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【主将インタビュー】ペッレグリーニ「ローマ愛を示すためにエンブレムにキスをする必要はない」

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ローマのカピターノ、ロレンツォ・ペッレグリーニのインタビューがイル・メッサジェッロ紙に掲載されました。彼しか語れない興味深いエピソードの数々をお楽しみください。


最近モウリーニョ監督からの連絡はありましたか?

ペッレグリーニ「いいや、連絡はないよ。でも、ぼくとミステルの間には何もないし、お互い言うべきことは言ったはずだ」

ロッカールームの指輪の話など、確執に繋がるエピソードがニュースになりましたが?

ペッレグリーニ「ロッカールームの中の話は外に持ち出してはいけない。だから話をしてこなかった。でも残念ながらその話は報道された。だから、ぼくはジョゼとはいつも素晴らしい関係を築いていたとだけ言いたい。彼は事実ではないものを信じた。ニュースで読んだ限りでは、解雇で深い恨みを抱いた瞬間、ぼくに対する噂を信じてしまったのだと思う」

それからどうなったでしょうか?

ペッレグリーニ「否定する時間もなかった。プレゼントした指輪が手紙付きでロッカールームに置かれていた時、正直傷ついたさ。ぼくたちは一緒に喜怒哀楽を共にしたのだから、ミステルが直接返しに来る方が良かった。だから、トリゴリアを出ていくとき、ぼくは自分が唯一できることをした。ぼくたちは最後に長い時間話し合い、彼がどのような状況でローマを出ていくのかも理解した。その内容には触れたくないが、お互いの考えをハッキリさせた。そして、これだけは言いたい。ぼくにとってモウリーニョ監督はこれからも感謝し続ける監督なのだと」

夏のトレーニングキャンプであなたはこれまで以上に落ち着いて見えます。

ペッレグリーニ「そうかもね。確かにこの1年は簡単ではなかった。悔やんでも悔やみきれないのは、すべてを出し切れなかったと感じている事。それがローマ愛の欠如だと誤解されたのが悔しい。愛情表現とは自分を偽ってまで示すものではない。ぼくは何かを心に決めたら必ずそれを達成すると断言する。キミたちには信じて欲しい」

あなたはSNS上で笑わないことが批判されています。ご存じでしたか?

ペッレグリーニ「(微笑みながら)ぼくを知る人たちはその批判がナンセンスだと判っている。ぼくはごく普通の家庭で育ったシンプルな男なんだから。でも断言するよ、ローマを愛していると伝えるためにユニフォームにキスをする必要はない。カピターノかどうか、ユニフォームの番号が何番かも問題ではない。自分が何者であるかが重要なんだ。以前、何が何でもローマダービーに出たくて、怪我をおしてプレーした。そのせいでユーロ決勝を逃してしまった。でも当時ぼくはフォンセカ監督にダービーでプレーしたいと伝えていたので欠場したくはなかった」

新加入のドフビクはどうですか?

ペッレグリーニ「厳密にいえばルカクの代役というよりはヴィエリを思い出させる。ルカクと同じ仕事ができるけど、得点するためにプレーしていると思う。まるで野獣のような選手だよ」

今シーズンのポジションはトップ下?それとも左ウイング?

ペッレグリーニ「ぼくはミッドフィルダーだからワイドではプレーできないよ。でもスパレッティ監督のときもぼくは開いて幅を作り、ボールを持ったら内に絞ってサイドバックが上がるスペースを空けるという役割だった。そうすればスタートポジションに関わらず、ぼくは攻撃的なMFでプレーできる」

デ・ロッシ監督を一言で表すならば?

ペッレグリーニ「よく考えないとな・・・うん、いい逸話がある。ぼくはダニエレとは現役時代チームメイトだった。でも就任初日、ダニエレはチームメイトの目の前でぼくにこう言った。「俺はお前を昔から愛しているけど、それ以上に俺が自分の子供を愛している事を忘れないでくれ。だから気の抜けたトレーニングやプレーをしないならここから出ていけ」襟を正されるような有難い言葉だったよ」

クリスマスメッセージみたいな話ですね。でもデ・ロッシ監督にも欠点はあるのでは?

ペッレグリーニ「キミはぼくをトラブルに巻き込もうとしているね(笑)どうだろうな、気難しい・・・そう気難しい人物。いや、気分屋と言ったところかな。それもものすごく、ね。ある日幸せそうで、別の日は不機嫌といった感じではなくて、朝はハッピーだけど、30分後には怒り、気がつくとまた笑顔になって、1時間後にはふてくされている。そんな人なんだよ(笑)・・・さて、次の移籍先を探さないと!」

<了>

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