セリエA第22節:サッスオーロ(A)+パジェッレ

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Sassuolo Calcio Saturday, 1. February 2020 AS Roma
4:2
goals
1 : 0 Francesco Caputo 7. / right-footed shot  (Filip Đuričić)
2 : 0 Francesco Caputo 16. / right-footed shot  (Jeremy Toljan)
3 : 0 Filip Đuričić 26. / right-footed shot  (Domenico Berardi)
3 : 1 Edin Džeko 55. / header  (Lorenzo Pellegrini)
3 : 2 Jordan Veretout 73. / penalty
4 : 2 Jérémie Boga 74. / right-footed shot  (Giorgos Kyriakopoulos)

primotempo

開始7分。中盤のプレスをかわされて裏のスペースを抜け出したカプートが、マンチーニを切り返してシュートを決め、ローマは早々にビハインドを負う。これで完全に浮き足立ってしまい、パスはズレて、球離れが悪くなり、サッスオーロに試合をコントロールされる展開が続いた。そして前半15分には鋭いカウンターから再びカプートに決められてしまった。精神的に重要な誰かがいなくなった影響なのかと、勘ぐりたくなるほどチームは制御不能な状態に陥った。その後さらに1点決められて3-0で前半を折り返す。

secondotempo

54分、ローマの反撃。ボックス内で、スモーリングが競り勝った落としを、ジェコがダイレクトにゼロ距離射撃。ロマーニャのクリアを拾ったペッレグリーニがすかざずクロスを入れて、再びジェコがヘディングでゼロ距離射撃。これが決まって3-1。にわかにローマに勢いが戻ってきたが、68分にペッレグリーニが2枚目の警告で退場してほとんど結果は見えてしまった。その後両チーム1点を加えて、最終スコアは4-2。年明けからの悪い流れを断ち切れずローマはエミリアに散った。

総括というか、なぜこんなにバタついたのかを考えたい。フォンセカ監督とデ・ゼルビ監督は基本的には同じ攻撃志向ではある。フォンセカ監督が前日会見で述べた様に、試合は殴り合いになったわけだし、その上で力負けしたのはもう気持ちを切り替えるしかない。

それにしても、あそこまで浮き足立つチームは観たことがない。これはフロレンツィ移籍による注目の高さ、プレッシャーの影響を感じる。試合でしかローマを判断できないファンにとって、フロレンツィはいなくても問題ないだろうというウイニングイレヴン式の発想は簡単だ。しかし、ローマの選手にとってはそうではない。「フロレンツィがいなくても俺たちは戦える」という姿をロマニスタだけではなく、世間に、フロレンツィにも見せなければならないという気持ちが、ミスは許されないという強迫観念や、及び腰のプレーになったように思えてならない。

text:如月


 

・Pau Lopez 4
4失点なら4がお似合い。常に自信なさげ。あのポーカーフェイスのふてぶてしさはどこに行ったんだ。

・Santon 4.5
悪い時によく見るサントンだった。

・Mancini 3.5
おサセ。

・Smalling 5
対人能力にステ振りしすぎてるからキャプテンシーがないのか?

・Spinazzola 5.5
もちろん完璧ではないしミスもあったが、それはチャレンジした上のものだった。数少ない悪くない選手。

・Cristante 4
荒い、遅い、不正確。

・Veretout 5
存在感が薄い。気になるのは今日に限ったことではないこと。

・Pellegrini 3.5
早退して長期休暇をゲット。やったじゃん。

・Under 4.5
プレイエリアがゴールから遠く、脅威にはほど遠く。とはいえサイドで孤立するのはチームの問題ではあるのだけれど。

・Kluivert 4.5
中目でのプレイは個人的には好きだけれど、中に入るならかき回す存在であって欲しい。ディフェンス時の後ろからのアタックはヒヤヒヤするわ。

・Dzeko 6
3失点したあとも前線からチェイスし続けた姿は忘れないよ。ローマ100得点おめでとう。

・Bruno Peres(⇔Santon) 5.5
右サイドを押し上げたしカウンター時にはゴール前でローマを救った。

・Carles Perez(⇔Under) sv
1回ドリブルする姿を確認。

・Villar(⇔Veretout) sv

・Fonseca 3.5
この敗戦は怠慢としか言えないでしょう。

総評

あの素晴らしいローマダービーと同じメンバーで、どうしてこんなにひどい試合ができるのか。
シーズン序盤に得意なポゼッションサッカーでローマに玉砕したゼ・デルビ監督は、理念を捨てて同じ轍は踏むまいと鋭いカウンターアタックに切り替え、1対1の縦の勝負に弱いマンチーニを徹底的に突いた。一方フォンセカ監督は何をしただろうか?
シーズン折り返ししてから一気に不安定である。続出する怪我人はもちろん大いに考慮するべき事象だけれど、それなら冬のメルカートで的確な補強をすれば良かったのでは?リーグ戦で実績の少ないU21の3選手を確保するのは今だったのか?答え合わせには時期尚早すぎるけれど、どうしても不安が先行してしまう。
「俺たちは強い」の湘北精神で乗り切っていただきたい。

パジェッレ文・構成:モッシュ

コメント

  1. tatti より:

    今シーズン1のクソ試合でしたね。あの監督勝つ気あるんですかね。前半3ー0の時点で全くだったペレグリーニ下げてパストーレやコラロフなどベテラン入れて試合落ち着かせるなり、やれる事あるでしょう。新入り入れる消化試合か。ザニオーロいなくなってワクワクが1分たりとも無い。

  2. 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

    tattiさん
    本来修正すべき部分がインサイドハーフだったことを考えると、ペッレグリーニはなかなか変えるの難しかったのかなと思わないでもないですが、まあ今日は見事にバタつきましたね。

  3. うてません より:

    アタランタに勝たないとやべーなこりゃ

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      うてませんさん
      逆に言うと勝てば順位がハッキリする試合なんですよね。

  4. 匿名 より:

    ローマダービーで胸が熱くなっただけにホントに残念な気持ちです。サッスオーロは素晴らしかった。ローマの次の試合に期待しています。

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      匿名さん
      あのダービーを足掛かりに出来なかったのは痛かったですね。幾つかの選択が尾を引かないように願うばかりです。

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