ユヴェントス戦前日会見:フォンセカ監督「ジェコのモチベーションは高い」

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周りの人間の意見を取り入れて、選手たちとどんどん対話して問題を解決していく、それがパウロ・フォンセカだと思っている。いつも落ち着いていて、怒りを露にする場面などは観たことがない。そんなジェントルなイメージを持っている。

しかし、昨日行われたユヴェントス戦に先立って開かれた記者会見で、彼はなんとスタメンを予告してきたのだ。本来、監督は手の内をギリギリまで隠しておきたいもの。それを引き出そうとする記者とのやり取りが前日会見の見どころである。しかし、メディアの探り合いを拒否する先発予告という前代未聞の行為は、ローマの公式サイトですら驚きを隠せなかった。メンツを発表することは事前にフォーメーションが相手に知られてしまうという事でもある。20年近くローマを観てきた如月にとっても、こんな監督は初めてだ。
これはある種のブラフでもあり、不退転の覚悟でもあるのだろう。どちらにしてもローマらしい思い切りの良さで気持ちは良い。ユヴェントスはたこのスタメンをベースにより具体的なローマ対策を考えているはずだ。これで、相手の戦術を超越することがこの第2節勝利の鍵となった。それではフォンセカ監督の前日会見をご紹介したい。


状況次第ではエディン・ジェコは明日ユヴェントスのユニフォームを着ていました。これについてジェコ本人と話はしましたか?また、彼はローマでシーズンを始める意欲を持っていますか?

フォンセカ監督「今週何度かエディンとは会話をしたが、彼のモチベーションはとても高い。この数日間とても良いトレーニングが出来ているんだ。明日のプレーの準備は問題ない」

新加入のマラシュ・クンブラは開幕でベンチに留まりましたが、明日はプレーの準備が出来ていますか?またユヴェントス戦で彼は3バックの一角に入るのでしょうか?

フォンセカ監督「オーケー。先発とフォーメーションに関して、多くの質問があるのは判っている。明日の昼まで何もなければ、私はこのメンバーで開始する。アントニオ(ミランテ)、サントン、マンチーニ、クンブラ、イバニェス、スピナッツォーラ、ヴェレトゥ、ペッレグリーニ、ミキタリアン、ペドロ、ジェコ」

ヴェローナ戦で、ジェコにプレーして欲しいとあなたは頼み、彼は否定したという報道がありますが・・・

フォンセカ監督「いや、事実ではない」

ミキタリアンのゼロトップをどう評価しますか?今後も彼をジェコのバックアッパーとして起用しますか?

フォンセカ監督「ミキのファルソ・ノーヴェ(偽9番)は気に入っているが、ジェコのようなストライカーがいるならミキをセンターフォワードとして考える意味はあまりない。無論、必要に応じてそのポジションで起用するだろうが、ジェコが使えるならば選択肢ではないね」

あなたは以前『ゼロイヤー』について話をしました。2年目の今シーズンのチームはどうですか?

フォンセカ監督「より良くなっている。昨シーズンの開幕戦とヴェローナ戦を比べれば、明らかに今季の方が内容がいい。それが私には重要だ」

もうすぐメルカートが終わります。ローマにはあと何人の選手が必要ですか?

フォンセカ監督「私は明日の試合に完全に集中している。メルカートについては話したくない」

前回の会見で、スモーリングの加入を楽観視していましたが、今週状況は変わったのでしょうか?

フォンセカ監督「24時間後にやってくる重要な試合について考えている。この難しい試合に完全に集中しているんだ。私たちはユヴェントス戦の為に取り組み、懸命に仕事をしてきた。明日プレーする選手たちを信じている」

フリードキンとは話をしましたか?ローマが設定した目標に到達するための戦力は備わっていると考えていますか?

フォンセカ監督「初日からオーナーとは話をしている。私たちは皆、より強いチームを作るために協力し合っている。目標は明確だ。それは、昨シーズンよりも上手くやるという事だよ」

コロナ陽性反応のブルーノ・ペレスがチームに戻っています。彼はどのような状態でしょうか?またカルスドルプのコンディションはどうですか?

フォンセカ監督「ペレスは今秋チームセッションに戻ったばかりでまだ準備は出来ていない。カルスドルプも個別トレーニングに復帰したばかりだね」

サンプドリアはユヴェントスに対して、サイドから積極的にプレスをかけて、ロングボールを使わせようと試みました。これはピルロ監督のチームを攻略するヒントになっていますか?

フォンセカ監督「ユヴェントスと戦うからといって自分たちのやり方を変えたくはない。ハイプレスをかけるチームにはなりたいが、そこにはバランスというものが必要だ。ユヴェントスは非常に強い。私たちはプレッシングで彼らの行動を抑制するが、その圧力を回避されるならばローマはコンパクトに守備をする必要がある」

<了>


全く想像していなかったのですが、昨日noteで発表した有料記事が多くの人に読まれていて驚いています。むちゃくちゃ嬉しい。

フィエンガ社長のインタビューもさることながら、ベナティアのローマ愛溢れる発言を読みたいと感じた人が多いのかなと勝手に想像しています。先日の更新で、マッサーラみたいな橋渡し的なスポーツディレクターでは、選手の購入は難しいと書いたのですが、そのマッサーラがローマ時代水面下で再獲得を狙っていたのがベナティアです。ユヴェントス時代からコンタクトを取り、実はミランのSDになった後も声をかけています。

いつの間にかユヴェントスにいて、ローマ戦でゴース決めて得意のパフォーマンスをしていた印象が強く、薄情な裏切り者だと思っていましたが、時間が経って今となっては懐かしさしかないです。いつか戻って来るというのも良いアイデアだよね。

 

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