ローマ公式によるディバラ、ファーストインタビューをどうぞ。
パウロ、ローマにようこそ!ローマの選手になった感想は?
ディバラ「まず最初に、ここに来ることができてとても嬉しい。長い間待たされたから、こうしてリスタートできることに感謝しているんだ。新しいチームメイト、新しい監督、クラブで働く人たちに会いたいと思っていた。だからとても嬉しい気持ちだね」
この数日、慌ただしい日々を過ごしましたね。
ディバラ「そうだね。交渉は週末に行われたんだけど、そこから全てが早かった。ぼくも早く次のクラブで始めたかったから決断をしようと思ったんだ。だから、クラブと必要な確認を終えて、すぐに契約書にサインした」
ローマ移籍の決め手は?
ディバラ「たくさんあるよ。監督、ゼネラルマネージャー、そしてもちろんクラブオーナーと話したことが主な決め手かな。彼らの言葉はそれぞれに説得力があり、それがぼくにとって重要なことだった。監督の考えが明確だったことも大きな理由だよ。もちろん、このチームでプレーするのは、この都市やイタリアが世界で象徴するものの為にプレーするのと同義で、とても素晴らしいことだと思う」
他に感謝している人はいますか?
ディバラ「いつも支えてくれる家族や友人たちかな。彼らはぼくにローマ行きを勧めてくれたから一緒に喜んでるんだ(笑)それから日々一緒に働いている仲間だね。あ、あと、もちろんロマニスタたちにも感謝だよ。みんなぼくをここに連れ来るためにあらゆることをしてくれたんだから」
ジョゼ・モウリーニョという偉大な監督と一緒に仕事をするお気持ちは?
ディバラ「モウリーニョ監督が何者で、何を成し遂げ、何ができるかは誰もが知っている。監督との話はとても興奮したし長電話になっちゃったんだ。とても楽しい時間だったよ。ぼくは幸運なことにこれまで史上最高の選手たちとプレーすることができたけど、これからは史上最高の監督と仕事ができるんだね」
今シーズンの目標は?
ディバラ「まずは心身ともにフォームを上げていきたい。他の選手と同じくらいの最高のコンディションにするために働くよ。これまでのキャリアで身についたメンタリティと、今までの経験でこのチームを勝利に導きたい。ワールドカップも控えているから、最高のコンディションでローマに貢献しながら年末にはトロフィーも手にしたいと思っているんだ」
近年のローマの成長についてどのように感じていましたか?
ディバラ「ローマは世界的に有名なクラブで、ぼくがイタリアに来る前から在籍選手を知っていたくらいさ。それに、ここ数年で大きく成長したと思う。外から見ていてとてもストイックなクラブだと感じていたし、中にいればなおさらそれを感じたね。ローマがカンファレンスリーグを制覇したことが、まさに彼らがやってきたことを明確に表しているんじゃないかな?今季も多くの目標があるから一緒に成し遂げたいよ」
あなたはこのクラブに入り、あの有名なゴールパフォーマンスをする運命だったのかもしれませんね。*ディバラのゴールパフォーマンスは、ローマのグラディエイターに由来している。
ディバラ「ぼくはローマという都市が昔から好きだったんだ。子供のころにこの街の歴史や、グラディエイターに関する映画をたくさん観て育った。だから、ぼくのローマ入りは間違いなく運命だよ!」
なぜ背番号21を選んだのでしょうか?
ディバラ「ここで10番と言えばフランチェスコ・トッティだと思う。そのユニフォームが、都市とロマニスタにとってどのような重要な意味を持つかを考えれば、それは今はまだトッティのものであるべきだ。ローマで10番のシャツを着るには多くの責任と、そして尊敬を伴うはずさ。いつか10番を着る日がくるかもしれないけど、今は21番で幸せだし、できればこの番号で、ここでも成功を収めたい」
ロマニスタはとても情熱的です。彼らに会う準備は?
ディバラ「ローマと対戦するためにオリンピコに行くのは、ぼくたち南米人にとってはアルゼンチンやブラジルでプレーするのと同じような感覚だと思う。ヨーロッパではなかなか見られない南米のような応援を彼らはしてくれる。対戦相手としてもあんな環境でプレーできるのはとても嬉しかったし、今度はローマ選手として彼らに支えられてプレーできるのは特別な事だと確信してるんだ」
5月26日の祝賀会の様子はご覧になりましたか?
ディバラ「映像を観たよ。新しいチームメイトともその話をしたんだ。彼らはみんな、あのファンのお祝いや感謝について感激していたね。あの映像だけでも、ロマニスタのサッカーやチームに対する熱が伝わってくるよ。良いときも悪いときもあのようなサポートが受けられるなんて、ぼくたちサッカー選手にとってはとても助かるよ」
最後にあなたの到着を待ち望み、SNSを通じて熱狂的な盛り上がりを見せていたティフォージへメッセージをお願いします。
ディバラ「ええと、まずたくさんのメッセージに感謝しています。あまりにたくさんなのでひとつひとつに返信できなくてすいません。近いうちに直接お会いして、みなさんに喜びを届けられるように頑張りたいと思います」
<了>
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