60分。相手のクリアボールをスピナッツォーラが抜け目なく決めた。しかし、まだディバラの投入はない。延長戦を視野に入れると50分もプレーできない状態なのかもしれない。

72分、いよいよモウリーニョ監督は勝負に出る。エイブラハム、ディバラの2枚で前線に火力加えて、守備もジョレンテに代えて攻撃参加できるイバニェスを投入した。

直後、そのエイブラハムの落としをクリスタンテがシュートするが、これはエイブラハムにプッシングがあったとしてノーゴール。さらにはスモーリングが故障による続行不良でゼキ・チェリクとの交代を余儀なくされると更なる受難。相手の一瞬の攻撃から失点してしまったのだ。

すでに時計は80分を過ぎていた。アグリゲートスコアでは、残り10分でもう1点が必要な状況だ。ローマは今シーズンで最も重要な10分間を迎えた。

しかし、逸る気持ちとは裏腹に、なかなかゴールを奪えないまま時計の針は進み、試合終了まであと1分となったとき、その鬱屈した状況を打破したのがディバラだった。89分、相手ボックス内でペッレグリーニがフリックすると、受けたディバラが倒れながらシュート。これがネットに突き刺さる。こうして試合は延長に突入した。

この試合で最も感動的だった場面と言えば、延長前のインターバルで『ROMA ROMA』の大合唱が始まったことだろう。誰もが選手たちと一緒に戦おうとしているのだ。このスタジアムの一体感、チームから感じる成熟、この空気が試合を変えた。

100分にはローマの逆転弾。
マンチーニからのロングボールをエイブラハムが落とすと、ディバラを経由してペッレグリーニに渡る。ラインの裏を取ったエイブラハムがスルーパスを受けて、すかさずグラウンダーの高速クロスを入れる。それをディバラと交差して入ってきたエルシャーラウィが押し込んでスコアを3-1に広げる。

108分にはカウンターからカピターノ、ペッレグリーニが決めてダメ押しの追加点。ここでトッティとデ・ロッシは出口が混む前に席を立ち帰宅した。

試合終了直前にはヒメネスがマンチーニにスパイクしたとして一発退場。フェイエノールトは前半簡単に倒れては痛がって時間を使ったが、もはやそんな演技の時間が残されているわけもなく、4-1(AGスコア4-2)で勝利したローマが準決勝進出を決めた。

感想としては、もう戦術やなにやらを語るのは無粋なレベルで、次のことなど考えずにただこの勝利を楽みたい気分だ。

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