エディン・ジェコ「ボスニア人がローマのカピターノになる意味」

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近所のコンビニのスエミツという店員が、決まって「温かいものと冷たいもの一緒に入れても良いですか」と訊いてくるんだけど、どう考えても絶対ダメなわけで、せめて「温かいものと、冷たいものお分け致しますか?」と訊くべきだと思いつつ、そこでいちいち「別にしてください」と毎度言うのもいい加減かったるくなってきた。しかし毎回、心のなかで「ス・エ・ミ・ツゥ~!」と突っ込んでいたら、なんとなく憎めない気もしてきて、完璧なスエミツはスエミツじゃないのかもな、という妙な感情が芽生えてきた昨今の如月です。それでは本日もローマ速報更新していきましょう。

オフィシャルスポンサー、HYUNDAI企画のインスタグラムライブでジェコが様々な質問に答えていました。

――シーズン再開についての議論があります。

ジェコ「数週間前ぼくはSKYSPORTSで安全性やセキュリティが確保された上でプレーしたいと話したけど、何よりもまずは健康が優先されるべきだが、公園でトレーニングするよりはトリゴリアの方が安全に仕事ができる。クラブはこの2ヶ月、ローマ市民の為に重要な人道支援を行った。そのクラブの施設ならばきちんと安全が確保されていると思ってるんだ。最近は嫌な言葉を耳にする。人々はサッカー選手を論じる時にたくさんのお金の稼ぐと話すだろう?ぼくにとってサッカーはお金だけではない。とりわけサッカー選手についてはそう思っている。もっと多くの人が関わっているんだ。ぼくはドイツ、英国、イタリアでプレーしたから、試合を通じてどれほどの人間が動くかを知っている。そして、彼らは今仕事がない状態なんだ。そういった事も考えたい。更にはローマとリレーションシップを持つ企業、オリンピコで働く人もいるわけだからね。もちろんぼくはお金についてだけ話したいわけじゃない。昨日、ピッチに戻る必要があるというアチェルビやインモービレのの発言を読んだが、ぼくは彼らの考えに完全に同意しているんだ」

――ローマのカピターノに選ばれた気分はどうですか?

ジェコ「大きな名誉だ。これまで多くの偉大な選手やローマ人がカピターノを務めてきた。今、ローマ出身ではない自分がアームバンドを継承した事に誇りを持っている。つまり、過去数年間、ぼくはみなさんに良い印象を与えることができたのだろうから。これからもそれを続けてロマニスタを幸せにしたいね」

――あなたはボスニアから来たローマ人なのでしょうね。

ジェコ「全てのローマファンがボスニア出身のカピターノを誇りに思ってくれる事を願っている」

――これまでイタリアで対戦した最強のディフェンダーは誰ですか?

ジェコ「たくさんいるよ。キエッリーニ、クリバリ、シュクニアル・・・」

――キエッリーニ?あなたのファーストゴールはそのキエッリーニからでしたが?

ジェコ「まだ彼がぼくのプレースタイルを知らなかったのかもしれないね。キエッリーニを背負ってクロスを収めたけど、ぼくは体を入れてキープするのが得意だから・・・。イアゴ(ファルケ)のクロスはちょっと質が悪かったけどね(笑)あれはぼくのユヴェントスに対する最初のゴール。忘れないだろうね」

――マンチェスターの陽気が懐かしいですか?(注:英国の天候についての質問)

ジェコ「いいや、ちっとも(笑)」

――マンチェスターに晴れ間はどのくらいあったのでしょう?

ジェコ「ここに比べるとはるかに少ないよ。ローマで5年暮らしているけど、朝目が覚めるといつも晴れているんだ。とても気分が良いんだよ」

――あなたは左利きですか?それとも右利き?

ジェコ「右が利き足だよ。でもチームメイトにもたまに同じ質問をされるんだ(笑)確かにぼくのベストゴールは全部左足かもね」

――お気に入りのゴールは?

ジェコ「チェルシー戦のダイレクトボレーかな。何度も観たんだ。もっとああいうゴールをたくさん決められるようになりたい。それにあのときスタンフォードブリッジのゴール裏にはロマニスタが集結していたから、あの得点にはまた別の重みもあった。みんな大騒ぎしていたよね」

――サッカー選手にならなければどのような仕事をしていましたか?

ジェコ「考えたことないな。好きなスポーツはいっぱいあるけど、サッカーが常にダントツだった。学校でバスケをする機会が多くて、それで身長が伸びたのかもしれない。バスケの技術はある程度あると思う」

――プロを目指す人に一言。

ジェコ「簡単じゃないさ。やるべきことは本当にたくさんあるからね。なによりも才能が物を言う世界ではあるけれど、それがあるからプロになれるってわけでもない。ぼくはこれまで、才能に恵まれなくてもハードワークし続けるプロ選手たちを観てきた。そして、ボスニアのユースにいた頃、ぼくよりも良い選手でありながら高みに達しなかった選手も観てきた。つまり運も必要なんだよ。それでいながら常にポジティヴな思考でハードワークし続ける必要がある」

――なぜ左足のプレーが得意なのですか?

ジェコ「全体トレーニングが終わった後に練習していたからだよ。常にハードワークだね」

――10代の頃にどこでローマのマフラーを手に入れたのですか?

ジェコ「その質問してるのラジャ(ナインゴラン)だろ?見えるよ(笑)17,8年前にイタリアのフェラーラでトーナメントに参加したんだ。ラツィオとミランも参加してたな。自由行動のときに記念にマフラーやユニフォームを買おうってなって、そこでぼくはローマのマフラーを選んだんだと思う。買ったのは間違いないけど、この写真を見るまですっかり忘れていたよ!それだけにローマでプレーしていることが更に誇らしくなったんだ」

――ミキタリアンとプレーするのはどのような気持ちでしょうか?

ジェコ「ぼくと同じドイツとイングランドでプレーしていたから知っていたよ。ミキのプレーは好きだった。そして今は人としてもいいヤツってことを知っている。間違いなくこのクラブとチームが持ち続けるべき選手だ。ぼくたちのようなベテランはここで重要な結果を手にする必要がある。だからぼくたちは、これからもローマに残りたいと願っている」

<了>

コメント

  1. レントン より:

    マフラーの写真、最高です!
    ジェコへの愛着が更にUPしました。

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      レントンさん
      ぼくも愛着が増しすぎて、ジェコのユニフォーム眺めながら寝ていますw

  2. 馬顔 より:

    関係ないけど自粛続きで暇なので、
    MC5とかジョンスペンサーとかザックデラロッチャが、
    「マザファカ!」って叫んでるのがカッコイイので真似したいけど、
    常用語で言おうとすると「お前はお母さんとヤった!」って、
    ミキの漫才のツッコミみたいになってしまうという話をしてもいいですか?

  3. 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

    馬顔さん
    じゃエアロスミスの名曲mamakinがmotherfuckerの略であることもお伝えしておきますね。

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