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【リーグ最多シュート数】ローマはなぜ得点とシュート数が乖離しているのか?

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昨日の会見で、攻撃陣の得点力について訊かれたスペシャルワンは「我々はゴールとシュートの数が不均衡だ」と回答した。

これを数字で示すとこうなる。

チーム 得点 シュート数 枠内シュート数 GPS 枠内GPS 平均SH距離(m) 得点期待値
Roma 18 195 50 0.09 0.34 14.3 19.3
Atalanta 20 182 52 0.1 0.35 14.7 18.6
Inter 28 166 61 0.16 0.43 13.7 21.9
Napoli 23 166 56 0.11 0.34 16.7 20.3
Empoli 16 162 45 0.07 0.27 16.4 15.1
Torino 15 162 44 0.09 0.34 14.8 14.8
Juventus 16 161 49 0.09 0.29 15.4 14.5
Milan 24 154 43 0.14 0.49 17.0 19.3
Sassuolo 13 149 56 0.08 0.21 15.9 15
Genoa 17 146 42 0.08 0.29 17.0 15.3
Fiorentina 16 144 50 0.08 0.22 16.5 15.4
Bologna 16 141 46 0.11 0.33 15.2 12.3
Spezia 12 136 42 0.09 0.29 17.8 11.6
Udinese 12 132 48 0.08 0.23 15.4 13.6
Salernitana 9 126 36 0.06 0.22 14.9 11.6
Lazio 22 123 54 0.15 0.35 14.9 16.2
Sampdoria 12 122 34 0.09 0.32 16.3 11.4
Cagliari 13 112 32 0.1 0.34 15.7 10.8
Hellas Verona 24 105 42 0.19 0.48 15.0 15.5
Venezia 8 94 29 0.07 0.24 15.5 9.9

*GPS=goals per shot

ミステルの言葉通り、セリエA全20チームでローマが最も多い195本(表太字部分)を蹴っている事が判る。ちなみにこの表ではPKは含まれない。つまり、モウリーニョはこのピュアなシュート数を論拠にして前日会見で話をしたのである。だが、ぼくたちロマニスタ観戦者のインプレッションとしては、そこまでシュートを打っているイメージはない――というよりも、なかなか敵陣に踏み込めないもどかしい印象だ。つまり、この数字からは『よもや我軍は隙きあらば遠目からでも無駄撃ちをしているのではあるまいか?』という仮説を立てることができる。だがこの説もロマニスタの感覚としては、遠目からのシュートが多いとは思えず、今ひとつしっくりこない。しかも、FBrefで新しく設けられたぽい平均シュート距離(ローマ速ではヤードからメートルに換算しています)で14.3m(表青字)という数字ならば、そこまでミドル、ロングシュートがあるとも考えにくい。

そこで次に見たいのが枠内シュートで、ローマは195本のシュートの内、枠内に飛ばしたシュートが50本(表赤字部分)あった。つまり平均25.6%となる。つまり問題はここだ。このスタッツのセリエA平均本数が45.6本であることから、一見50本はリーグの平均以上に得点の可能性のあるシュートを打てているように見えるが、この結論はミスリードで、各クラブの枠内シュート÷総シュート数から算出したリーグ平均は31.9本であり、前述の25.6本と比較すれば、実は今季のローマは、得点性の高いシュートをそれほどは打てていないのである。加えてこの数字はリーグワーストとなっている。

つまり第11節ヴェネツィア対ローマは、シュートの打てないヴェネツィアと、打つけど枠に飛ばせないローマのマニアックな見どころの戦いと言い換えることが出来る。そこでもうひとつ、今季を見てきたロマニスタならば、センターフォワードのタミー・エイブラハムがほとんどシュートを打てていないことも理解できていると思う。前節ミラン戦などは、CKを含む24本のシュートで、タミーのシュートは1本のみ。これでは懐疑論も仕方がない。つまり、最もフィニッシャーとして精度の高いはずのタミーが打たず、技術的に劣る(可能性のある)他のポジションの選手が打っているから枠内に飛ばせていないというシステム上の理由もありそうだ。

おそらくモウリーニョはこれも知っていて、タミーとショムロドフ(少し自信をなくしているらしい)に期待してスターター起用を考えていると思われる。ただ、それだけでは勝率が上がらないので、3-4-1-2に変更して攻撃に厚みをつけたいと考えている。この3-4-1-2は、フェリックス・システムとも呼ぶべき18歳のガーナ人ストライカー、フェリックスの持ち味を活かすためのフォーメーションだ。仮にこのシステムでスタートするのであれば、現在コンディションが万全ではないタミーを休ませることが可能だ。また、ザニオーロをベンチに置く戦術的な理由にもなるだろう。まずはこのシステムで先制した後に4-4-2に戻してカルレス・ペレスやザニオーロを投入するという計算をしているに違いない。

予想フォーメーション

ヴェネツィア: Romero; Mazzocchi, Caldara, Ceccaroni, Molinaro; Crnigoj, Ampadu, Busio; Aramu, Forte, Okereke.
控え: Maenpaa, Tanner, Modolo, Heymans, Bjarkason, Ebuhei, Svoboda, Haps, Kiyine, Peretz, Sigurdsson, Henry.
監督Zanetti.

ローマ: Rui Patricio; Mancini, Kumbulla, Ibanez; Karsdorp, Cristante, Veretout, El Shaarawy; Pellegrini, Abraham, Shomurodov.
控え: Fuzato, Boer, Zalewski, Reynolds, Bove, Diawara, Villar, Tripi, Mayoral, Carles Perez, Mkhitaryan, Zaniolo, Afena-Gyan.
監督Mourinho.

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