トリゴリア・トゥデイ 2019.11.21

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ぼくはウイリアム・フリードキン監督の『LA大走査線』という映画が好き過ぎて、サントラをアナログとCDで持っているだけでは飽きたらずに、子供心にいつかフリードキンをもじったギャグを人生で一度くらいかましてやろうと思っておりましたところ絶好の機会が訪れました。おまいたちフリードキンちゃんがパロッタ会長をバイバイキーンするみたいやぞ!!!(言いたいだけ)

以前サウジやカタール方面への身売りが噂されたローマですが今回は本物です。ゴールドマンサックス社がローマ株式購入プレゼン資料(題名:最も権威のあるサッカークラブの一つであり、またローマ市と同義のクラブを所有、もしくは管理する稀な機会)を作成したために、信ぴょう性の高い情報にローマ株がストップ高となりました。市場の混乱を防ぐためにイタリア国家証券取引委員会(CONSOB)がローマに現状の説明を要請して、今回オフィシャルサイトで異例の声明発表となりました。

この声明で、ローマは将来、クラブに投資をする人たちを評価していくために、一部の潜在的な投資家と予備的な接触を開始している事、また株式の譲渡があった場合は法律で定められた範囲内で情報を市場に公開していく事などが発表されています。
現時点では買収とは書かれていないのですが、潜在的な投資家という部分がすなわち次のオーナーになる人物(かグループ)ということですね。現時点でその買収の最有力が米国のコンソーシアム、フリードキンカンパニー。フリードキンちゃん(2度目)なんですね。2017年に亡くなったトーマス・フリードキン氏のご子息ダン・フリードキンが現在は同カンパニーの会長兼CEOを務めています。彼の個人資産(会社とは別)は、パロッタ会長の総資産の4倍以上で、もしもフリードキンローマが誕生すれば、経営基盤は安定しそうな雰囲気ですが、一般的なロマニスタの意見としては「中東じゃないし別に変らないんじゃない?」という声が多い。いくらドキンちゃんが金持ってるといっても、所詮はファイナンシャル・フェアプレーに引っ掛かる程度。中東規模の大金持ちでもない限りはルールはねじ曲げられねえよ、という意見が多く、どちらかというと、トッティが戻ってくるんじゃないかという復帰待望論や、単にアンチパロッタだからウェルカムという意見も見受けられます。確かにトッティは辞任会見でこう言ってましたね。

トッティ「ローマ復帰?まずは経営者が変わらなければならない。俺は引退したとき以上に傷ついている。まるで死んでるみたいに感じるんだ。むしろ死んだ方がまだマシだろうとも思う」

そして、こうも発言しています。

トッティ「ローマはこの世界で最も重要なクラブだ。ローマは常に支持されなければならない。常に尊敬されなければならない。ロマニスタは他の誰とも違う、より大きな愛を持っている。その愛は終わらないんだ。だから、俺はクラブからは離れるが、これからもローマを応援し続ける。これはあばよ(アディオ)じゃない、また会おう(アリヴェデルチ)だ」

以前自分で訳した文章なのにコピペしようとするだけで目頭が熱い。話を戻すと、いま何も達成せずにパロッタがローマを去れば、クラブはチャンピオンズリーグに勝ち進んだ懐かしい思い出と(ぼくたちはそれを20年後も話すだろう)、愉快なオフィシャルツイッター、バラエティに富んだ通販サイトを残して、2億ユーロの負債の帳消しにした代わりに、トッティやデ・ロッシ、常にリーグ上位のビッグクラブのステイタスを失い、モンチが失敗だったのだと、会長は二度とローマには戻らなかったのだと、誰かがローマから出て行け、早く売却しろと言ってるのを見聞きして、ぼくがどれだけ悔しい思いをしているのかパロッタは判ってないってことになっちまう。親愛なるアメ公、あんたが安く見られたならぼくは悔しいよ。会長はどの時代でもロマニスタにとって誇りなのだと、ローマの代表なのだと、どのような未来が待っていてもそう思いたい。こっちはこっちでローマを100%応援するってことに胸を張りたいからね。

という落とし所のない話したので、またマエストロの良い話でも。以前の話はこちら

自宅の電話が鳴り、孫が私にこう言った。

「おじいちゃん、ぐあるでぃおらって人から電話だよ」

私の友達は冗談好きが多いんだ。私は鼻を鳴らして電話に出たよ。そしてこう尋ねたさ。

「ハロー、ところでいったい誰かね?」

「ペップです。ミステルですか?」

「いかにも。ガリバルディ・・・キミなんだね?」

電話の向こうは本物のペップ・グアルディオラだった。
あれは2009年だったね。監督になっていた彼は、ローマで行われたチャンピオンズリーグの決勝に私を招待してくれたんだ。

私は彼に尋ねた。
「これからファイナルを戦うというのに、私の事を思い出してくれたのかい?」

「ええ、ミステル。あなたの事を考えていました。ぜひともミステルにはスタンドで私の決勝を観て貰いたいのです」彼はそう言ってくれたよ。

そして、私はオリンピコで彼のバルセロナがビッグイヤーを掲げるのを見たんだ。あれはとても嬉しかったよ。

バッジョとグアルディオラは私にとっては息子のような存在なんだよ。

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