エルシャーラウィの上海通信

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エルシャーラウィは、早熟な天才のイメージが強い。その印象はすべてミランで作られたもの。それだけに、ミランを出た後は、資質と年齢なりのプレーをしていくのかと思っていた。しかし、ローマに加入したファラオーネは更なる成長を見せた。

特に昨シーズンは、攻撃、守備、戦術理解など、あらゆる面でスケールアップして、いよいよローマの未来と呼ぶべき存在になったと誰もが感じていたと思う。それだけに、モンチが辞任して、契約延長の話が滞った時期に、チャイニーズクラブにリンクされたのは悔やまれる。

しかし、あの頃のクラブが混沌としていたのも事実。デ・ロッシがフロントと揉めて、トッティも辞任した。ジェコ、コラロフ、マノラスのベテラン勢は移籍を希望。ペロッティの父はアルゼンチンメディアに「息子はローマを出たいと思っている」と発言した。これが昨年初夏のローマだった。

この状況で、中国からのオファーがなかったとしても、果たして残留したのかどうかは微妙だ。

今回は、異国の地で頑張るエルシャーラウィのコメントをお伝えしたい。中国の改善された状況など、明るい話題もあり、今後オーバーシュートが来ると言われる日本で暮らすぼくにとっても、希望の持てる話だった。きっとロマニスタ諸氏にとっても同様だと思っている。


エルシャーラウィ「上海の状況はかなり良いよ。国全体に活気が戻っている。街に人も多い。この悲劇から復興しようとする国にとっての重要な勝利と言えるね。政府の指示を、国民が強い責任感を持ち、協力して尊重した結果だと思う。今の中国は危機的状況から抜け出していて、これは世界で最も影響を受けたイタリアにとって希望のメッセージだと思うんだ。セリエA復帰?中国リーグが休止したとき、クラブに移籍先を探してもらうようにお願いしたんだ。ユーロ出場がぼくの大きな目標で、それを逃したくないと思っていたから。解決策は見つからなかったけど、中国に残るのは生産性がなく、ぼくはプレーしなきゃって思ったんだよね。でも現在はすべてのリーグが中断していて、状況も変わってしまった。将来?まずは上海でチームに貢献することを考えないといけない。正直なところ、メルカートについては話すことが難しいよ」

これまでにプレーした最強の選手
エルシャーラウィ「何人かいるよ。これまで多くの選手とプレーしてきたから。ミラン時代のイブラヒモビッチ、ローマのトッティ、モナコの時はムバッペ・・・。でも誰か1人というならカカかな。ぼくのアイドルだからね」

ローマ
エルシャーラウィ「ローマにはたくさんの思い出がある。ローマが家で、家族の一員のように感じてる。ローマは恋しいよ。でもそれはイタリア全体にも言えることだね。ぼくの故郷だから」

ミラン
エルシャーラウィ「ミランから出た事を後悔しているか?これまでも話して来たけど、あの時移籍したのは、自分にとって必要だったからなんだ。心の中ではぼくが今でもミランの選手なのは誰もが知ってる。これからもぼくのクラブであり続けるよ。子供の頃からサポートしてきたクラブなんだ。ただあの瞬間、クラブを去るべきタイミングだったのさ」

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