セリエA第26節:カリアリ(A)

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Cagliari Calcio Sunday, 1. March 2020 AS Roma
3:4
goals
1 : 0 João Pedro 28. / right-footed shot  (Christian Oliva)
1 : 1 Nikola Kalinić 29. / header
1 : 2 Nikola Kalinić 42. / right-footed shot  (Henrikh Mkhitaryan)
1 : 3 Justin Kluivert 64. / right-footed shot  (Nikola Kalinić)
2 : 3 Gastón Pereiro 75. / left-footed shot  (Radja Nainggolan)
2 : 4 Henrikh Mkhitaryan 81. / header  (Aleksandar Kolarov)
3 : 4 João Pedro 89. / header

両チーム合わせて7得点と、派手な打ち合いを制した格好のローマですが、こちらの4点が全て集中力という鍔迫り合いに競り勝ったものであることを考慮すれば、失点以上に評価していい部分かなと思います。

72時間前にヨーロッパリーグを戦い、隠しきれない主力の疲労により、この試合はジェコの代わりにカリニッチがワントップを務めました。初スタメン(だよね?)で、ヴィジャールがボランチに入り、右のアウトサイドは出場機会の減っているウンデルが戻りました。本日キャプテンマークを腕に巻くファシオとスモーリングがセンターバックでコンビを組んでいます。しかし、左サイドバックのコラロフは替えが利かずに引き続き出場。過労死寸前。

primotempo

序盤、例によって大物感を出すローマは、右サイドからペレスウンデルペレスウンデルと、活発な攻撃を繰り返しますが、フィニッシャーのカリニッチのシュートがネットを揺らさず一抹の不安がよぎります。そうこうしているうちに、案の定ローマは先制を許してしまいます。27分、クリスティアン・オリバからのパスをボックス内で納めたジョアン・ペドロがループシュート。これが美しい弧を描き、ネットに吸い込まれていった。こういうシュート打てる選手、まだセリエAにいるんですね。

しかし、その1分後にローマは追いつきます。コラロフのファーへのクロスを、自分の着ているユニフォームを勘違いしたルカ・ペッレグリーニが折り返し、カリニッチがフリーヘディングでドーン。これでタイスコアに戻り、更に前半の内にカリニッチでもう1点加えて1-2とした。思わず感嘆の吐息が漏れたヴェルベットのボールタッチで縦に抜けたミキタリアンがグラウンダーのファイナルパスを供給。カリニッチは触れるだけの簡単なお仕事でドッピエッタを達成。後半に続く。

secondotempo

60分にはカウンターからローマの3点目。カリニッチの落としに抜け出したクライフェルトが、追跡者を半身で押さえながら、ニアサイドをぶち抜くらしさ全開の2戦連弾。しかし、このリードで油断したローマは、74分にカウンターによる攻撃を終えると一瞬でGKオルセンからの組み立てを許してしまった。これをものの数秒でペレイロに単独で運ばれて、そのまま簡単に打たせてしまう。これがローマのネットを揺らして、試合の行方はまたしても分からなくなった。

80分にセットプレーからのゴールで2-4に引き離したローマではあったが、スモーリングのハンドによるリゴーレ。カリニッチも決めたわけだし、そろそろパウだってリゴーレを止めるのではないか?と期待していたら、その願い通り止めたが、詰めてきたペドロに押し込まれて失点。これがアリソンなら・・・といない人の事を思い出し猛省。しかし、どうにかこうにかこのままアディショナルタイム6分30秒を消化してディベッロ主審は長い笛を鳴らした。

総括としては、いよいよ相手のプレスに誘導されずに、あえて窮屈な場所で技術を使ってプレーをするようになってきた。実にフォンセカ監督らしさを感じるスタイルで、願わくばこのスタイルのサッカーを、よりハイテクニックのスタープレイヤーで観たいなと思いました。カリニッチに関しても、気が付いたら点を獲っているという雰囲気は決して嫌いではない。むしろ抜け目のない選手なんてそんなもの。クライフェルトは攻守共に素晴らしい。パパみたいに、難しいシュートばかり決めるタイプではないものの、プレーに狡猾さがあるのはローマでは珍しいタイプ。重宝するかもしれない。ウンデルは足速かったですね。サラーくらい速いと代理人から聞かされてもう2年以上経つわけですが、今日のプレーは確かにそんな感じでした。

以下カリアリサイドのコメント。

マラン監督(カリアリ)「選手たちはベストを尽くしてくれたが、守備は不安定で、そのようなプレーをすれば、ローマのような相手では取り返しがつかなくなる」

ナインゴラン「どこかひとつのポジションを非難するんじゃねえよ。俺たちカリアリはさ、全員で勝ち、全員で負けるんだからな。例え俺たちが3得点しても、ローマのような相手に4点決められたら勝つのは難しい。今はここから抜け出す必要がある。みんな一生懸命やってるけど、それでも結果が出なければ熱意を持つのは難しくなってしまう。今の俺たちはバランスを欠いているんだ。将来のこと?そんなの考えてないぜ。とにかくこのカンピオナートを暖かい抜きたいんだ」

コメント

  1. tatti より:

    確かに今日のウンデルは今まで見たことないスピード感ありました。右、クライフェルト、トップ下、ミキタリアンのファーストチョイスで決まりですね。

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      tattiさん
      ここにきて前線の選手の持ち味がでてくるのは良い兆候かなーと思います。カリニッチが計算できそうなのも良いですよね。
      ローマの進化が楽しみ!

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