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【必読保存版・2020年ローマ・プリマヴェーラの現在地を知ろう!】モルガン・デサンクティス、プリマを語る

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変わりゆく組織、変わらない伝統

しかし、パロッタ政権の最後はこのバンディエラが毎年排除されていった。トッティがディレクターを辞任して、デ・ロッシが戦力外通告を受け、フロレンツィがスペインリーグに行った。パロッタはぼくたちからアイデンティティを奪った。

そこにやってきたのが新しいオーナー、ダン・フリードキンである。フリードキンはすぐに下部組織の改革を始めた。パロッタは、フロレンツィ、ペッレグリーニといったバンディエラ資質の選手を発掘はしたものの、プリマのセリエCの参戦を見送り、女子チームに力を入れるなど、プリマからトップチームへのインフラが停滞していた。この点で如月としてもクラブの育成には疑問を感じていた。
しかし、新しいゼネラルマネージャーのチアゴ・ピントは、前職のベンフィカ時代にユースのマネジメント能力を買われて加入しただけあり、就任後、今月一気に5人のプリマ選手とプロ契約を交わし、その選手たちを公式戦に送り込み、地元のロマニスタの心を掴んでいる。こういった内部の動きがどう作用するか、ここまで読んだならば想像できるだろう。プリマの子供たちは、誰もがトップ昇格とその先のバンディエラへの夢を抱けるようになったのだ。結果、プリマは今季のカンピオナートでここまで6節全勝、18ポイントで2位サッスオーロを大きく引き離す単独トップとなっている。

11月に契約を交わした若者は以下の5人。

トンンマーゾ・ミラネーゼ/Tommaso Milanese

2016-17ローマ加入。ここまでプリマ7出場3得点。2024年6月末までの契約。

エドアルド・ボーヴ/Edoardo Bove

2012年ローマアカデミーから昇格してきたミッドフィルダー。契約は2024年6月末まで。

ルベン・プロヴィデンス/Ruben Providence

2019年にプリマ加入。フォンセカのトップチームのトレーニングに何度も呼ばれる逸材で、スピード契約延長となった。プリマ7試合2ゴール。契約は2024年6月末まで。

リッカルド・チェルヴォ/Riccardo Ciervo

アルベルト・デ・ロッシが推薦するプレーメーカー。ペッレグリーニと同じ7番をつけている。ここまで6試合2ゴール。契約は2024年6月末まで。

ニコラ・ザレフスキー/Nicola Zalewski

2011年にローマに加入したウインガー、ザレフスキーは今季3度フォンセカによってトップチームの召集を受けてた。2024年6月末までの契約。

 

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